カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

アドベンチャーにB級テイスト加えました【インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国】B級ぽい宇宙人の不思議な魅力💦

こんにちは、カタツムリ系です。

その飛び抜けたアドベンチャーぶりで、オーディエンスを引きつけてきた、このシリーズ。

前作の「最後の聖戦」では、そのアドベンチャー度合いは、マックスの昂まりを見せました😊

https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/movie/hollywood/2019/01/05-2

一方、本作品では、如何にアドベンチャーものとはいえ、主役のハリソン・フォードも加齢しているのが、ヒシヒシ伝わります。でも、無類のアドベンチャーシリーズです。見ないではいられません💦

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【目次】

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お父さんとしてのインディ・ジョーンズ

前回の「最後の聖戦」では、次のような特徴をもつ、すっとぼけた、インディ・ジョーンズのお父さんが登場。このアドベンチャーシリーズに、軽快なアクセントを加えてくれました。

  • 気持ちいいほど、息子の気持ち無視 
  • まだまだ、お若い!!生々しい!!
  • 好奇心旺盛
  • 謎解き大好き

なんと、今回は、インディ・ジョーンズの息子が登場。インディ・ジョーンズにしてみれば、ちょっとしたアドベンチャーよりは、はるかにハラハラしたかもしれません。しかも、最初は我が子であることは知らない設定です。

しかも、かなりベタな展開が予定されていて

  • 自分の息子だと知らないとき)インディ・ジョーンズ他人だと自由生きろと励ますのですが
  • 自分の子だと分かると)急に学歴がどうのこうの、と言い始めます。

。。。。

キレキレのアドベンチャー物語が、急にお茶の間のホームドラマ感を出してきた感じ。アドベンチャー感失速💦

 

それにしてもベタなやりとり

まぁ、インディ・ジョーンズも大学の先生ですし、仕方のない流れかもしれませんが、あまりにヒネリのない親子間のやりとり。

しかし、思い返せば、このアドベンチャーシリーズも、沢山の工夫が散りばめられているとは言え、王道のヒーローもの。

偉大なるマンネリではありますし、偉大な作品はたいていマンネリな部分を共有しているはず。マンネリというと聞こえが悪いですが、要は、オーディエンスの需要に応える、キラーコンテンツを備えているということ。このアドベンチャー作品もしかり。

そう言えば、アドベンチャーではなく、ラブコメでも、そんな話をした記憶があります↓

ただ、作り手としては、どうしても多少、気取ると言いますか、アーティスティックな部分を試したい みたいなモチベーションが働くのかなと。アドベンチャーなり、ラブコメなりというカテゴリーを問わずです。

でも、そこを、ぐっと堪えると、このアドベンチャー作品のように、ロングランになるんでしょうね。日本で言えば「男はつらいよ」を思い出しますね↓「男はつらいよ」も、戦闘シーンこそないものの、寅さんの渾身のアドベンチャーの連続です顔

 

作品紹介

このアドベンチャーシリーズでは、ヒトラーなど、実際に存在した人物などを登場させたことはあります。

今回は、第二次世界大戦の後。アイゼンハワー大統領の名前が出てきます。

アイゼンハワーとは - コトバンク

そして、ここでは、ナチス・ドイツでなく、旧・ソ連との対決。

ソ連(ソれん)とは - コトバンク

旧・ソ連のスパイに捕まったインディ・ジョーンズは、アメリカ軍施設から、超自然的なパワーをもつとされる保管物を盗むよう指示されます。そして、ソ連との接触から、裏切り者扱いされることになります。

そんな争いの中、インディ・ジョーンズは、我が子と巡り合います。その母親、すなわち、インディ・ジョーンズの恋人が助けを求めていることを知り、ペルーに向かうことに。

そこでは、かつてない超自然現象に出くわすことになります。ここでアドベンチャーの頂点に。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

出典はアマゾンさん。

 

またまたファミリーの話

このアドベンチャーシリーズ前回作での、インディ・ジョーンズのお父さんの話が受けた?

今回は、なんと、インディ・ジョーンズの息子。

んー、前回は、このアドベンチャー作品に、よいアクセントを与えてましたが、今回は、ウエットなイメージがついた感じ。アドベンチャー感、やや失速💦

お父さんとしてのインディ・ジョーンズは、持ち味の少年っぽさが薄まっている感じ。このアドベンチャーの主役も、加齢には勝てないようです💦

 

めちゃくちゃ強い、オンナ殺し屋

強い。そして、冷酷。そして、このオンナ殺し屋自身が、かなりのアドベンチャーぶり。容赦ありません。

インディ・ジョーンズが、息子が登場し、アドベンチャー感失速した分、いつも以上に人間臭いので、その対比はビシビシ。

前作の悪いオンナ同様、光ってます。アドベンチャーには、必須の存在。

 

科学の時代の反映?!

このアドベンチャー作品の舞台となっている1950年代は

等々の開発とか、科学が注目を浴びていた時代。

同時に、ロズウェル事件(*)とか宇宙人といったオカルトにも注目されていた時代。

このアドベンチャーシリーズは、超自然的な要素も多いのですが、インディ・ジョーンズという個性の魅力にかなりを負っている、ある種、人間臭いアドベンチャー作品。しかしながら、いかに、アドベンチャー作品のとはいえ、今回、個人的には、やりすぎな展開が炸裂します。

好き嫌いでしょうが、やりすぎか、と。

でも、躊躇なく、やり切っている、もしくは振り切っているところは、圧倒されます。作品の内容だけでなく、制作陣の気合いもアドベンチャー的ですね💦

 

ロズウェル事件(*)

1947年にアメリカ軍がUFOを回収したとされる事件のこと。

さらには、このアドベンチャー作品では、他にも「エリア51」という、アメリカ軍の秘密基地なども取り上げられていたりと、なかなかサービスに富んでいます↓

次々と明らかになる「ロズウェル事件」と「エリア51」の情報 今後の動きに注目 | ザ・リバティweb

 

インディ演じる名優ハリソン・フォード76歳

まだ、頑張れるか?しかも、この作品は恋愛ものなど動きがあまりないものではなく、体を張るアドベンチャーもの。

しかし、ある報道によれば、次回作あるとか。

実現しますように!!

 

また、次回。

 

#スピルバーグ

#インディ・ジョーンズ

#ハリソン・フォード

#ネットフリックス

#UFO

#ロズウェル事件

#エリア51

アドベンチャー・ヒーローの最後の敵【インディ・ジョーンズ最後の聖戦】ヒーローはボランティアで、かつ世襲。割に合わない職業か💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

このアドベンチャーものの最右翼、インディ・ジョーンズのシリーズものを最近、ご覧になった方、いらっしゃいます?!

やっぱり面白い! 

アドベンチャーの中のアドベンチャー😊

大大エンターテイメントです。

前回の記事↓では、舞台が中東やアフリカを離れ、アジアに来ると、スピルバーグが作り上げるアドベンチャー度合いが、減速気味なことに少し触れました。

しかし、今回は、世界最大の悪役『ナチス』が相手。この作品のアドベンチャー度合いは低まるどころか、逆に、そのアドベンチャー度合いは爆発しています😊

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【目次】

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インディ・ジョーンズものの少し変わった点

このインディ・ジョーンズのシリーズは世界各国を飛び回るアドベンチャーものとはいえ、アメリカの映画です。いつものアレが欠けてます。

そうなんです。

今まで、ファミリーの話が、全然出でこないんです。

アメリカ映画といえば、アドベンチャーであるにせよ、アドベンチャーでないにせよ、コンビニのように、毎日の生活に欠かせないもの💦

この点が、このアドベンチャーシリーズの唯一の不思議な点でした。

 

作品紹介

前作までは影も形もなかった、インディ・ジョーンズの父親。中世を専攻し、インディ・ジョーンズを放任してきた父親が登場します。

なんと、これまたアドベンチャーもののヒーロー、ジェームス・ボンド役のショーン・コネリー

そんな彼が、聖杯(*)を探す旅路で行方不明に。聖杯とは、キリストが最後の晩餐でワインを飲むのに用いたとされる杯。尊い存在として、キリスト教信者が、アドベンチャーを克服しつつ、追い求めてきたもの。

聖杯(セイハイ)とは - コトバンク

ここで、これまた、アドベンチャーには欠かせない?要素である、ナチスが再登場。

父親を奪回し、聖杯をナチスより早くゲットすることが、今回のインディ・ジョーンズのミッション。

僻地に探索にでかけ、そこで聖杯を巡る聖なる伝説と、オカルティックであり、かつ俗っぽいナチスとの攻防が始まり、アドベンチャーが最高潮を迎えます。

出典はアマゾンさん。

 

キリスト教あるあるを要求され過ぎ。聖杯って知ってますか?

失われたアーク、でもそうでしたがキリスト教系の知識をそこそこ要求されます。

アメリカでは、みんな、ご存知なんですかね?!

先にも触れましたが、聖杯っていうのは、最後の晩餐でキリストが使ったと言われるカップのこと。ヨーロッパでは、中世の頃から、アドベンチャーものの、格好の素材になってきたようです。

キリスト信者の方なら、それなりに御利益(◎ ごりやく ✖️ ごりえき)があると思う人がいてもおかしくありません。

ただ、このアドベンチャーでは、もっと積極的な意味合いがつけられてます。

とにかく、いろんなパワーが秘められていると。

11世紀の終わりから、何度も何度も、ヨーロッパから中東に大遠征し、アドベンチャーを繰り広げた、かの「十字軍」も、追い求めたとか。

聖杯(セイハイ)とは - コトバンク

念のためですが、

  • 最後の晩餐 →キリストが処刑される前日の、弟子たちとの会食
  • 十字軍キリスト教徒が、聖地エルサレムを奪回するための軍隊 

 

とぼけた、親父さんの味

今回、インディ・ジョーンズは、お父さんのオトボケぶりに、かなり食われてしまってます💦

中世の研究に没頭して、世間とは没交渉な存在。もちろん、だからといって、この作品のアドベンチャー度合いが薄まるわけではありません!!

ネタバレになるので、詳しくは言いませんが

  • 気持ちいいほど、息子の気持ち無視 
  • まだまだ、お若い!!生々しい!!
  • 好奇心旺盛
  • 謎解き大好き

そんなおじさん。やっぱり、人気でるかも。

 

やっと出た!ズルく賢いヒロイン!峰不二子風。

特に、アドベンチャーものとか、サスペンスものだと、こんな女性がいると話が引き締まりますね。

ナチスはともかくとして、このアドベンチャーものには、いままでは、なんだかんだ言って、いい人たちのオンパレードだったので、なんか拍子抜けしてました。

もちろん、別の魅力はありましたよ。何より、心躍るアドベンチャーかありますから!!しかし、そんな大きな存在を敢えて登場させなかったのは、このアドベンチャー大作のヒーロー「インディ・ジョーンズ」を引き立たせるためたったのかも。

でもでも、今回のヒロインは、そこそこ悪い女。

峰不二子風。

これこそ、正解!!

このアドベンチャー作品が、ますます、大変なことになっています😊

 

また、次回。

 

#聖杯

#十字軍

#最後の晩餐

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アドベンチャー✖︎オカルトは最強【インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説】サービス精神満点😊少年推しの回😊

こんにちは、カタツムリ系です🐌

いいですね!!このアドベンチャー・シリーズ。まさにアドベンチャーものの定番と言えましょう。

サービス精神満点

さらに前作より(前回の記事↓)一層、オカルトちっくで、同時に、少年ぽいハツラツさもあり、アドベンチャーとしても円熟の演出(^ν^)

アドベンチャーはかつて、ハラハラ、ドキドキしたもの。そう、この作品は、王道を見失うことなく、アドベンチャー然として、ハラハラ、ドキドキさせてくれます😊

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【目次】

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作品紹介

場所は東南アジアか、南アジアあたりです。あえていえば、インドっぽい。古代からの生活を保存しているような、アドベンチャーのスタートにふさわしいロケーション。

取引上の争いでスッタモンダした、このアドベンチャーの主人公のインディ・ジョーンズが中国から飛行機で脱出して、不時着の上、たどり着いた、このインドっぽい、ある村落。

そこで神の使者と勘違いされます。

村落の人々が村を救うために必要な石を取り戻すことが必要だと懇願されます。

神の遣いとして、冒険を依頼され、受けて立つことになります。アドベンチャーの始まり。

行き着いた先は、長い伝統を誇り、まだ少年の王を戴く王国でした。

一見、客人も多く、穏やかな国ですが、ダークサイドでは、アドベンチャーの舞台が整っていました。

出典はアマゾンさん。

 

ここでは、大人の女性の魅力より、ハツラツ少年の魅力全開

今回、味方にも敵にも少年が登場。アドベンチャーと言えば、女性を守るというのも定番ですが、少年とともにアドベンチャーを戦い抜くのも、やはり定番。

その少年の成長を見守ったり、もしくは、永遠の友情を誓い合うのもアドベンチャー映画をアドベンチャー映画たらしめている、重要な要素。

ですので、今回は、ヒロインの女性の魅力は抑えがちです💦

まずは味方の少年から

その少年は、もともと捨て子?の中国人少年で、インディ・ジョーンズが世話している模様。

金に汚いし、セコイですが、機転が利き友情に厚い少年。

小学生くらいですが、たしかに、インディ・ジョーンズから、男として扱われている感あります。このアドベンチャーを一層アドベンチャーたらしめる「男の子」の成長は、見ていて清々しいものがあります。決して楽ではない環境で、男の子がスクスク育つのは、アドベンチャーならではの、爽快感以外のなにものでもありません。そして、敵が多い中で、大人の男から、同志として扱われるのは、少年に対しての、最大のリスペクトか、と。こうして「男」になった同志は、アドベンチャーを一層盛り上げます。

 

さらに、敵方の王様も少年。

王というポジション柄、色々な陰謀に巻き込まれがちですが、とってもピュアな少年。インディ・ジョーンズの親友の男の子とも、このアドベンチャーを通して、親交を深めます。

もともと、インディ・ジョーンズ自身も少年ぽいのは確か。

SNS なんかで、やたら物知りで落ち着いた若年層の多い環境下、彼らのような少年中の少年は、とても新鮮に見えます。アドベンチャーは、そんな少年たちの世界です。

 

珍しくインディ・ジョーンズも、敵の術中にはまる

今回のアドベンチャーでは、インディ・ジョーンズも敵の妖術に「深く」はまります。もちろん、アドベンチャーですから、危ない場面はたくさんありますが、今回のアドベンチャーでは、ディープに危ない。

でも、いつも強運で、かつ、身体的にも強すぎるので、どうせ復活するだろうという期待が、ガチ過ぎて、あまりハラハラせず💦💦

 

今回は、やたら、うるさいだけのヒロイン

そう、うるさい。

そして、あまりチャーミングでもなし。

あれ?

どうしたの?

少年推しの回だから、女性の魅力は自粛?!アドベンチャーでは、女性も活躍してもらえるとさらにアドベンチャー度合いが増すのに💦

 

舞台は、やっぱり欧米人の得意な地域がよい?!

欧米人が得意というか、馴染みのある、中東とかアフリカとかだと、オカルトちっくでもあるし、人間味も感じられるアドベンチャーが期待できます。

でも、彼らはアジアはあんまし知らないのかなぁ。

極端に神秘的っぽくなるのはかえって残念。アドベンチャーのスピード感が、少し減速気味💦

とりあえず、スピルバーグさんには、少なくとも、東アジアをもっと勉強してほしい時感じましたね。

でも、インドは南アジアですが、長らくイギリスの栄光のシンボルだったんですけどね。

中東やアフリカほど、肌に合わなかった?! 

 

当地ではご馳走、我々にはゲテモノの宴会

最近ではアイドルの番組でも、ゲテモノ食いはよく見ます。ここでも、ムカデのような、はたまた、亀のような食べ物がたくさん。

一番目立つのは、サルの頭。食事一つとっても、なかなかのアドベンチャー💦

 

 

 

また、次回。

 

#スピルバーグ

#インディ・ジョーンズ

#ハリソン・フォード

#ネットフリックス

 

 

 

アドベンチャー映画の永遠の定番【インディ・ジョーンズ /レイダース失われたアーク】アークとは「契約の箱」のこと(初耳💦)

こんにちは、カタツムリ系です🐌

アドベンチャー感とオカルトテイスト溢れた、この傑作。このアドベンチャー映画を嫌いな人は想像しにくいです💦

しかし、「アドベンチャー」という言葉、いまや、どれだけ訴求力があるのか不明ですが、この作品以上に、夢がある「アドベンチャー」的世界観を見せてくれる作品はありません。

しかも、微妙にオチャラケの入りがちな80年代映画において例外的に、ストレートなエンタメ 。ピュアなアドベンチャー

例えば、嫌いではないですが(むしろ大好きですが、同じく80年代公開で、スピルバーグ制作の)この映画↓も微妙に、オチャラケの気味💦

フルスロットルにアドベンチャー満載な映像が炸裂します。

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【目次】

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アメリカ映画を代表するキャラ

インディ・ジョーンズ。アドベンチャーのヒーロー。ムチと古典的な小銃以外の飛び道具はありませんが、正真正銘のアドベンチャー物語の担い手。

アメリカが生んだ、もっとも有名なアドベンチャー的キャラクターの一つですね。

主な特徴は次のような感じ。

  • 大学教授  考古学専攻(これは、珍しく設定💦)
  • 世界中で発掘(アドベンチャーに必須の舞台)
  • 正義感強め(アドベンチャーの基礎的要素)
  • 好奇心のかたまり。オカルトも好物(アドベンチャー感そのもの😊)
  • いわゆる少年の心をもつ大人(アドベンチャー的世界観にピッタリ)
  • 体力派(アドベンチャーそのもの)
  • 武器は小銃とムチ (アドベンチャーに必須の舞台装置)
  • 女にだらしなくないが、当然モテる(アドベンチャーもののおまけ)
  • 大学ではスーツで、発掘調査では炭鉱労働者っぽい(ギャップ萌え?!アドベンチャー感が薄まる恐れ?!)

ちなみに、ほかのアドベンチャー系、肉体系の有名なキャラを挙げれば

  • ロッキーとか 

ダークナイト ライジング (字幕版)

出典はアマゾンさん。

スーパーマン リターンズ(字幕版) 

出典はアマゾンさん。

これらの偉大なるアドベンチャーの先輩に肩を並べるポジション😊

 

作品紹介

時は第二次世界大戦前で、ドイツ・ナチスが力をつけている最中。

ナチスはオカルトの力も利用しようとしていて、アークもその対象に。後述しますが、アークとは、キリスト教で大事にされている、モーゼの十戒が書かれた石碑を保存した入れ物のこと。

ナチスと台頭を恐れるアメリカ陸軍からの要請で、ナチスより早くアークを見つけるのがインディ・ジョーンズの役目。彼はアドベンチャーのヒーローらしく腕っぷしは強いが、考古学を専攻する大学教授。

必要な装備を得るため、かつての恩師の娘に会いにチベットに行くことから始まります。その後中東に移り、ナチスと超自然的な力との狭間で、もがくインディ。大スペクタル、大アドベンチャーの始まり。

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃) [DVD]

出典はアマゾンさん。

 

アーク? 初耳?

日本語では「聖櫃(せいひつ)」と訳されてます。

モーゼというキリスト教の中でも最重要人物がいます。

彼が、神様と交わした契約(十戒というらしい)を記した石板が納められているとか。

このアドベンチャー大作シリーズには、キリスト教に取材したエピソードがたくさんでてきますが、これも、その一つ。

モーセとは - コトバンク  

失われたアーク(聖櫃)

それが何千年も見つからないのだとか。 

このアドベンチャー作品のキーとなるアーク、そして、それが収納されている十戒を扱った映画もあります↓

十戒 (字幕版)

出典はアマゾンさん。

オカルトの魅力と、世界のあちらこちら

南米だの、チベットだの、エジプトだの神出鬼没。

わりと山奥とか、ジャングルといったロケーション多めです。そういう僻地は、アドベンチャー感を盛り上げます。

さらに、オカルトテイストをうまく演出してます。

そして、大成功してると感じます。

単なるアドベンチャーに終わるではなく、オカルトテイストやキリスト教の歴史に取材している点、このアドベンチャーに深みを与えています。

 

考古学の教授のわりには、よく取っ組み合いします

この人はシカゴ大学の考古学の教授。

アドベンチャーもののヒーローだけあって、強いし、なんと鞭の使い手。あと、小銃も少々。

よく取っ組み合いはするのですが、弱くはないのですが、特別強い感じもしない。

CGをかぶせた、スーパー・アドベンチャーヒーロー像に慣れたせいか、あまり古典的な取っ組み合いは、なんか、調子狂います。

さきにご紹介した、バックトゥザフューチャーの、普通すぎる主人公マーティンとは、真反対の人物像。努力の人。

 

スーパーヒーローだけど人間くさいインディ・ジョーンズ

女性に張り手くらったり、それなりに愚痴ったり、盗掘者みたいな悪い評判にボヤいたり。従来のアドベンチャーヒーローとは異なります。

もう、ピュアなスーパーマンは受けないのですね。。。

 

また、次回。

 

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#アドベンチャー

80年代というアイドルと純愛の時代【バック・トゥー・ザ・フューチャー PART3】過去も未来も、大恋愛は大事件です💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

最近、80年代の歌をよく耳にします。

CDがあまり売れなくなって、目新しい素材を探した結果なのか、それとも、もともと抜群のコンテンツ力があったのか、アイドル系の80年代ソングが目立ちます。

前回の記事↓で取り上げたマイケルジャクソンも80年代を代表するアイドルというかアーティスト。「This Is It」で再び脚光を。同じく日本でも80年代を代表する松田聖子さんとか中森明菜さんの名前もよく耳にします。80年代強し💦

そういえば、同じく80年代の元気アニメ「じゃりン子チエ」↓でも、松田聖子さんの曲が流れたりします。

そんな、なんとはなく浮ついたように見える80年代。しかし、本作品では、80年代が底力を見せ、濃度の高い純愛路線を突っ走ります。そして最高のエンディング!!

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【目次】

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どうして、こんなにリピートに耐える作品なのか

私自身好きなシリーズなので、ついつい、珍しく、分析っぽいことを。

80年代という随分前の公開であるにも関わらず、旬好きな芸人さんからも人気。私自身から見ても、飽きさせない映画、というのがもっぱらのイメージ。そういえば、同じく80年代映画のダイ・ハードも、なにより「飽きさせない」という印象強いです。

逆に言えば、極端になんかのエッジが利いているのではなく、押さえるべきところは押さえた、王道の映画なのでしょうか。これは、80年代だけに当てはまるのではなく、より普遍的なイメージあります。 

具体的には、

  • タイムマシンという童心をくすぐるトピック
  • 彼なりに精一杯もがくのだけれど、ちっとも成長しないだけ、かえって愛嬌のある主人公
  • あくまでファミリーと友人が基本

あたりがポイントでしょうか。もっとも、主人公がちっとも成長しない例はあまり見ないので、ここだけは80年代的?!

こう書き連ねると、あまりにヒネリのないストーリー仕立てですが、

  • 「偉大なるマンネリ」 
  • 「偉大なる普通」

はかえって最強ということでしょうか。

そして、決して仲良しという設定ではないのですが、「ファミリー」ファーストは、80年代だけではなく、現代にも通じるアメリカの黄金の伝統だし、黄金のモラルなのでしょうね。

そう、考えると素晴らしい。80年代の大成果。

 

作品紹介

またまた80年代に安住することなく、過去へ。しかも、1885年。日本だと明治時代だし、アメリカでは南北戦争を終えてます。80年代は遠い先💦

主人公の高校生マーティンも、盟友のマッド・サイエンティストのドクも、もとの80年代に帰るために、段取りを踏むわけですが、なんと、ドクの先祖が1885年に殺されてしまう証拠と遭遇してしまいます。ということは、ドクは間もなく消えてしまうことに。

ドクは1885年に生きる女性クララと真実の恋に落ちます。技術的な問題点からクララを、自分たちの時代、80年代に連れて帰れなくなり、ドクは愛を選び、その時代の人となります。

80年代に戻ったマーティンは二度とドクと会えないこど悲しみますが、なんと、ドクは1885年に蒸気機関型のタイムマシンを発明し、マーティンに生きていることを伝えます。

80年代を軸とした、友情と愛と時空のお話。

出典はアマゾンさん。

 

たまにはマーティンの家族でなく、ドクの家族を救う

まぁ、ドクは、もう、家族同然ですが。

家族の世話ばかりもしていられませんしね。

そして80年代から1885年へ。

ドク、そして、ドクの祖先を救うのが今回の目的ですが、なんでしょう、みんな、立ち振る舞いが、昔の人とは思えないほど、恐ろしく現代的。

もちろん、格好や環境はちゃんと古いですが。。。。。

なんだか、学芸会でも見ているよう。

もっとも、この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ自体が、80年代随一の大掛かりな学芸会と言えそうですが💦

おそらく、多少のゆるさをキープしたいという、制作側の狙いでしょうか。80年代的ゆるさ?!

普段、制作側の意図なんかまったく気にならない私です。

ただ、制作側がよほどアザトすぎるせいか、ついつい話題にしてしまいます💦

 

ドクの恋愛→百年の恋か?!

彼が生きた80年代同様、地道に育むのかと思いきや、1885年には、運命の相手と会った途端、ばちばちと火花が弾けるように、恋に落ちるドク。

奥手だし、恋愛に不感症だったドクが百年の恋に挑みます。

ひねりも飛び道具もなく、ストレートな恋愛。それは80年代でも1885年でも同じというメッセージ?!

でも、見ててウンザリしないのは、演者の純粋さでしょうか。

長続きするかどうかは別としてテクニック云々でなく、純粋な人間同士が純粋な気持ちをぶつけ合うのは、世界最強なんでしょうね。

 

最後に

  • 家族と友人にプライオリティをおき、
  • 等身大で勝負し、
  • タイムマシンのような物語を大事にする

など、ド真ん中のストーリーで勝負し見事に成功させた作品。

そりゃ、売れますね。

また、こんな作品、また見たい😊

そして、いかにも80年代っぽい、主題歌。zz topの「Double back」。よろしいんじゃないでしょうか😊

 

また、次回。

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80年代とはマイケルジャクソンのこと【バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2】スリラーPVの破壊力

こんにちは、カタツムリ系です🐌

「80年代」という言葉、日本では「バブル」とともに、よく話題にされてきました。もっとも、80年代=バブルは日本の話で、アメリカで景気が良くなる時期は、ずれているようです。この映画↓では、そんな80年代のアメリカ事情を反映してか、そんなに派手派手なシーンは出てきません。

それでも、「エイティーズ(80年代)」という表現はよく耳にしました。しかも、ド派手なアーティストの多い80年代。その多くは、マイケルジャクソンと一緒に。いまだと、マイケルジャクソンといえば、「This Is It」↓が有名ですが

マイケル・ジャクソン This Is It (字幕版)

もっとも有名な映像は「スリラー」。そのプロモーションビデオ↓。80年代における、音楽と映像の革命的な出来栄えだとか。

この80年代という時代を代表する「ザ・80年代」のアーティストの映像。聴かさせるし、魅せます。

ちなみに、このプロモーションビデオをのYouTube上の再生回数は6.1億回。もっとも、この80年代のヒーローの映像です。不思議でもなんでもない💦

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【目次】

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作品紹介

エレキギターとスニーカーとスケボーをこよなく愛するという、80年代を代表する(正確には、80年代には、ありがちな)高校生マーティン。

前作では、盟友であるドクが発明したタイムマシンの機能をもつ車、通称「デロリアン」で、80年代から過去(1955年)にいったばかり。そこで、若い時分の両親をサポートし、歴史を変化させることなく、無事、二人を結びつけます。

今回は未来(2015年)。

なんと、マーティンの息子が問題を起こすのだとか。そんな息子を救うために80年代から21世紀にタイムトリップするマーティン。しかし、未来で手に入れたスポーツ年鑑(マーティンのいる80年代から見れば未来のスポーツ試合の結果一覧)が問題になります。まさしく、歴史を変えかねない大変化を。

 出典はアマゾンさん。

 

楽しみ方はスターウォーズとも共通!?

時空を超えるストーリーなので、話が過去や未来に目まぐるしく飛びます。

昨今、珍しくないことかもしれませんが微妙につじつまが合ってます💦

前作のシーンを別角度から見せたりして。

マーティンが、往年のロック歌手チャック・ベリー↓の「イカした」コピーを演奏する場面とか。

ベスト・オブ・チャック・ベリー

出典はアマゾンさん。

もっとも、このアーティストは80年代ではなく、もっと以前に活躍。しかし、80年代でも、かなりのリスペクトを受けていたそうです。

ちょっとチャック・ベリーさんの紹介↓

こんな風に、前作のストーリーとも絡むとところあって、ぼんやり スターウォーズ楽しみ方と似ている気もします。

80年代というと勢いで押すイメージしかありませんが、スピルバーグという製作者の性格なのか、ディテールの整合性は万全。このあたりは、80年代を代表する作品の、80年代らしくない作品💦

 

結局、あなたたちが災難のもと?!

主人公の、超普通人間マーティンとそうは見えないが、超優秀科学者ドクの二人が、時間と場所を超えて活躍するのは確か。

でも、普通のヒーローものとは違います。

基本、彼らのとった行動が原因で騒動が起こります。

この自らタネを蒔いた問題点で始まるドタバタ劇、80年代ぽい。イケイケの時代なのに、この冴えない感、80年代ぽい。まるで、ダイハード↓

ダイ・ハード (字幕版) 

出典はアマゾンさん。

なので、彼らの行動は、自分たちの失敗の穴埋めとか、火消し、みたいな話ばかり。

もちろん、歴史がむやみに書き換えられて下手すると銀河系がなくなったりすることを懸念するドクの言葉もあります。急に放り込まれる、ここらあたりの科学的トピックは80年代らしくない冷静さ💦

ドクは、マーティンに友情を感じていることと 、彼の豊富な好奇心の暴発で、マーティン以上に爆走します。勢いのあるマッドサイエンティスト。80年代ぽい。もっと昔かなぁ?!ジキルとハイド↓みたいな。

ジキル&ハイド (字幕版)

出典はアマゾンさん。

まさに、未来のドタバタ茶番劇。といっても、そこは80年代から見た未来=2015年。もう追い越してますが💦

そんなドタバタ劇、昔風に言えば、お騒がせコンビ💦💦昭和の匂いがプンプン。

 

マーティンの家族関係の維持はコストかかり過ぎ

時空を超え、天才科学者ドクの能力を駆使し、歴史を書き換えることで銀河系、下手すると宇宙の滅亡の危機を賭してまで、なんとかしようとするのがこの映画。

でも、目指すのは、宇宙人平和でも世界正義でもなく、マーティンの家族の平和。ここでは、80年代では、現代的コンプライアンス感はありませんね。費用対効果の無視。80年代ぽい。

マーティンの家族の維持には、恐ろしくコストがかかります。

まったくPDCAを回せていない家族です。

それも、比較的、俗っぽい原因ばっかり。

 

最近「スピルバーグ作」という売り文句を聞きません

もう、殿堂入りということなんでしょうか。

ジョージ・ルーカスもしかり。

スターウォーズの名物プロデューサーと名物監督。

80年代は遠い昔。もう、彼らも息切れかも💦

文句は垂れつつパート3も見ることに

芸人さんの気持ちわかるかも。

一番のポイントは、見飽きないことか?! 

  • 冴えないけど
  • 憎めない主人公が
  • いつもドタバタして
  • 暴走して
  • しかし、ハッピーエンド

な、80年代的ストーリーの組み立てが好みなのかも。

まぁ、私も嫌いじゃありません💦

 

また、次回。

 

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【プラダを着た悪魔】Giant Killing@ブラック企業。最強のハッピーエンド。愛こそすべてby TheBeatles

こんにちは、カタツムリ系です🐌

本作品の主役なので無視するわけにはいかないのは当然ながら、キュートさの化身、キュートの雄、アンナ・ハサウェイの魅力にまずは強調せずにはいられません💦

あの大きな目と清潔感あるコケティッシュな雰囲気は印象的ですね。

彼女はたくさんの作品に出演している思いますが、比較的最近の作品だと、「マイインターン

こちらも、ハートウォーミングなお話😊おまけに、ロバート・デ・ニーロまで出演しているという豪華さ。

私自身はあまり、本作品の舞台となるファッション業界に関心は高くありませんが、つい先日MaryQuantとChristianDior関係の動画を投稿しています。シンプルに美しかったので。ついつい、目が奪われました。もっとも「見る」専門で、自身の服装には、影響なさそうです。

katatsumurikei.hatenablog.com

【目次】

  • おすすめポイント
    • ①アンナ・ハサウェイの破壊的キュートさ
    • メリル・ストリープの鉄壁の無表情さ 
    • ③なんだか許せる、予定調和的なエンディング
  • 作品紹介  
  • やはりファッション業界はステキ
  • スマートに振る舞いそうなアメリカでも、やはり丁稚奉公的な献身が好まれる?!
  • キュートですが、啖呵(タンカ)を切るアンナ・ハサウェイも魅力的

 

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