カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【大統領の陰謀】夜討ち朝駆け! Yahooニュースにはない迫力!

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

もう四十年くらい前の映画。

 

マスコミをメインとするジャーナリズムが

第四権力として、リスペクトもされ、

恐れられた時代を偲ばせます。

 

第四権力(ダイヨンケンリョク)とは - コトバンク

 

 

【目次】

 

 

おすすめポイント
 

①天職としてのジャーナリストの格好よさ

       →夜討ち朝駆け

           スクープネタをゲットする為には

           休まず働きます、という精神を現す

           言葉。

           今はコンプライアンスという

           セーフネットあり、なかなか許されない

            スタンスですが、すぐに腐敗してしまう

            政治権力の監視という使命が、如何に

            前向きな男子の心を高ぶらせること、

            如何に魅力的であったかが伝わります。

 

②あの頃アメリカ大統領はそんなに尊敬

    されてたのですね

    →今はトランプさんのヤンチャぶりばかり

       フォーカスされますし、過去の歴代大統領

       のスキャンダルなどから、リスペクトって

       感じでもありませんよね。

       でも、当時は、神聖な役職だったよう。

       そんな大統領の犯罪。大大スキャンダル!

 

       そう、実話!

 

③情報提供者の不気味な存在感

   →リスペクトの対象だった大統領を弾劾する

      目的での、陰の情報提供。

      リスク満載の行為であり、その緊張感の

      演出はなかなか。

 

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と

いうところを、スナップ・ショット的に

ピック・アップしていきます。

 

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅

しないことも💦

 

作品紹介

1970年代にアメリカを揺るがした、大統領の犯罪。

 

これを追う新進気鋭の若手新聞記者。

 

権力のまがまがしい恐怖も迫りくる中、真実への執念で

真相に迫る彼ら。

 

事件はヒートアップし、国家レベルの大騒ぎに。

真剣勝負の末、ついに白黒をつけるステージに。

 

軍配はいずれに?

 

 

大統領の陰謀 (字幕版)
 

出典はアマゾンさん。

 

ウォーターゲート事件インパク

 

世界の最高権力者であり、正義のシンボル?

にも近かったアメリカ大統領の犯罪。

 

ウォーターゲート事件(ウォーターゲートじけん)とは - コトバンク

 

もっとも、起訴されないように、当人は

司法取引で大統領を辞職されましたが。

 

ベトナム戦争も、益々泥沼化。

 

国家の威信でもあったドル高を諦めた

ニクソン・ショック

 

ニクソンさんはアメリカ凋落の兆しにも

見えたことでしょう。

 

あと、日本版ウォーターゲート事件とも

いうべき、日本の総理大臣が逮捕される

ことになるロッキード事件というのも

ありました。

 

ロッキード事件(ロッキードじけん)とは - コトバンク

 

 

若手へのツッケンドンな指導

 

この時期は、先輩の背中を見て仕事を覚えろ

みたいな風潮がメイン。

 

丁寧な指導はありません。

 

今だと、軽いパワハラ判定されるかも。

 

タイプライター打つ新聞記者は、時代遅れだけど、なんか、共感

 

エクセルもパワポもない時代。

 

タイプライターは、かなりの部分、機能を

削ぎ落としたワード。

 

しかもタバコ吸ったりしながら。

 

時代の違いといえば、それまでですが、

○ジャーナリストとしての、誇り

○タイプライターで小気味好くスクープを

    打ち込むのも、ある種ハイテクだった時代

○タバコも、男性のダンディさ演出の小道具

    だった時代

なので、どこか、熱い青臭さが魅力!!

 

色々、現代との距離感あっても、その青臭いパッションだけで、共感を呼び起こせる感じ。

 

タイトルに関しての豆知識

 

一つ目)

オリジナルのタイトルは

「All the president’s men」

 

これは、イギリスに古くから伝わる詩歌集

マザーグース」の一節「all the king’s men」

をもじったもの。

 

強引ですが、日本流に言えば、覆水盆に返らず

くらいの意味?!ニクソン大統領の悪事は

もみ消しに尽力しても、どうにもなりません

というニュアンスらしい。

 

ハンプティダンプティ マザーグース 歌詞・日本語訳・試聴

 

二つ目)

ニクソン大統領に関する政府の情報を提供

したのは、デイープスロートと呼ばれ、

飽くまで陰の存在。

 

しかし、三十年の時を経て、名乗り出るひと

がいて、なんと、政府中枢の、当時の

CIA副長官!!

 

ドラマ!!!

 

 

また、次回。

 

#Yahooニュース

#ダスティン・ホフマン

#ロバート・レッドフォード

#大統領の陰謀

#All the president’s men

#ニクソン大統領

#ウォーターゲート事件

#マザーグース

#実話