カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

ビートルズ✖️ラブコメ製造機=【映画イエスタディ】自分以外誰もビートルズを知らない世界💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

なかなか、嬉しいニュース。

ブコメ製造機

ブコメの最高峰「フォー・ウェデイング」↓の脚本家はリチャード・カーティスさん。

何度見ても、ハートウォーミングこの上ない作品😊しかも、主演のヒュー・グラントとのタッグは最強で、この二人はまさに「ラブコメ製造機」😊

続編待ち

この「フォー・ウエディング」は三十年くらい前の映画ですが、なんと、続編を制作するとか。期待していたら、なんと2017年には配信済みとか。

どういうこと?!話題にならなかったのですね💦

ここでビートルズ再び

このジャケット↓が有名なビートルズのアルバム「アビイ・ロード」。

アビイ・ロード

出典はアマゾンさん。

発売五十周年らしいのですが、なんと、五十年ぶりに全英チャート一位に返り咲いたとか↓ 

最近だと、いろんなストリーミングサービスで聴けます。YouTubeの「The Beatles」アカウントでは、2019年リミックス版↓が視聴できます。日本語訳付き😊

しかも広い世代の支持

Spotifyでは、ビートルズ視聴の30%は18歳から24歳だとか。日本に当てはめれば、誰になるんでしょうか。ちょっと、思いつかなくて💦

そんな中、「イエスタディ」というビートルズの名曲にちなんだ映画の公開(10月11日)

しかも、先述のラブコメ 製造機リチャード・カーティスさんの脚本。期待。

エスタディ込みのアルバム↓

ザ・ビートルズ・ラブソングス

出典はアマゾンさん。

ビートルズを自分以外誰も知らない世界

まさに「世にも奇妙な物語」テイスト。

このトボケタ設定。このトレーラー↓淡々とした、微熱程度の暖かさ。いい感じ。

しかし、このリチャード・カーティスさん、過去の作品では、エルトン・ジョン専門だったのに💦

 

作品を観なくても、予告だけで、これだけテンションがあがる二作品

トップガン↓とこの作品だけ💦

 

また、次回。

 

#イエスタディ
#ビートルズ
#アビイ・ロード
#リチャード・カーティス

80年代のトリセツ?!【バック・トゥー・ザ・フューチャー 】スニーカー・スケボー・エレキギター

こんにちは、カタツムリ系です🐌

この映画にでてくる主人公は、時空を超え、命を脅かされるという試練を経ても、ちっとも成長しません。80年代が反省しない時代、もしくは80年代は反省するより「前に進め」的な時期だった?!

80年代の特徴?!

スニーカーとかエレキギターとかスケボーとか。色々調べてみると起源は必ずしも80年代ではないようですが、80年代に大きく花開いたようです。
ゴキゲンな?!メロディラインとギターテク↓

そんなに、しっかり把握しているわけではありせんが、当ブログでは、あまり80年代のものは扱っていないと思います。あるとしたら、じゃりン子チエ↓くらい?!

 

80年代は等身大だけど、同時に、少し背伸びの時代?!

じゃりン子チエの原作は70年代ですが、アニメは80年代。ガラは悪いけれど、元気な女の子の話。たしかに、反省はしない人ばかり💦

じゃりン子チエ同様、とにもかくにも、等身大のSFストーリーです。ヒーローのいない映画。これも80年代的?!

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【目次】

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映画の話になると芸人さんは、この映画好きと言ってます

この作品と「ダイ・ハード」が芸人さんでは、人気とか。

ダイ・ハード (字幕版)

出典はアマゾンさん。

ダイ・ハードも、これも80年代公開のようです。

最近耳にしたのでいえば「欅ってかけない」のMCの土田さんとか、澤部さんが、この映画、大好きと褒めてました。

もう一つの、80年代の雄「ダイ・ハード」だと、

  • ①ヒーローはさえない存在↓
  • ②たまたま、ヒーローが試練にさらされる↓
  • ③ヒーローが急ピッチで成長する

と、いう、割に王道の展開をちゃんとふまえてます。

でも、この映画の主人公のマーティンはちっとも変わりません。

いつまでも人間臭い、普通のヒト感が漫才やコントに通ずるものある!?

とすると、芸人さんに受ける要因としては、

  • ①人間臭さ
  • ②とにかく、バダバタ
  • ③伏線無く、めちゃめちゃシンプルなストーリー仕立て

なような辺りですね。まぁ、こうしたジャンルなら80年代じゃなくても制作されてはいそうですが💦しかし、こうした、必ずしも新味があるテイストではないものの、洗練されず、荒削りであるのが、魅力なのかも。

そう言えば、同じく80年代作品である、ダイ・ハードも、当ブログで扱ったことないようですね。

 

作品紹介

風変わり、しかし、本当はかなり優秀な科学者ドクと、冴えない高校生の主人公マーティンが過去にタイムトラベルする話。80年代だけに?!タイムマシンに関するウンチクも結構用意されています。例えば、80年代には既にかなりの進展を見せていた量子力学っぽい内容あたりも💦

こうまとめると、びっくりするくらいひねりのないストーリーですね💦やっぱり、80年代は勢いで乗り切った時代なのでしょうか。

ただし、過去の出来事の修正は、現在にも影響する、すなわち歴史を変えてしまうので、マーティンもビクビク。

そして、そんな風にビクビクしつつも(若い時分の)自分の父親を奮起させるよう頑張るマーティン。結果はさて?!

出典はアマゾンさん。

 

親子がそこそこ仲悪い設定

最近、インスタでも、親子仲良しアピールよく見ます。

親子仲良しは、もう、デフォルトのようです。

仲悪いと言いますか、親もしくは世間との葛藤から、成長もしくは、新しい道を模索するという青春ストーリーは、以前からよく見かけました。もちろん、そんなストーリーは、80年代から始まったわけでも、80年代特有のものではありませんが、もう、そんなストーリーが受け入れられる時代は、とっくの昔に終わっているのかも。

80年代を代表する、ダイ・ハードも、この作品も、まぁまぁ、親子間の仲は悪い設定です。

個人的には、わざわざ親御さんの悪口を言いたてるのも面倒ですし、80年代が、ちょっとした厨二病のような気します💦

そんな環境ですし、特に80年代であれば、親の恋愛なんかは、親が急に生身の存在になるので、極力、自分から遠ざけておきたいと願っていた人間は多いはず。

一方、わざわざタイムマシンを使ってまで、親の恋愛に影響を行使しようという、一歩も二歩も踏み込んだマーティン。親御さんとの間柄も、ギシギシするというものです?!

 

親の恋愛をサポート

ところが、主人公のマーティンは自分と同世代の、高校生のときの両親を結びつける役割を引き受けます。愛するお父さんを想ってというやりは、自分の冴えない環境改善のためという、割にドライな動機です。ここらへんも80年代ぽいのでしょうか。

とはいえ、そんなドライな動機も、歴史の流れが変わって、もしかすると二親が結婚せず、マーティンが生まれてこない可能性でてきたためです。ですので、前向きな気持ちというよりは、絶体絶命だから、やるしかないだけなんですが、80年代特有なのか、なんか、潤いがないと言いますか、カサカサ感感じます。

ちなみに、この辺りの時代のカサカサ感は相当なもの。80年代ならぬ、70年代の公開ですが、邦画で、そんなカサカサ感をよく伝える、いいのが出ています↓

 

とはいえ、マーティンもそんなに大したことをやるわけではありません

時空を超えてまで実行するのですが、ただ、

  • ①シャイな父親にハッパをかけ、
  • ②イケイケの母親に、もうちょっと、女性らしくしてほしい

と頼むだけ。

あれれ。

随分、他愛ない。

それが魅力なのか?!

これで押し切る、80年代を代表するスピルバーグ監督はすごい。。。。凄いのか?!

 

スピルバーグ監督・プロデューサー

最近はあまり耳にしませんが、80年代はもちろん、長らく、ヒット作を供給し続けた名監督・名プロデューサー。一番有名なのは、スターウォーズでしょう。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

出典はアマゾンさん。

ちなみに、スターウォーズは80年代ではなく、70年代がスタートです。

 

また、次回。

 

#スピルバーグ

#マイケル・J・フォックス

#バック・トゥ・ザ・フューチャー

#ネットフリックス

#芸人さん人気

オードリー・ヘプバーンというジャンルのクラシック映画【ローマの休日】未だに女性のなりたい顔のナンバーワン

こんにちは、カタツムリ系です🐌

この、オードリー・ヘプバーンという女性、永遠の人気がありますね。ルックスの美しさはもちろんですが、清潔感とか凛々しいところなどは、時代を超越するのかもしれません。

そんな魅力のゆえでしょう、女性誌オードリー・ヘプバーンの特集を組むのもたまに見かけます↓

映画雑誌も、思い出したように、オードリー・ヘプバーンを取り上げますね。

しかも、2018年2月の段階で、このオードリー・ヘップバーンさんは「女性のなりたい顔」の一位だとか。どういうことでしょう!!時代を超えた美しさをたたえる、オードリー・ヘプバーン😊

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【目次】

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オードリー・ヘプバーンの代名詞のような作品。こんな有名な映画を今さら?!

恐らくは、過去、いろんな形でこすられ倒したラブストーリー。

オードリー・ヘプバーンの高貴さと、同時に可憐さをあますところなく追求したロングラン作品。

オードリー・ヘプバーンの作品中でも、実際面白い方。ほかに有名な作品はたくさんありますが、本作品とは、また別のオードリー・ヘプバーンの魅力を引き出した「ティファニーで朝食を」↓など。

ティファニーで朝食を (字幕版)

この↑写真だけでも伝わりますね。オードリー・ヘプバーンの可憐さ😊

あと、本作品のストーリーとしては、オードリー・ヘプバーン演じる、やんちゃな王女さまが主役。ふとしたキッカケで在野の新聞記者と知り合い、成長するという、あまりにひねりのない内容。しかし、その凡庸さを跳ね返すパワーありますね。

 

作品紹介 

ある国の王女(オードリー・ヘプバーン)が、窮屈な生活に耐えられずローマの街に無許可で飛び出します。今で言う厨二病です💦

新聞記者を職業とする男性に会い、ローマの休日を堪能します。その男性も彼女が王室の出だと知り、スキャンダル扱いにする企みを持っていました。しかし、いつしか、オードリー・ヘプバーン演じる王女の魅力に負け、逆にスクープ狙いのメディアから彼女を守るまでに。  そして、彼もの邂逅で人として成長した彼女は、再び、立派に公務に戻るというもの。  

そして、公的なイベントにおいて、新聞記者の彼は、彼の知る可憐な女性ではなく、見知らぬ王女としての彼女と会い、最後のお別れをするのでした。

ローマの休日 (字幕版)

ローマの休日 (字幕版)

 

出典はアマゾンさん。

 

オードリー・ヘプバーンの演技はワンパターンのような気もするし、どんな役にもハマりそうでもあります

今回のストーリーは、

  • 見方によっては、セレブのつかの間の恋。
  • 見方によっては、金持ちのお嬢さんのわがまま逃避行。

セレブだと高貴さ、わがままお嬢様だと可憐さが必要ですが、オードリー・ヘプバーンには、どちらの要素も、違和感なく共存しているようです。

オードリー・ヘプバーンとは、ザ・女優のことです。

 

相手役の男性はあまりにキャラが無い?!あまりにワザが無い?!

オードリー・ヘプバーンのお相手は、グレゴリー・ペック

もちろん、外見は👍。先述の画像でルックスは確認できます。横になって並んでも、オードリー・ヘプバーンに見劣りしません。

ソフトながら、男気もありますし、女性にも 丁寧な対応のできる人。

でも、でも。

もう、この手のタイプの男性が格好いいのかどうかわかりません。

魅力的な男性になるなら(特に映画だと)

  • 話の内容の豊富さ
  • 格闘能力
  • 外国語
  • 変顔?

などなど、現在では、標準装備しておかなくてはならない、多くのデフォルト要素があります。

彼には無いものが多そうです。

そんな、あれも無い、これも無いといったシンプルな標準装備で、よくも、戦ってるいられるな?!という印象。

もちろん、時代は違います。

日本でも

という風に、メディア上でも、素朴で武骨な男性像が受け入れられた伝統はあったよう。

しかし、誰も彼も戦闘服を着用し、ピストルをかまえなくてはならないエンタメ事情。そうでなければ、ダメ男という路線を強要される?現代だと、こんな優雅さと言いますか、おっとりさには、なんか、面喰らいます💦

そういう意味では、もしオードリー・ヘプバーンが今も健在だとすると、彼女がピストルを持ったシーンをたくさん観ることになるのですね。

 

オードリー・ヘプバーンのヒロイン像に目が行きがちですが、ヒーロー像の変化も見逃せません

意外にも(少なくとも、自分にとっては)新しい発見!!

グレゴリー・ペックほどのルックスを持っていても、さほど格好よく見えないなんていうのも、おかしな話。

何を言いたいかといえば、現代は「イケメン」なんて言葉はあるものの、昔より、顔以外の要素が重視される時代になったような気がします。顔というコントロールしにくいものが判断基準のトップから外れた点、平等になりましたが、同時に、誰も楽できなくなったようにも思えます💦でも、オードリー・ヘプバーンには、せこせこせず、優雅なままでいてほしい💦

 

他にも、改めてレビューしたい作品

先述の通り、オードリー・ヘプバーンは、どこにいても、どんな作品でも、オードリー・ヘプバーンその人です。

そんな作品を観たい。

そんなオードリー・ヘプバーンを観られるなんて、シャレードとか、麗しのサブリナ、あたり?!いずれも、オードリー・ヘプバーンの代表作。

シャレード(1963) [DVD]

麗しのサブリナ [DVD]

いずれも出典はアマゾンさん。

いま、アマゾンさんのプライムビデオで観られるんですよね。

本作品も、最初から最後まで「オードリー・ヘプバーン」というジャンルの映画でした😊

 

また、次回。

 

ローマの休日

オードリー・ヘプバーン

グレゴリー・ペック 

#厨二病

ラブコメの変化球?!「あの人は今」的新境地【Re:LIFE~リライフ~】人生は誰にとってもしょっぱいらしい💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

まだ、ヒュー・グラントの素材残ってました💦

しかも、前回の記事↓で取り上げた、ラブコメの化身ヒュー・グラントの新境地?!「あの人は今」的アプローチ😊

 

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【目次】

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誰にでも老いは訪れます💦かつてやラブコメ王子も、すっかりオトナというか、オジサン

いやはや、ヒュー・グラントも人の子。

ふけましたね。そろそろ、かつてのラブコメのヒーローだとは分からなくてなっています💦

2枚目は、加齢による劣化が目立ちますね。残酷💦。この手の話題だと、ついつい、チュートリアルの徳井さん↓を思い出します💦すいません💦

作品紹介

前回の記事で扱った「ラブソングができるまで」同様、「あの人は今」的なアプローチ💦一応、「新境地」とも言えましょう💦ヒューさまも年齢ゆえか、かつて脚光を浴びていたが、いまは落ちぶれて、という役割が似合う年齢に。かつてのヒット作を生み出した脚本家が、生活に困って、いやいやながら、地方の大学に講師として赴任。そこで、地に足のついた、充実感のある、新しい生活を見つけることに。中年男の再生のストーリー。

Re:LIFE~リライフ~ [DVD]

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出典はアマゾンさん。

 

もはや、ヒューさまのラブコメは殿堂入り?!

今回も、ストーリー仕立ては、ラブコメ鉄板の展開。ヒュー・グラント演じる男子が、見た目はいいがダメ男。ヒロインが、しっかり者の苦労人という、ラブコメの王道と言えば王道。

新味に欠けると言えば、あまりに伝統的な筋立て💦

伝統的で、もはやマンネリがマンネリでなくなり、そしてステータスさえ感じさせる作り。ヒュー・グラントはもはや名門の歌舞伎役者さん的存在ですね。ラブコメの殿堂入り。

 

ブコメらしからぬ?!一歩突っ込んだ苦労人風

ヒュー・グラントの場合、苦労したといっても自分が遊びすぎて、自業自得だったといった設定はかつてありました。

今回は、それより、一歩も二歩も突っ込んだ、ラブコメらしからぬ苦労人の設定に。特に息子さんとの距離に悩むお父さんの側面。

決してヒュー・グラントの演技が上滑りしているわけではありません。

しかし、その真面目さに、以前から見てきたファンと しては、苦笑い。ポップなラブコメとは一線を画すオトナ・ラブコメ😊

 

新しい善人の物語。ラブコメに深みを与える、ストレートなトッピング

なんだか、ラブコメというよりは、根は正直な人間の再生の物語といった相を呈してます。

まさに一人の人間の成長のストーリー。

長くヒュー・グラントのラブコメ映画を見続けてきた立場からすると、AKBあたりのアイドルさんの楽しみ方と共通点さえしてきます💦

 

結論

個人的には、マンネリズムがあったとしても、ヒュー・グラントには、継続的に新作を発表してもらいたいです。

そして、サザエさんとか、男はつらいよみたいなポジションを獲得してほしい。

そうじゃないと、そろそろ、この路線は打ち切りかなぁと危惧します。

いまどき、戦闘シーンのない映画も珍しいし、究極の2枚目であった分、老化はかなりの強敵だと感じるので。

ヒュー・グラントも、元・2枚目はつらいよ、と感じているかもしれせん。

 

また、次回。

 

#ラブコメ

#Re:LIFE~リライフ~

ヒュー・グラント

ラブコメの、純愛度強め系【ラブソングができるまで】ヒューさまの「あの人は今」的新境地

こんにちは、カタツムリ系です🐌

このところ、ずっと、ヒュー・グラント出演作品に触れています。そう、ラブコメ三昧😊前回記事↓

 

今回も前回の記事同様、イギリス映画がアメリカ女優を招くのではなく、ヒュー・グラントアメリカに呼ばれる形。そう、ラブコメは国境を越えてもバリューは落ちません😊

このラブコメ作品の共演女優さんは、ドリュー・バリモアさん↓

チャーリーズ・エンジェルなんかに出演されています。↓

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル (字幕版)

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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少しフけたラブコメ王子ヒューさまの新しい形

過去の栄光にすがりつつ、若い女性と新たな人生を築く、中年男の再生の物語。

コメディ要素が強くなったとはいえ、一定の抑制が効いています。新しい需要というか新しいマーケットを求めて、このままエスカレートして、極端な、おバカっぽいキャラクターに走る役者さんは、きっといらっしゃることでしょう。

向き不向きもあるので、ヒュー・グラントに限っては、そんなことはないかと勝手に想像しています。そして、このラブコメ作品で発揮したテイスト、すなわち「あの人は今」的なコメディの要素が、ヒュー・グラントの新しいスタンダードになるのでは?! という予感。

 

作品紹介

ヒュー・グラント演じる、かつての人気アーティストのアレックス。今は、すっかり落ち目だが、なんとか復活のチャンスを狙ってます。

そんな中、前向きな女子(ドリュー・バリモア演じるソフィー)に出会い、自分の歌を、そして自分を、心から愛して大事にすることの価値を再認識します。

そんな優しいラブコメ😊

そして、いつものヒュー・グラント作品より、純愛度強い😊

出典はアマゾンさん。

 

ドリュー・バリモアさん。いくらポップなラブコメとはいえ、ヒュー・グラントには、過度な?ざっくばらんさ

ブリジット・ジョーンズの日記」主演の、ゼウィルガーさんとか(関連記事↓)

ノッティングヒルの恋人」主演のジュリア・ロバーツさんとか(関連記事↓)

映画公開時は気づきませんでしたが、アメリカの女優さんの中では、上品な方たちでした!?

しかし、今回共演のドリューさんあたりになると、とにかく、ざっくばらんな女子。じゃりン子チエ的な↓💦

ヒュー・グラントとはギャップありすぎな感じもします。

ただ、いかにラブコメに需要があったとしても、以前通りのちょいお上品テイストでやってても、仕方ないという判断でしょうか。 

ちょい、寂しい💦😭ラブコメはちょっと品があるくらいが、仕上がりとして美しいイメージあります💦

 

楽曲提供先の、若く、かなり官能的な女子

ヒュー・グラント演じるアレックスは、人気はあるが、かなりエッジの効いた女子に楽曲を提供します。

セクシー路線を全開で突き進んでいる感さえあり、アレックスの作った楽曲も、そんな環境下では、もう、原型をとどめない感じ。

自分の楽曲への、愛情はゼロ。

 

純度高いラブコメからの卒業宣言?!

とかなんとか言いつつ、ヒュー・グラントも、セクシー路線の女子に恋に落ちるのかと思いきや、なんと、説教に近いことも。

あれ、あれ。

ヒュー・グラントによる、ズブズブのラブコメからの卒業宣言のよう。

まぁ、セクシー路線全開の女子が、案外、性格のいい子だったという設定も影響してるとは思います。

でも、かつてのヒュー・グラントなら、そんなことは、御構い無し?!ラブコメ最高傑作の「フォー・ウェディング」路線も、もう時代が許さない💦?!↓

ヒュー・グラントの至高のラブコメは、一旦おやすみ

このブログを通して、ヒュー・グラントの作品を再度レビューする作業はかなり楽しいものです😊

でも、彼も、年齢の問題(1960年に生まれ)もあり、次のステージへの移行期のよう。難しいところですね💦

 

また、次回。

 

#ラブコメ

#ラブソングができるまで

#ヒュー・グラント

#ドリュー・バリモア

 

アラン・ドロンというジャンルの映画【アランドロンのゾロ】アメリカ南部がスペイン領だった頃のヒーローもの。

こんにちは、カタツムリ系です。

 

以前、アラン・ドロンものでは、孤高の刑事「フランク・リーヴァ」を取材。

 

 

かっこよさ満点の、アラン・ドロン再び。

 

【目次】

 

 

ほとんど日本の時代劇、例えば、遠山の金さんとか水戸黄門と似た設定

 

本当の身分を隠して、悪を倒す、

独立前のアメリカ南部の、遠山の金さん

のよう。

 

桜吹雪や印籠をださない代わりに、

マスクで、アイデンティティを確立。

 

水戸黄門でなければ、仮面ライダーあたりの覆面もののご先祖
 

遠山の金さんや水戸黄門は変装して

いないというご批判あるかもしれません。

 

まぁ、ゆるいマスクだけなので、よく見れば

すぐにでもばれそうな変装ですが、そこは

ご愛嬌。

 

フェンシングを駆使して、

圧政者のスペイン、日本で言えば、

悪代官をやっつけるゾロ。

 

どちらかといえば、仮面ライダーに近い?!

 

ゾロ?

 

ゾロ。最近はあまり耳にしませんが、

ヒーローの完成形の一つ。いままで、

アントニオ・バンデラスあたりも

同名の役を演じてます。

 

そもそも、ゾロというのは狐の姿を

した神さまだとか。

 

おそらく、日本人では、ピンとこない

伝統があるんでしょうね。

 

作品紹介

 

アラン・ドロンのゾロ [DVD]

アラン・ドロンのゾロ [DVD]

 

 

もうご説明終わったようなもの。

 

ストーリー自体はすこぶるシンプルなので。

 

正義感の強い好男子が、変装して

ゾロと名乗り、圧政をしく支配者に

対抗する物語。  

 

何がおもしろいのか

 

正しいものは正しく、悪いものは悪い。

その勧善懲悪的価値観の圧倒的な支持

しかありません。

 

あと、アランドロンそのものの魅力。

 

盗っ人にも三分の理(*)、というような、

悪人にも、そういう行為に走った背景

には、それなりに理由があるのだ、という

複眼的な視点は、ここには、ありません。

 

盗っ人にも三分の理

盗人にも三分の理(ヌスビトニモサンブノリ)とは - コトバンク

 

結論

 

ありていにいえば、アラン・ドロン

だしとけば、みんな見にくるだろう的な、

あくどい興行師が考えつきがちな制作?

 

実際、見に行きたくなる。

 

また、次回。

 

#アラン・ドロン

#ゾロ

#ヒーロー

#マスク

 

ラブコメとはヒュー・グラントのこと【トゥー・ウィーク・ノーティス】Noヒューさま。Noラブコメ。

こんにちは、カタツムリ系です🐌

かつてのヒュー・グラント主演のラブコメ↓では、イギリスで撮影する映画に、アメリカの有名女優を招待していました。

この時↑女優はアンディ・マクダウェルでしたね↓

 

今回はアメリカで撮影する映画に、ヒュー・グラント(以下、「ヒューさま」)が呼ばれてます。

場所は変わっても、ラブコメの王子はいい仕事します。いい感じのラブコメ。心温まります。

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【目次】

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作品紹介

ヒューさまが、トップを勤める企業(もちろん親譲りの企業)が街の開発を進めています。ラブコメにありがちな「王子様」設定。

その開発は、故郷の歴史的な建造物を取り壊すことにつながるのですが、それを守るために、敢然と闘う女弁護士の、サンドラ・ブロックさん↓

そんな、 

     親のすねかじり系のダメ男子

           vs. 

     しっかり、信念系の女子

という、微笑ましいバタバタ劇を魅力的に演出してくれるラブコメの良品。

トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版 [DVD]

トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版 [DVD]

 

出典はアマゾンさん。

 

マンネリとは傑作にだけ許される特等席。ラブコメ業界も同様😊

本作品をマンネリという人もいらっしゃるでしょう。如何にもありがちなラブコメなので💦しかし、王道とも言い換えられます。

例えば、役者だけ変えてひたすら同じ脚本を演じ続けるシェークスピア演劇を思い出してください。同じく、水戸黄門も。マンネリとは、神的作品だけが許される「特等席」のようなものです。ブコメ業界でも同じ😊

この作品も、しっかりものだけどセッカチなヒロインと、自己中のダメ男とのラブコメという王道を突き進んでいます。

ちなみに、大阪の吉本新喜劇さん↓も(ラブコメとは違いますが)マンネリが、お笑いの王道に昇華している好例ですね。

 

結局、母性が勝つ?! 

本ラブコメ作品を通して、そんなに言うほど目立った、劇的な場面、シーンはありません。穏やかなスコーリー展開が特徴です。

結局、しっかり女子が、世話をやかせるダメ男子から、すっかり離れられなくなったという、ラブコメにありがちな顛末です。

いわゆる母性というやつでしょうか。

ナウい」くらい死語のようなワード?!

なんか平和。そう、ラブコメは平和をもたらす、神のツール😊

 

体当たりの演技のブロックさんもラブコメの王子ヒューさまの陰にかすみがち?

なんでしょう、クレーン車にも負けじと座り込む?ブロックさん。

そんな小気味好い彼女ですが、一方で、イケメン・パワー全盛で、ラブコメ無双時代のヒューさまのモジモジしたオーラに、やや圧倒されがち。

このラブコメ作品の成功は、演技でも、脚本でもカメラワークでもなく、キャスティングということでしょうか。顔面偏差値勝負のラブコメ💦

ヒューさまが、なんどとなく、ハリウッドから、お呼びがかかったのも納得。

Noヒューさま。Noラブコメ

 

結論

ヒューさまだからかもしれません。この永遠のマンネリ・ラブコメが神的に面白いのは。

王道ラブコメのパワーをひたすら感じます😊

 

また、次回。

 

#トゥー・ウィーク・ノーティス

#ラブコメ 

#ヒュー・グラント

#サンドラ・ブロック