カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【スプリング・ガーデンの恋人】愛こそすべて!を教えてくれるラブ・コメ

こんにちは、カタツムリ系です。

 

そんな激しい愛情表現もないし、胸を

つんざくような別れのシーンもありません。

 

でもでも、愛こそすべて!と静かに、時に

コミカルに訴える映画。

 

ほっこり。

 

【目次】

 

 

作品紹介

 

失恋した英国人の画家。

 

HOPE(希望)という街の名前だけに惹かれて

アメリカまでくる彼。

 

そこでハートウォーミングで、お節介な

アメリカ人とのやり取りの中で、

愛を取り戻すストーリー。

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〜の恋人、というタイトル

 

一時期、なんでも、恋とか、愛とか、と

いった表現を、タイトルに無理やり、

つけるのが流行した時の作品らしい。

 

もちろん、原題はHOPE SPRINGSといって

ホープという名前の泉?くらいの意味。

 

そう言われてみれば、ちょっと、安易な

タイトルではありますが、まぁ、

お付き合いください。

 

理屈っぽい英国人 vs フレンドリーなアメリカ人

 

これでもかぁ!というほど、きちんと

コントラストが設定されてます。

 

単に飛び込みで入ったINNっぽい宿泊施設

の経営者夫婦がまたお節介の善人。

 

悩みで不眠を訴える主人公に、

セラピー役をあてがいます。

 

これがヒロイン。ヘザー・グラハム

キュートという言葉がピッタリ。

 

あんまり賢そうじゃないですが、言って

いることは、とても、まとも。

 

英国人のように、回りくどい言い方を

しないだけ。

 

愛の始まり。穏やかな愛の始まり。

 

穏やかな愛も長くは続かない

 

主人公がハートブレイクした理由は、

婚約者から、なんと他の男との結婚式の

招待状が届いたこと。

 

しかし、それは、煮え切らない主人公

へのカンフル剤のつもりだったらしく

彼を取り戻すべく、英国からアメリカに。

 

嵐到来。

 

つきまとう彼女に手を焼く彼ですが

彼女を去らせるためにこっそり会った場所

が火事になったり、そこを本命の彼女に

見られたり、と、てんやわんや。

 

ラスト・シーンはマンネリ系。でも許せちゃう

 

本命の彼女を傷つけた彼は、二度と彼女

の前に姿を現さないと約束。

 

そのかわり、親戚と偽って、再度会いに

来ます。

 

まぁ、本命の彼女のほうも待ち望んでいた

ことなので、多少のジャブを打ったら

許す展開に。

 

なんじゃそりゃ。

 

最後は、お姫様抱っこをして、彼の

宿泊しているモーテルまで。

 

まぁ、ゆるいゆるいエンディングですが、

みんなが愛し合えば、あとは何でも

いいじゃないか、という恐ろしいほど

真っ当な真実をぶつけてくれる会心作。

 

そう、愛こそすべて!!

 

また、次回。

 

 

#コリンファース

#スプリングガーデンの恋人

#ヘザーグラハム

#ミニードライバー