カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【恋に落ちたシェークスピア】イマドキ、ど真ん中の文芸モノ です💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

今回は文芸もど真ん中です。

 

【目次】

 

 

おすすめポイント
 

① コリンファースのはまり役

     → ヒューグラントとか、軽妙なタッチの

          演技が得意な人と絡むことの多い

          役者さん。

 

          堅い役柄で、それなりにフィットは

          してますが、やっぱり、浮いてます。

 

          でも、ここでは、まさにはまり役!

 

           すいません。この方、ウェセックス卿 

           という配役で主役じゃありません。

 

           私が好きなだけ💦

 

シェークスピアあるある

    →まぁ、シェークスピアの話なので

        当然ですが、それでも、

        「ロミオとジュリエット」とか

         「十二夜」とか

        いった有名な作品群が、当然のように

        会話の中に盛り込まれていることに

        いい意味での、時代性を感じられます。

 

③舞台装置のような華麗な映像美

    →以下のビジュアルでも伺えますが

       今となっては、やや、けばけばしい

       でも、それだけに華やかな舞台衣装   

       が秀逸。

 

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と

いうところを、スナップ・ショット的に

ピック・アップしていきます。

 

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅

しないことも💦

 

 

作品紹介

 

資産家の娘が、親の意向で家族との

結婚を催促されています。

 

そんな中、シェークスピアと知り合い、

恋に落ちます。

 

二人は、ある時、女王も巻き込みかねない

事件を起こします。最終的にはお咎めなしで

終わったものの、別れ別れに。

 

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出典はアマゾンさん。

 

 

なぜかシェークスピア作品は楽しい

 

もったいぶって、やたらと高尚な作品然と

して扱われてきた歴史があるから

でしょうか。

 

人の精神の多様性を余すことなく

描いているとか。

 

でも「ベニスの商人」なんていう、単に

ユダヤ人をやっつけたいだけの作品を

改めて見てください。

 

バレバレの変装に気づかないだとか、

血を流さずに肉を人体から切り出せとか

スットンキョウな要素も多いですが、

「軽い読み物」としては、かなり秀逸!

 

そもそも娯楽用の演劇の出し物向けなので

当然!!

 

 

なぜかイギリス王室はおっかない

 

近代イギリスを築いたとして尊敬される

エリザベス女王。彼女も登場。

 

でも、この人も若い頃は長く監禁され

母親は処刑。

 

前任で義理の姉妹のメアリーは

「ブラッディメアリー」というカクテル名

にもある通り、血を見る機会の極めて

多かった人。

 

ブラッディメアリーとは - コトバンク

 

なぜかイギリスは華麗さに乏しい

 

そもそも質素を旨としているのか、

いくら飾っても、あんまりパッとしない

ですね。

 

どの映像見てもそう思います。

 

フランス王室とかイタリア王室あたりと

比べて。

 

その頃はイギリスも、もしかして田舎者扱い 

されていた可能性を感じます。

 

 

なぜか大事件なのに、エリザベス女王失脚のネタにされない

 

 

風紀上の問題で、女性演劇の舞台に

立つことは禁じられているのに、そんな

舞台に臨席してしまいます。

 

リチャード三世じゃないですが、あれだけ

親族間であからさまに権力争いを

展開した血筋。

 

ここだけお咎めないのは、拍子抜け。

 

リチャード3世(リチャードさんせい)とは - コトバンク

 

豆知識

 

イギリスの方とクリスマスっぼい

集まりに呼ばれて、クイズ大会に

なった時、まずまずの頻度ででてくる

問題。

 

ロミオとジュリエットでは、

どちらがモンターギュ家で、どちらが

キャピレット家か?

 

答えは

ロミオ →  モンタギュー家

ジュリエット  → キャピュレット家

 

また、次回。

 

#恋に落ちたシェークスピア

#コリンファース

#ロミオとジュリエット

#十二夜