カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

アドベンチャー・ヒーローの最後の敵【インディ・ジョーンズ最後の聖戦】ヒーローはボランティアで、かつ世襲。割に合わない職業か💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

このアドベンチャーものの最右翼、インディ・ジョーンズのシリーズものを最近、ご覧になった方、いらっしゃいます?!

やっぱり面白い! 

アドベンチャーの中のアドベンチャー😊

大大エンターテイメントです。

前回の記事↓では、舞台が中東やアフリカを離れ、アジアに来ると、スピルバーグが作り上げるアドベンチャー度合いが、減速気味なことに少し触れました。

しかし、今回は、世界最大の悪役『ナチス』が相手。この作品のアドベンチャー度合いは低まるどころか、逆に、そのアドベンチャー度合いは爆発しています😊

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【目次】

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インディ・ジョーンズものの少し変わった点

このインディ・ジョーンズのシリーズは世界各国を飛び回るアドベンチャーものとはいえ、アメリカの映画です。いつものアレが欠けてます。

そうなんです。

今まで、ファミリーの話が、全然出でこないんです。

アメリカ映画といえば、アドベンチャーであるにせよ、アドベンチャーでないにせよ、コンビニのように、毎日の生活に欠かせないもの💦

この点が、このアドベンチャーシリーズの唯一の不思議な点でした。

 

作品紹介

前作までは影も形もなかった、インディ・ジョーンズの父親。中世を専攻し、インディ・ジョーンズを放任してきた父親が登場します。

なんと、これまたアドベンチャーもののヒーロー、ジェームス・ボンド役のショーン・コネリー

そんな彼が、聖杯(*)を探す旅路で行方不明に。聖杯とは、キリストが最後の晩餐でワインを飲むのに用いたとされる杯。尊い存在として、キリスト教信者が、アドベンチャーを克服しつつ、追い求めてきたもの。

聖杯(セイハイ)とは - コトバンク

ここで、これまた、アドベンチャーには欠かせない?要素である、ナチスが再登場。

父親を奪回し、聖杯をナチスより早くゲットすることが、今回のインディ・ジョーンズのミッション。

僻地に探索にでかけ、そこで聖杯を巡る聖なる伝説と、オカルティックであり、かつ俗っぽいナチスとの攻防が始まり、アドベンチャーが最高潮を迎えます。

出典はアマゾンさん。

 

キリスト教あるあるを要求され過ぎ。聖杯って知ってますか?

失われたアーク、でもそうでしたがキリスト教系の知識をそこそこ要求されます。

アメリカでは、みんな、ご存知なんですかね?!

先にも触れましたが、聖杯っていうのは、最後の晩餐でキリストが使ったと言われるカップのこと。ヨーロッパでは、中世の頃から、アドベンチャーものの、格好の素材になってきたようです。

キリスト信者の方なら、それなりに御利益(◎ ごりやく ✖️ ごりえき)があると思う人がいてもおかしくありません。

ただ、このアドベンチャーでは、もっと積極的な意味合いがつけられてます。

とにかく、いろんなパワーが秘められていると。

11世紀の終わりから、何度も何度も、ヨーロッパから中東に大遠征し、アドベンチャーを繰り広げた、かの「十字軍」も、追い求めたとか。

聖杯(セイハイ)とは - コトバンク

念のためですが、

  • 最後の晩餐 →キリストが処刑される前日の、弟子たちとの会食
  • 十字軍キリスト教徒が、聖地エルサレムを奪回するための軍隊 

 

とぼけた、親父さんの味

今回、インディ・ジョーンズは、お父さんのオトボケぶりに、かなり食われてしまってます💦

中世の研究に没頭して、世間とは没交渉な存在。もちろん、だからといって、この作品のアドベンチャー度合いが薄まるわけではありません!!

ネタバレになるので、詳しくは言いませんが

  • 気持ちいいほど、息子の気持ち無視 
  • まだまだ、お若い!!生々しい!!
  • 好奇心旺盛
  • 謎解き大好き

そんなおじさん。やっぱり、人気でるかも。

 

やっと出た!ズルく賢いヒロイン!峰不二子風。

特に、アドベンチャーものとか、サスペンスものだと、こんな女性がいると話が引き締まりますね。

ナチスはともかくとして、このアドベンチャーものには、いままでは、なんだかんだ言って、いい人たちのオンパレードだったので、なんか拍子抜けしてました。

もちろん、別の魅力はありましたよ。何より、心躍るアドベンチャーかありますから!!しかし、そんな大きな存在を敢えて登場させなかったのは、このアドベンチャー大作のヒーロー「インディ・ジョーンズ」を引き立たせるためたったのかも。

でもでも、今回のヒロインは、そこそこ悪い女。

峰不二子風。

これこそ、正解!!

このアドベンチャー作品が、ますます、大変なことになっています😊

 

また、次回。

 

#聖杯

#十字軍

#最後の晩餐

#スピルバーグ

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#ハリソン・フォード

#ショーン・コネリー

#ネットフリックス

1万年かかる計算を200秒で済ます量子コンピュータ💦【宇宙は「もつれ」でできている】超高速化の秘密は、この「もつれ」。

こんにちは、カタツムリ系です🐌

物理、特に量子論は、レーザーだとか携帯電話にも活用されている最新技術の、バックボーンにもなっている、働き者です。

コンピューターとしての機能も、この量子力学が格段に向上させているという、最新のニュースも見かけました↓なんと、スーパーコンピューターで1万年かかる計算が200秒で出来てしまうとか。

そんな身近なトピックと並行的に、宇宙の有り様、もっと言えば、宇宙の起源を見つけようという、かなり壮大な目的に向かって、量子論研究者の方は努力されています。そんな中、

ワードを目にします。本当に量子論は小難しいワードが、てんこ盛り。でも、これらに加えて「もつれ」!?なんていうコンセプトもトッピング?!文字通り、理解を「もつれ」させてくれそうです💦  

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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まず「もつれ」って?

あんまり分かりにくいので英語を見てみました。「entanglement」。エンタグルメント。直訳だと「絡み合い」と。絡み合い?もつれ?

要は、二つ以上のものが、お互いに「あまり整然としない」形で、ぐるぐるに、まとわりついているようなニュアンスを感じます。

量子論だと、次のようになります。

P-6

一方の量子の物理状態(たとえばスピン)だけを実際に測定器を使って測定し、その値をはっきり確定してしまうと、その瞬間(同時に、すなわちゼロ秒間で!)100兆キロメートルのはるか彼方にある、もう一方の量子の物理状態が、いっさい測定することなく自動的に決定してしまう

たしか、宇宙で一番早いのは光で、その速さは秒速30万キロメートル。しかし、100兆キロメートル離れていても、一瞬で量子間の情報の行き来ができるらしい。光速が宇宙最速という原則を大事にするなら、量子と量子は、どんなに離れていても、予めつながっていることになりますねえ、100兆キロメートルも?!なんか、言いたい放題ですね💦

P-9

すべては系内の全範囲にわたって「局所的」に起こるのだ

量子のもつれは、常に、✖︎ローカル ○グローバルという性質をもつらしい。これは、驚異的な発見ですね。 

 

とは言え、最初から「もつれ」は広く信じられていたわけではない

P-31

アインシュタインは(中略)ひとつひとつの粒子を個別に扱うと、粒子は「実に謎めいた影響を相互に」及ぼしているように思われた。それどころか「幽霊による遠隔作用」あるいは「テレパシーのような結びつき」と皮肉を言った  

 知識のない私から見れば、極めて真っ当な反論。100兆キロメートル離れている量子が「もつれ」と呼ばれるような密接な関係性を維持していることを指して、幽霊だか、テレパシーだなどと皮肉を言うのも、致し方のないところでしょう。しかし、この本の流れから見れば、アインシュタインが間違っているよう。

アインシュタインの物理的美学からすれば、許せなかったのかもしれませんが、重力に関するアインシュタイン方程式への「宇宙項」の無理矢理な挿入はじめ、アインシュタインも、まぁまぁ、やらかしてます。一般人には手の届かぬ、やらかし方ですが。宇宙項とは、宇宙は一様で、一定であると思いたいという気待ちが強すぎて作り出した、妄想的な?項目とのこと。もっとも、アインシュタインは正式に誤りを認めています。

宇宙項(うちゅうこう)とは - コトバンク

 

やっぱり出た!シュレディンガーの猫

P-321

この背理法〜生と死を同時に重ね合わせた猫〜を用いて、シュレディンガーは、整合性を保つために観測を必要とする理論が抱える絶望的な状況を示した

シュレーディンガーの猫(しゅれーでぃんがーのねこ)とは - コトバンク

んー、シュレディンガーさん、良いこと言います。量子が「ツブ」であり同時に「ナミ」ということは、複数のパターンが同時に存在していることですよねそれが、普通の人間には、ひとつのパターンとしか見えないのは「観測」した瞬間に「ナミ」がギュッと収縮して、一つにまとまるのだというのが、いわゆるコペンハーゲン解釈。でも、生きとし生けるものの、最大のイベントたる「生」と「死」が、同時に存在していて、しかも、人が観測すると、どちらの状態かに決まるというのは、あまりに「絶望的」に「強引で、無理のある」理屈だという指摘。そりゃ、そうですよね💦

コペンハーゲン解釈(コペンハーゲンかいしゃく)とは - コトバンク

P-324

アインシュタインは(中略)その猫が生きているかいないのかは観測行為とは独立していることを誰も本気で疑ったりしないでしょう

アインシュタインも、やらかす前は、強気に援護射撃しています😊

 

改めて「もつれ」なんて、なかなかエッジの効いたコンセプトですね

かつてデカルトが、その著者「方法序説」で「困難は分割せよ」と言ってます。

方法序説 (岩波文庫)

方法序説 (岩波文庫)

 

出典はアマゾンさん。

そう「分割」です。「もつれ」の真逆。困難は分割せよ、というと賢そうだし、なにより、実感として、その効果を感じられます。いろんな情報を整理してグルーピングせよ、ということですしね。分かりやすい。しかし、宇宙の根本は「もつれ」なのですね。エッジ効いてますね。奥深いという言葉には収まらない、それこそアインシュタインが口にしていた「幽霊」的なものさえ感じます。

 

また、次回。

 

#宇宙はもつれでできている

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#アインシュタイン

#相対性理論

#ブルーバックス

【消えた反物質③】良質のミステリー。宇宙には虚数時間もあるが、負のエネルギーも出てきた💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

粒子と反粒子

  • 一旦生まれてもすぐ消えてしまうし
  • 対消滅で、お互いに消し合うのが基本
  • とすれば、どちらも同数のはず 
  • しかし、宇宙は粒子遠(物質)だけが残っている  

のです。ミステリー。かなり、複雑に仕込まれた良質のミステリー。

前回の記事↓

消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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粒子(物質)が残ってしまっているわけは

P-25 

宇宙の膨張とともに温度が下がってくると、飛び交っている粒子や反粒子のエネルギーは対生成をするのには不十分になってくる。その結果

対消滅が勝り、ついには粒子か反粒子、どちらか数が少ないほうがなくなるまで対消滅が進む

 それにしては、熱というのは、パワーの源ですね。

P-25

現在の宇宙が粒子からできているという事実は、高温高密度のときすでに粒子のほうが反粒子より多かったことを意味する(中略)その非対称度は(中略)10億個の粒子(あるいは反粒子)に対して差は一個程度というきわめてわずかな違い

ロジカルではあるのでしょうが、ミステリーが、宇宙誕生に遡ることで(単に先送り」されたような気がするのは気のせい?!

しかし、本書の筆者もやはり、そんな懸念はあるのだとか

P-25

この粒子と反粒子の数のわずかな差は、宇宙が誕生したときに用意されていたのであろうか(中略)いささか不自然な気がする

 

物質>反物質のカラクリの謎解き

P-25

単なる対生成と対消滅でない過程が必要となる

それは何でしょう💦結論から先に言うと「対称性の破れ」なのだそうです。こういうと、随分クレバーな感じしますが、要は、当初、粒子と反粒子が対称的な存在だと思ったら、細かいところで、そうじゃなかったと言うことらしいです。

P-30

CP対称性の破れの発見は人々に衝撃を与えた。

CP対称性の破れ(シーピータイショウセイノヤブレ)とは - コトバンク

そこまでの衝撃?!

P-31

パリティの破れ、すなわち物理法則が左右対称ではないという事実はやはり衝撃をもって迎えられたが、これは良い相互作用にとっては普遍的な事実である

(P-30 パリティとは空間反転のことで、直感的にいえば物理法則が鏡に映しても同じかという問題)

これだと少し分かります。ニュートンアインシュタインも、宇宙は一様で定常的で美しいと考えていて、それは信念でもあったようです。左右対称なんていう要素は基本中の基本だったことでしょう。そこから崩れるなんて、衝撃だったはず💦

 

相対性理論量子力学との整合性を取ろうとしたディラック。なんと、負のエネルギーを導いてしまった

P-43

ディラックは電子のしたがう量子力学的な方程式を相対性理論と整合したものにするには、電子の状態を四個の成分より成る波動関数で記述するとよいことを発見(中略)ことろが困ったことに、この方程式を解くと負のエネルギーが現れる

また変なの出てきました。

アインシュタインの方程式との不具合

とすると、例えば

  • アインシュタインの方程式「E(エネルギー)=m(質量) ✖️ c(光速)の二乗」というものがあります↓
  • 変形すると「m(質量)=E(エネルギー)➗c(光速)の二乗」↓
  • E(エネルギー)がマイナスだと、m(質量)もマイナスのはず↓
  • 質量がマイナス?!

限りなく光子を放出してエネルギーを失い続ける

負のエネルギーだし、最低エネルギーの縛りもないので、いつまでもエネルギーを放出できるはず。これは迷路💦

 

結局、負のエネルギーもアリらしい

P-46

この困難を回避するためにディラックは、何もないように見える真空も、実は負のエネルギーの状態すべてに電子が詰まっているのだと考えた。

すいません。どうして、この説明が有益なのかを本書で記述されていますが、私には分からないので、結論だけ書き留めました。すいません💦 

 

まとめ

以上のストーリーをまとめると、次のようになるか、と。

  • 粒子(物質)が反物質との間で、対消滅というプロセスを経て、完全相殺されないのは、そもそも宇宙の対称性の破れのせい 
  • ディラック相対性理論量子力学に整合性をとるべく生み出した方程式は、なんと負のエネルギーを解として持ってしまった
  • この不可思議な状態は、真空にはすべて電子が含まれていると考えると解決される

 

また、次回。

 

#消えた反物質

#小林誠

#ノーベル賞

#CP対称性の破れ

 

【現代素粒子物語】ブラックホールは気軽に誕生する可能性?!でも安心してください。当面は、落ち着いてそうです💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌  

ネーミングからして、どう考えても面白くなさそうなのに、意外な魅力を見せる素粒子物理学

物質(粒子)と反物質反粒子)は

  • 一緒に生まれて(対生成)
  • 寿命は一瞬で
  • 一緒になくなる(対消滅

という、サイエンスのような、SFのような、神秘的な現象を見せる宇宙。このミステリーを探るのが素粒子物理学

おまけに、「負のエネルギー」までできてしまうという。まぁ、宇宙誕生は「虚数」時間で表すとスムーズに説明できるくらいだから、「負のエネルギー」もありか、と。

素粒子関連記事↓

現代素粒子物語 (ブルーバックス)

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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地味なネーミングな割に「宇宙の根源的」イメージが強い素粒子物理学

P-10

あまたある科学や学問の中で、素粒子物理学ほど私たちの宇宙観や世界観に決定的な影響を及ぼしたものはない

少ない知識ながら、なにか、強烈に共感。

 

素粒子物理学を引っ張るCERNLHCは、宇宙と連動するホラー?!

スイスにあるCERN(セルン)という有名な研究所があります。

そこにはLHC(大型ハドロン衝突型加速器)という装置があります。

 

円形に建設され一周27kmというのは、山手線と同じ。しかも

P-13

高速地下まで加速した陽子(水素の原子核)を毎秒何十億回も衝突させている

ツワモノ。そんなツワモノだから、強固で不変かと思いきや

P-19

LHCは月の満ち欠けに応じて微妙に姿を変えもする。満月の時、ジュネーブの土地は月に引っ張られて30センチメートルほど上昇、そのせいでLHCの円周は約1ミリメートル長くなる

 

LHCブラックホールが誕生?

もともと、陽子と陽子を衝突させて、その結果を研究しようという、素人から見れば、なんだかバカにされたようなシンプルな説明💦

しかし

P-18

10年を越える歳月と5000億円の巨費を投じて2008年秋に完成した

LHCは、高い機能を持ち合わせているはず。しかし、そんな最先端の大規模研究所にも怪しい噂が

P-34

LHCの稼働が近づいた2008年、世界を不気味な噂がかけめぐった。「LHCの実験で陽子同士が衝突すればミニ・ブラックホールが誕生する」「その結果、地球はブラックホールに飲み込まれるかもしれない」という情報がネットで流れ、ついにはLHC稼働中止を求める訴えが裁判所に起こされたのだ

分からなくもないですね。なせって、5000億円と10年かけて、陽子と陽子をぶつける研究所を作った施設です。へんな魔術っぽいことをしていても、なんの不思議がありましょう💦

さらには、

P-34

最新の余剰次元理論によれば、陽子を超高速で衝突させるLHCの実験では極小サイズではあるもののブラックホールが誕生する可能性が指摘されている

くらい💦

 

一応、そんなに気軽にブラックホールは生まれない根拠

P34-35を編集

  • ブラックホールの誕生を予言する余剰次元理論は、まだまだ仮設レベル
  • 昔から地球に降り注ぐ放射線の中には、LHCの陽子より大きなエネルギーをもつ陽子がある。大気中の物質と衝突してさまざまなものを作っているが、地球の大気中にブラックホールが誕生した形跡はない
  • 車椅子の科学者ホーキング博士の「ホーキング 放射」によれば、ブラックホールは誕生してもホーキング放射ですぐ蒸発し、周りの物質を飲み込むような時間的に余裕はなし
  • ブラックホールは誕生しても陽子の約1000分の1。とても地球は飲み込まない(陽子の大きさは、1.75✖️10のマイナス15乗メートルくらい。

まぁ、ブラックホールの誕生を恐れて訴えた方も、仕組みはあまり理解せず実行に移したはず。ブラックホール誕生の可能性が低い理由もあんまりピンと来ないはず💦

ホーキング博士ブラックホール関連記事↓

 

まとめ

以上のストーリーをまとめると、次のようになるか、と。

 

また、次回

 

#現代素粒子物語

#CERN

#LHC

#ホーキング放射

#ブラックホール

【ペンローズの”量子脳”理論】「量子」の振る舞いは、まさに「意識」の振る舞い。その類似性。人工知能につながる英知。

こんにちは、カタツムリ系です🐌  

ペンローズは英国でサーの称号をもつ一代限りの貴族。そうなると、相当保守的な理屈を展開している方思いきや、一般相対性理論量子論を超え、人のココロにまでリーチしようという意欲的な学者さんと聞いています。

いかんせん、理解が浅いのですが、読後感としては、ココロというよりは、脳とか神経がターゲットなイメージです。本書の日本語タイトルである「量子脳」じゃないですが、人間の神経細胞の仕組みに目をつけて、それを物理的な観点で解きあかそうとしている感じ。今で言う人工知能への関心のように見えます。なので、あまり「ココロ」を強調するのは、少し脱線な感じもします。

ペンローズの“量子脳”理論―心と意識の科学的基礎をもとめて (ちくま学芸文庫)

ペンローズの“量子脳”理論―心と意識の科学的基礎をもとめて (ちくま学芸文庫)

 

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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量子力学と非計算的なこと

P-79

量子力学には根本的に欠けているものがあるわけだから、それを完成するためには、現在の理論にはない何かが必要です。そこで、私は、「非計算的」な要素を付け加えるというのは、それほど悪い考えではないと思うんです。

ペンローズさんは、量子力学はリスペクトしつつ、明らかに、何か足りないと確信されているようです。そして「非計算的な」部分を重要視されてますね。しかし、非計算的なことについては、ズバリ教えてくれません。 

P-78

ここでは決定論的な計算可能性がランダム性と結びついています。これは私が非計算的と呼ぶものではありません。非計算性は、このような図式を超えたものなのです。ですから、私は、真の非計算性を考慮するためには、現在の物理学では不十分だと主張

どうやら、ペンローズ さんの言う非計算性というのは、もちろん単なるデタラメなものではないでしょう。1➕1=2というのような単純なものではないくらいの意味でしょうか。

P-76

意識というのは、なにか別の存在です。それは部分の寄せ集めだけではなく、一種の大局的な能力で、置かれている全体の状況を瞬時にして考慮することができる。だから、私は意識が量子力学と関係すると考えるのです。

どうやら非計算性というのは、計算出来ない、みたいな否定的な意味づけではなく、計算を超える「判断力」のようなプラスアルファの性格を追加していますね。

大局的な量子力学?!

P-76

量子力学でも、意識に似たような状態があるのです。大局的で、それ自体で存在していて、こまかい部分の結果でないような状態が。

量子力学の「大局的」な部分を教えて欲しいですね。でも、ここでは、お預け💦なお、じゃあ、これから量子力学で意識を説明し始めるのかと言えばそうでもなく

P-79

意識を説明するには量子力学か必要だということではないんです。意識を説明するには、量子力学を超える必要があるんです。

意識と量子力学が似ているのなら、観測者が見た瞬間、ギュッーと縮むで、波から粒子になるという問題については?

例の観測問題というポイントです。予想とは異なり、この波動関数の収縮というプロセスは、人間の意識の動きにかなり似ているのでは!と思わせる説明をしてくれます。

P-141

「客観的な波動関数の収縮」は「意識」のさまざまな特徴とどのように関係しているのだろうか?(中略)量子力学的な重ね合わせ状態が(中略)ある質量ー時間ーエネルギーのしきい値(中略)に達するまで、他の(中略)波動関数を次々と巻き込んでいく。

たしかに、レベルの差こそあれ、なにかの行動や気持ちを一つにまとめるとき、いろんなごちゃごちゃした思い(=波動関数)を並行的にもつわけですが、これが、ある程度のレベルになるまで、ごちゃごちゃした思い(=波動関数)を巻き込んでいきます。意識の動きにそっくり。

P-142

私たちは、波動関数の収縮が起こる前のコヒーレントな重ね合わせの状態(すなわち、量子力学的な計算が行われている状態)を、「前意識的プロセス」と見なし、瞬間的に起こる(そして、非計算的な)波動関数の収縮を「一つの離散的な意識イベント」と見なす。このような「客観的な波動関数の収縮」が次々と起こることによって、「意識の流れ」が生ずる

ごちゃごちゃした思いが、ある一定レベルまで煮詰まって一つの明確な意識となるが、こうした「ごちゃごちゃした思い→一つの明確な思いへの昇華」が「意識の流れ」なんて、なんと、革命的な見方なことでしょう💦

 

最後に

意識の中を、大雑把であっても、量子力学の「波動関数の収縮」になぞらえて説明できてしまうペンローズさん。その英知ぶりに、ひたすら関心。もう、かなりのご高齢だそうですが、さらなる新しい視点を提供して頂けないものかと切に思います。ただし、最近亡くなった車椅子の物理学者ホーキング博士との共著は、ちょっと難しすぎて💦

この後、人工知能系の議論も続きますが、原著は1996年発刊。なんとはなく議論がボンヤリな感じもして、割愛💦

 

また、次回。

 

#ペンローズの”量子脳”理論

#波動関数の収縮

#ホーキング博士

【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。

 こんにちは、カタツムリ系です🐌

地味ながら、いろんな方面での可能性を秘める重力波。光を含む電磁波ではリーチできない宇宙誕生38万年前より以前の宇宙へのリーチの可能性や、余剰次元の探求など、かなりリッチなコンテンツをもっている可能性あります。そんなこんなで、過去も何度か同じテーマの記事を↓

過去はたまたまか日本の著者でしたが、今回はフランスの方。新しい視点への期待。

重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス)

重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス)

 

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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四つの力のゆくえ

四つの力のおさらい

宇宙の基本的な相互作用の力として

  • 重力
  • 電磁気力
  • 強い力
  • 弱い力

は、類書でもよく取りざたされます。特徴としては

  •   重力は、一つだけ極端に弱いが、遠くまで届き
  •   強い力と弱い力は、強力だけど、到達距離が原子核あたりまで

といった説明です。これだと重力だけは仲間はずれです。しかし、

四つの力の来し方行く末

P-20

今でこそ重力は四つの力のうちで一番弱いけれど、宇宙誕生当時は他の三つの力と同様の力で働いていた(中略)いずれは、重力を含む四つの基本的な力は同じ一つの力が様相を変えたものにすぎないと考えられることになるだろう

なんだかヨーロッパの中世の騎士物語か、はたまたスターウォーズかのよう。かつて一つであったが、今はバラバラになった世界なら宇宙の「真の力」が、再結集を求めて動き始めている、みたいな💦

 

宇宙最大の謎(P-20)

まずは真空エネルギーの登場

これだけ謎はたくさんあるのに「宇宙最大」とは、大きく出たものですね💦

P-20

重力と量子物理学の折り合いを妨げるような大問題が発生します。「真空エネルギー」の問題です。

要は、例のダークマターみたいな話が出てくるのですが、なぜ問題になるのかにつき、ここでは、少し丁寧に説明を受けることができます。

P-20

量子論では、「真空」とは「基底状態」と呼ばれる(中略)宇宙は真空ですが、量子は波動性を持ち、真空でもエネルギーをもっていると考えます。一般相対性理論によると、あらゆる形のエネルギーは時空をゆがめ、そしてそのゆがみ量は原理的に計算できます。もちろん真空エネルギーも計算可能

真空とはいいながら、例の「不確定性原理」という性質で、完全には動きなり、エネルギーなりはゼロにはならないということのように読めます💦

真空エネルギーの謎が拡大。しかし無視?する方向で?

P-20

しかし、量子物理学と一般相対性理論から導かれる典型的な量を使って真空エネルギーを計算してみると、宇宙での観測と両立できる数字に比べて、並外れて大きい(120桁も大きい!)数字がでたのです。

ちょっとした見落とし💦とか、うっかりしてました💦みたいなことで収まる話ではなくなってきましたね💦とは言え、いつか量子物理学と一般相対性理論は統一されて、この真空エネルギーの問題もなんとか解決されるだろう(=真空エネルギーという理念も自然消滅するだろう)という雰囲気があったそうです。まぁ、誤差が大き過ぎて、みなさん、やる気をなくしたのかも💦ところが

真空エネルギーの逆襲

P-21

この同じ真空エネルギーが、ビッグバン直後の指数関数的な(つまり、二乗、三乗と増えていくような)宇宙膨張を説明するために必須の問題となりました。それは宇宙誕生直後の「インフレーション」と呼ばれる時期

地平線問題とか平坦性問題とか呼ばれているらしく、現在、我々が見ている宇宙がなぜに、全ての方向に対して均質であるかを説明する材料が必要になったとか。いまは巨大な宇宙ですが、もともとは相当小さい領域の存在に過ぎなかった宇宙ですが、小さな領域に秘めたパワーの源は、どうやら真空エネルギーと目星がつけられたようです。ということは、真空エネルギーは宇宙の素ですね。たしかに、宇宙最大の謎かも!

ここでダークマターとかダークエネルギーの登場です。そして、我々が知る物質より、はるかに大きな質量をもつらしいダークマターダークエネルギーですが、

ダークマターダークエネルギーと宇宙の膨張加速問題

P-21

宇宙で存在が知られている成分はすべてーー目に見える物質も、存在は知られているが正体不明な物質(ダークマター)も、でんしはもニュートリノもーー宇宙の膨張速度をゆるめる働きをする傾向

ダークマターも、一応、重力には反応するということでしょうか。一方、

P-21

宇宙が実際に膨張の加速段階にあるなら、未知の”ダークエネルギー”というものが、既知の成分を上回っているかもしれません。ところで、そのダークエネルギーとは何でしょう?宇宙の加速膨張を説明する、目下の最有力候補は真空エネルギーです。

どうやら、真空には、我々が知らないダークマターダークエネルギーという二つの存在があり、どうやら

 ダークマター→重力に反応して宇宙膨張の加速とは反対の働きをするものの

ダークエネルギー→重力と反対の向きに働き、宇宙の膨張を加速する方向

のようです。たんなる「空っぽ」だった真空ですが、急に表舞台に出てきましね。そして、だいたい「真空」ですらありませんね💦

 

また、次回。

 

#重力波で見える宇宙のはじまり

#一般相対性理論

#量子物理学

#ダークマター

#ダークエネルギー

#真空エネルギー

【ムーチューブのムー大陸】日本にも超古代文明が存在。ムー大陸との意外な関係性も。

こんにちは、カタツムリ系です🐌  

ムーチューブ と言いますか、月刊ムーに不可能はありません💦

なんと、日本には、アトランティス文明が栄えたとほぼ同時期の一万年以上前に、知られざる文明が存在し、ムー大陸ともパイプがあった可能性を突き止めています!

さすが「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」!!

今回の記事は、この投稿について↓

2015年12月号♯3  真説「ムー大陸」と日本超古代文明の謎

前回の記事↓

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【目次】

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念のための月刊ムーとムーチューブの紹介 

ムーチューブ 自己紹介  

月刊ムーを1000%楽しみたい!

そんなムーをこよなく愛してやまない貴方に贈る、ムー民の、ムー民による、ムー民のための真実を語る唯一のバラエティ番組「MUtube」  

MUTube(ムー チューブ) - YouTube 

 

月刊ムー

ムー 2019年 09 月号 [雑誌]

出典はアマゾンさん。なお、上記画像は、今回の投稿の内容を含まない、別の号です💦

 

ムーチューブの破壊力、ジャンプ力健在

ムーチューブの弱点

如何にムーチューブと言えども、こと、日本史、例えば、邪馬台国↓とか聖徳太子↓とか南北朝時代なんていうトピックになるとまじめになりがち。

お膝元の日本での出来事ゆえ、知識がありすぎるからでしょうか。ほかのテーマを扱っている時の、ムーチューブのジャンプ力が感じられない時があります。

今回

みなさん、安心してください。ムーチューブは、力を出し切っています🥴

 

そもそもムー大陸とは

氷河期の終わり、だいたい一万二千年前くらいに、太平洋に存在していたとされる大陸。しかも一夜にして沈んだとされており、ここらあたりの命運は、かのアトランティス大陸と似てますね。

 

ムー大陸実在説の言い出しっぺ、チャーチワード氏

イギリスの元軍人。赴任先のインド(当時はイギリスの植民地)の古い寺院の僧侶と仲良くなって、そこでムー大陸の秘密を授けられたのだとか。具体的には、その寺院に伝える粘土板に掘られた古代文字を解読したそうです。

 

地球科学的視点

太平洋の地殻は、概ね海洋性であり、大陸性のそれはないとか。従って、ムー大陸のような大きな大陸が存在するのは、科学的に難しいというのが、定説とか。

 

チャーチワード氏著作の多角的な解釈

当初想定されたより、もっとサイズが小さい可能性あり、そういう意味で言えば「琉球古陸」がムー大陸の可能性あるとか(もしそうであれば、大陸性地殻がなくても、ムー大陸は存在出来そう🥴)

琉球古陸とは、もっと海面が低い時に、現在より陸地面が多く、沖縄辺りで、比較的大きな陸地が存在していた可能性あり、これを指すもの。

たしかに、付近の海底に文明の跡を思わせるようなモニュメントも眠っているそうです。

「沖縄ムー大陸」説。

もちろん、東南アジアの方にも、ムー大陸「候補」があるのだとか。

 

もし、「沖縄ムー大陸」説をとるとすると

(このパーツは、私の推測。先に挙げた投稿では、ここらあたりには触れず、雑誌をみてください、みたいになっているので💦)

沖縄ムー大陸が存在した時代、日本はまだ縄文時代ですが、そこそこ、日本は沖縄と陸続きだったはず。日本との交流の可能性も十分考えられます。

ムー大陸というか、ムー文明は文字をもっていたので、日本人にも文字を伝えた可能性ありますね。そうすると、教科書には出てこない、「超」古代に、日本文明があったかもしれないですね。

 

最後に

今回のムーチューブの投稿は2015年。三上編集長も割に抑揚のない、淡々とした語り口。いまのような「三上節」が、全然、味わえません。

やっぱり、三上編集長あっての、ムーチューブ 🥴

 

また、次回。

 

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