カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【A perfect spy】スパイの、スパイによる、スパイのための、ストイックな恋愛

こんにちは、カタツムリ系です。

 

米ソ冷戦時代の、臨場感たっぷりのスパイもの。

 

冷戦(れいせん)とは - コトバンク

 

【目次】

 

 

元・スパイによるスパイ小説

 

A Perfect Spy

A Perfect Spy

 

 

出典は、言わずもがな、アマゾンさん。

 

イギリス人の、ジョン・ル・カレという

どこの国籍の人か分からない名前の

著者の作品。

 

実際はイギリス人です。

 

ルカレって!? 随分出たとこ勝負の

ネーミング!

 

007を創造した、イアン・フレミングさんと

同じくらい人気の作家らしいです。

 

しかも、フレミングさん同様、元・英国

諜報員だとか。スパイのこと。

 

内容は、第二次世界大戦後の、米ソ対立

が激しい時代の、英国諜報員の物語。 

 

 

あまりに長い(700頁弱)ので、何回かに 

分けて。

 

スパイもの好きだとしても、ちょい、

辛い。

 

控えめな恋愛模様

 

はっきり言って、政治的なスパイ活動が

メインで、恋愛は、控えめ。 

 

もっとも恋愛小説ではなく、また、

スパイ活動のための恋愛のケースもあり

また、ストイックさを演出するためにも

あまり恋愛を前面にだすのは、やぶ蛇

だと思います。

 

知らない英単語多過ぎ

 

イギリスの作品は、やっぱり、ちょい

知的なのが好まれるよう。

 

テレビドラマのシャーロックでも、

そんな雰囲気は伺えます。

 

あの、顎の長い、そして名前も長い

カンバーバッチさん主演のあれ。

 

いまだに慣れない、長い苗字と面立ち。

 

でもなぁ、このご時世、もうちょい、

平易な単語を多用してもらっても

バチはあたらないような。

 

例えば、最初のページから

blusteryと。

 

荒れ狂う天候の意味らしい。

 

日本語でも、荒れ狂うなんて言葉使わない。

 

かなり苦戦が予想されます。。。。

 

経験者の迫力

 

著者は本当に、スパイ関連の活動をして

いたらしい。

 

ちなみに、文豪と言われる、サマーセット

マームも、スパイ活動を、していたとか。

 

いわゆるセレブは疑われずにスパイ活動を

しやすいらしい。

 

実際、イギリス王室のメンバーも同じく

スパイ活動に従事していたとか。

 

セレブのスパイ活動は、時に悲劇的で

時に格好良く演出できそうですね。

 

 

物語はいつ始まる?!

 

本編冒頭、やたらと、列車のシーンが

強調されます。

 

この時代、飛行機はもちろん、既に

存在してましたが、感慨を巻き起こす

効果の高さにおいて、列車や船は

飛行機より上回るものと認識されていた

らしいです。

 

実感としても、理解できますが。

 

しかし、ストーリーはなかなか

本格始動しません!

 

まだまだ我慢か!?

 

ちょっと英語読むのしんどい

 

このグーグル翻訳が勢いを増している

昨今、改めて、原書読むのはしんどい。

 

急遽「如何に頑張って、ペンギン男は、

原書を読んでいるのか!」に、暫定的に

テーマ変えます。

 

原書読むって、かっこいいと思ってましたし

読んだこともあるけど、かなり

初歩的なものだったらしいことが

今、判明。

 

本気の、

 

テヘペロ!!

 

また、次回。