カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【英国王のスピーチ】カタい俳優さん・カタい配役・王道の演技で大当たり

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

 

【目次】

 

 

おすすめポイント
 

①アイドルならぬ、国王の成長物語

    →国民に向けてのラジオ放送が

        政治的にも重要なメディア時代に突入。

        そこで吃音がネックに。悩む。王子。

 

吃音ポータルサイト : 吃音とは

 

 

②権力をもたない国王という地位への苛立ち

     →我々はピエロなのだという表現も。

        日本も天皇譲位が間も無く。かつての

        天皇も乗り越えられてきた試練?!

        

 

③国のシンボルとしての国王が格好いい

    →ナチスドイツが迫ってきても逃げない

        国王。そりゃ人気でますし、こういう

       のを本気というのでしょうね。

 

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と

いうところを、スナップ・ショット的に

ピック・アップしていきます。

 

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅

しないことも💦

 

作品紹介

 

時は第一次世界大戦前夜。

 

吃音に悩む、英国王子。ただし、派手な

兄の存在。さらに兄は「王冠を賭けた恋」で

王位を退くことに。

 

型破りな言語療法士と真っ向ぶつかりあい

ながら、戦争を勝利に導く国王へ成長する。

 

英国王のスピーチ (字幕版)

英国王のスピーチ (字幕版)

 

出典はアマゾンさん。

 

吃音で悩む

 

青年が苦悩するのは、大昔からの習わし。

しかしながら、国のシンボル、国民への

コミュニケーションを生業とする王室の

メンバーとしては、酷な話。

 

これは、背が低いとか太っているとか

のレベルでは無さそう。

 

 

言語療法士の頑固さ、コミカルさ  

 

なかなか怪しい経歴の人物らしい。

 

でも、コリンファース演じる王子の真摯さに

ほだされたか、トコトン付き合うことに。

 

そして実績を。 

 

このおじさん、頑固で、コミカル。

 

なんか、童話あたりに出てきそうな

愛嬌あるキャラ。

 

権力をもたぬことへの苛立ちを

隠さない父親

 

良い悪いは別として、かつて、大英帝国

太陽の沈まぬ帝国にした王家の子孫。

 

ラジオを通して、みんなで頑張りましょう、

とコミュニケーションをとるだけで

実際の采配はとらないのは辛いでしょうね。

 

でも、君臨すれども統治せず、という言葉も

昔からあるのに、まだ慣れないもの?

 

君臨すれども統治せず(くんりんすれどもとうちせず)とは - コトバンク

 

まぁ、経験のないものは、これくらいで

黙っておきます。

 

兄の華麗さと退位

 

兄は社交的で、見た目もさっぱり。

当然、王子は劣等感を。ツライ。

 

その上、王位継承権を捨て、それが王子に

回ってきました。

 

反発。

 

おこぼれ感が半端なかったんでしょうね。

 

ここで王子の反応が、変に可哀想にも

表現されず、妙に勇ましくもなく、

等身大に描かれていて好感もてました。

 

 

迫り来るナチスドイツから

逃げない

 

度重なる空襲で英国も劣勢に。

 

そして、ナチスドイツが英国に上陸、

攻めてきました。

 

ここで逃げずにピストル片手に立てこもる

王子、いや、今や国王。ジョージ6世

 

劣等感に苛まれたジョージ6世。もう

頭の中でシミュレーションは何度も

なされていたはず。

 

ここで逃げると以前よりキツイ人生が

待っているのは、簡単に想像できた

ことでしょう。

 

もちろん、ジョージ6世の勇気を貶めて

いるわけではありません。

 

このことをキッカケに国民からの信望も

厚くなったとか。

 

いずれにしても苦労人の人生。国王だと

しても。

 

また、次回。

 

#英国王のスピーチ

#コリンファース

#ジョージ6世