カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【カサブランカ】最高のラブロマンス。そして、中身のあるキザ男の最強教科書

こんにちは、カタツムリ系です。🐌

 

ハッピーバレンタイン💏

私はあんまり関係ないので、サクサク

本題に入ります💦

 

○君の瞳に乾杯

○これが美しい友情の始まりだな

 

などなど、歯の浮くようなセリフを

一切照れることなく、ぶち込む映画。

 

そう、それがカサブランカ

 

【目次】

 

 

作品紹介

第二次世界大戦中の、モロッコ

 

レジスタンスである酒場の店主

リックのもとに、昔の恋人イルザがたまたま

訪れることに。

 

レジスタンスとは - コトバンク

 

 実は、そのイルザは現在の彼氏に同行。

 

その彼氏も有名なレジスタンスで、

恋の三角関係と、対ナチスドイツとの

争いが展開。

カサブランカ (字幕版)
 

 

出典はアマゾンさん。このポスター、

なんか、風と共に去りぬ、と似てません?!

 

恋にも戦争にも興味ございませんというポーズ

 

レディファーストが徹底しているのかと

思いきや、意外と女性には冷たい。

 

まぁ、みんなに素っ気ないんですが。

 

特に自分に好意をもつ女性には

ピシャリ。

 

昨日はどこ行ってたの?と詰め寄られても

      →そんな昔のことは覚えていない

 

今夜は会える?と質問され

      →そんな先のことはわからない

 

と答える始末。

 

その女性も、少なくとも一度は優しく

されたこら、こんなつきまとい方を

しているに違いない!

 

おまけに、キザなセリフ。

かましいわ!!!

 

そして、ナチスドイツ派の人間が

すり寄ってきても、これまた、同じように

素っ気ない。

 

 

実は恋に生きる男

 

どうやら、そんな無愛想なリックにも

唯一、想いを寄せる女性がいたらしい。  

 

イルザ。

 

パリで少しの間だけ一緒に暮らし、

急に居なくなった女性。

 

「時の過ぎ行くままに」という歌が

共通の思い出らしく、その曲がかかると

血相を変えて止めに入る始末。

 

かなりのツンデレ

 

実は戦いに身を投じる男

 

戦争中ですし、彼の経営する酒場でも

レジスタンス側とナチスドイツ側で

頻繁にイザコザが。

 

普段は距離を置いている彼も、イルザの

イマ彼が本物の闘士と分かると

昔のようにレジスタンスとして鳴らした

熱意が蘇るよう。

 

昔取った杵柄(キネヅカ)いうヤツでしょうか。

 

恋の三角関係

イルザのイマ彼には、行きがかり上

冷たくしてしまうのは仕方のないところ。

 

でも、どうやら、骨のあるやつと

見極めて、かつてレジスタンス

の英雄として鳴らした熱意が戻ってきくると

その恋敵に段々と共感とサパートを。

 

まぁ、女性の好みも一緒ですし💦

 

共通点も多いことでしょう💦

 

 

ラスト・シーン

 

ナチスドイツ側との争いに巻き込まれつつ

なんとか凌ぎ、イルザも再び手に入れかけた

リック。

 

イルザに対しては強度のツンデレな彼も

たまには?闘士としての自分を抑えられない

らしい。

 

土壇場になって身を引き、イルザをイマ彼

とともに国外に逃がします。

 

自分のお人好し加減に苦笑しつつ、

今回のドタバタを通して、得ることになった

新しい友達と連れ立って空港を後にします。

 

そう、その新しい友達とは、旧知の仲で

しかも敵同士。でも、土壇場で彼が

リックを助けてくれることに。

 

「これが美しい友情の始まりだな」

 

無愛想なリックも、さすがに、ここでは

にこやかに応酬。

 

恋の三角関係と第二次世界大戦の代理戦争

に始まって、友情に終わる、なんとも乙な

一大叙事詩のおしまい。おしまい。

 

日本にもトリビュート作品が

 

石原裕次郎さん主演の「夜霧よ今夜も

ありがとう」も、骨子はほぼ同じ。

 

但し、舞台はアジアに。

 

これはこれで渋い。

 

 

また、次回。

 

#カサブランカ

#ハンフリーボガード  

#イングリッドバーグマン

#サム

#君の瞳に乾杯

#これが美しい友情の始まりだな

#時の過ぎ行くままに