こんにちは、カタツムリ系です🐌
主役は、かつて、ゴールデン・アイなどの「007」で、ジェームズ・ボンド役を務めた、ピアース・ブロスナン。
出典はアマゾンさん。
いま、大人気の、ダニエル・クレイグの前任の人。
ダニエル・クレイグが人間の弱みをみせるボンドに変身して成功したのに比べ、ブロスナン演じるボンドは、伝統に則り、恐ろしくスーパーマン!
リアリティショーあたりが受けだした世相では、どこか、浮いていた感もあります💦
【目次】
おすすめポイント
①ピアース・ブロスナンの、歳を食ってても
肩に力の入った演技が、かえって好感度高い
→ 「俺も若い頃は。。。」なんて言いがち
な世代。しかも、肩に力を入れず、
軽やかな演技で抑えているようには、
とても見えません。
ガンガン、攻めてます。
ただし、それが、全然暑苦しくない。
演技力もさることながら、どうしても
お人柄に理由を求めてしまう私💦
②相手役のオルガ・キュリレンコの女っぷり
→オルガ・キュリレンコ。何度やっても
うまく発音できません💦
この方も、ダニエル・クレイグ演じる
ジェームズ・ボンドの相手役を務めて
ます@慰めの報酬
出典はアマゾンさん。
妖艶な目元や立ち振る舞いが目立ちます
が、全体としては、キリッと自立した
女性像を作り上げていて、感嘆。
男性にはもちろんですが、女性からも
リスペクトされそうな人。
③肩のこらないスパイもの
→やたらリアリティを前面に押し出したり、
なんていうのは、 「活劇」の本筋から
見れば邪道。そんな邪道な要素は、
ばっさりカットしている潔さ。
もちろん、悲劇もあれば、現実の国際政治
を想起させるようなシーンもあります。
ただし、基本は、ジェームズ・ボンドもの
同様、娯楽に徹しています。ただ、ボンド
ほど、女好きでないだけ。
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と
いうところを、スナップ・ショット的に
ピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅
しないことも💦
作品紹介
元・CIAのスパイ。「ノヴェンバー・マン」というコードネームの、ピアース・ブロスナン演じるピーター・デヴェロー。
スイスでの隠遁生活中に、昔の同僚から任務の遂行を依頼され、モスクワへ。救出対象だった女性は殺害されるが、彼のかつての教え子によるものと判明。
先の任務は、次のロシア大統領選挙の有力候補の汚職と深い結びつきあることが判明。
その汚職を暴く手掛かりとなる女性を求め、セルビアに向かうデヴェロー。
出典はアマゾンさん。
若輩者をバカにし切れてないピアース・ブロスナン
救出対象だった女性を殺害したのは、かつての教え子。しかも、その女性は、デヴェローがかつて愛した相手。
経験もレベルも段違いにビギナーな相手。
さらに、元・教え子はデヴェローを捉えようとしています。
デヴェローは、それなりに彼を軽くあしらうものの、完全には馬鹿に出来ないし、冷酷な扱いも出来ない。
スパイの世界だと、甘い、と叱責されそうキャラクター。
観ている側も、ヤキモキします。
そのヤキモキ感、デヴェローのエキスパート感とのギャップで、逆に作品に引き込まれがちです。
オルガ・キュリレンコの知的なピアノ
作品の終盤。セルビアの寂れた街角に、デヴェローと潜伏中のキュリレンコ演じるフルニエ。
暗い部屋の窓辺で、強いアルコールを口に運ぶデヴェローと、窓際に置かれたピアノ。親が大学教授であることを明かしつつ、静かな曲を丁寧に弾きます。
言葉にすると、ある種、昔ながらのキザなだけのシーンですが、一度ご覧あれ。美男美女の完成された「美」があります。
女殺し屋のあり得ない身体能力
仕事に出かける前の、強烈なストレッチが印象的。
確かに、殺し屋というのも、伝統的な職業。そんな伝統的な仕事とはいえ、勘や運だけに頼るのではなく、身体の管理から始めるべき時代なのかもしれません。
ただ、そうした「怨念」や「恨み」とは離れたところで、展開される殺し屋の行動の一つ一つが、とても無機質で、かえって、迫力を増してます。
豆知識
なんと、ピアース・ブロスナンは、十年以上も前に、ジェームズ・ボンド役のオファーを受けていて、一旦、断った経緯あるとか。
次はウィキペディアから。
3代目ボンドのロジャー・ムーアがボンド役を引退したあとの1986年に、主演ドラマ『探偵レミントン・スティール』を終えたばかりだったブロスナンはボンド役のオファーを受ける。
もしかしたら、製作者サイドのボンド像は、今、大人気のダニエル・クレイグではなく、この、ピアース・ブロスナンなのかも。
あれあれ、時折、007シリーズが恋しくなるのも、私だけではないはず💦
また、次回。
#007
#ネットフラックス