カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【ロビン・フッド】ストレートなヒーローもの。主演の重厚な演技で重みもトッピング

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

いわゆる伝説のヒーローが主役の映画。

  

日本で言えば、桃太郎あたりが相当するでしょうか。

 

しかし、そもそも、ロビン・フッドって、何だったか忘れてしまっていたので、とりあえず復習。

 

イギリス中世に、シャーウッドの森に住み、悪代官やら権力者か農民を救う話でした。💦

 

ロビン・フッドとは - コトバンク

 

しかし、ラッセル・クロウみたいな怖い顔が、こんなヒーローものにフィットするのか!が第一印象。たぶん、私だけのマニアックな感想ではなく、ポピュラーなものかと。

 

【目次】

 

おすすめポイント
 

ロビン・フッド役のラッセル・クロウの怖い顔

      →ラッセル・クロウは実際、気性の荒い人

         と聞いたこともあります。それゆえに?!

          あの怖い顔。

 

          それが、こんなストレートなヒーロー

          ものの主役に抜擢。

 

           後述するように、そんなギャップの

           プラスの効果も感じています!!

           しかし、同時に、このギャップに、ただ

            ただ苦笑いしたくもあります💦

 

西洋史の大きなウネリとの絡み

      →なんと十字軍という、西洋史に燦然と

          輝く大イベントをストーリーに導入して

          います。

 

         ロビン・フッドが単なるヒーローもの

         でなく、このエピソードと絡み合うこと

          で、オトナの物語として深みを増して

          いることこと確認できます。

 

ロビン・フッドの馬使いの巧みさ。ヒーローっぽい。

    →ロビン・フッド役のラッセル・クロウ

        顔の怖さばかり強調してますが、

        ストーリーの展開に応じて、ヒーロー然

        としてきます。

 

        特に乗馬しつつの戦闘シーン。隙のない

        リアルなシーンを堪能できます。もう、

        完璧なヒーロー。

 

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と

いうところを、スナップ・ショット的に

ピック・アップしていきます。

 

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅

しないことも💦

 

 

作品紹介

 12世紀、十字軍の遠征に参加していたロビン。そこで、イングランドの騎士の殺害現場に遭遇します。

 

彼の遺言を受け、イングランドに帰国。そこで平和な生活を築きつつあったが、イングランド侵略を目論むフランス側との壮絶な戦いにも、巻き込まれることになります。

 

ロビン・フッド (吹替版)

ロビン・フッド (吹替版)

 

出典はアマゾンさん。

 

アウトローかと思っていたロビンが、なんと十字軍に参加

 

十字軍なんて、高い宗教的理想に燃え、聖地エルサレム奪回のための、キリスト教徒の遠征軍。

 

十字軍(じゅうじぐん)とは - コトバンク

 

そんな、お行儀よい?イベントに、アウトロー的なイメージの強いロビン・フッドが参加していたというのも意外。

 

その代わり、作品に重みが加わり、ラッセル・クロウみたいな、オトナで、かつ、怖い顔の人が主役を張っても違和感なくなってますね。

 

個人的には、十字軍というコンセプトの導入は、ラッセル・クロウの怖い顔を緩和させる、お風呂の入浴剤のような位置付けで、製作者サイドが手がけた工夫かと勘ぐっています。

 

 

義賊というより、空想的なヒーローというより、地に足のついた、信念の一個人という印象強い

 

ロビン・フッドなんて、森の中に潜んで、弓矢を片手に、ひっそり悪いヤツを懲らしめる存在かとイメージしてました。

 

義賊という感じ。悪いヤツからお金を取り上げて、貧しい人たちに配る役柄。

 

義賊(ギゾク)とは - コトバンク

 

日本で言えば、鼠小僧?!

 

鼠小僧は、十字軍みたいな小難しい?ことには関与しないはず。  

 

鼠小僧(ねずみこぞう)とは - コトバンク

 

なんか調子狂いますが、その分、信念に基づく、オトナのロビン・フッドという、新しいヒーロー像が生まれたようにも感じます。

 

 

獅子身中の虫?!ザ・悪代官?!としてのイングランド・ジョン王

 

ロビン・フッドフランス軍と戦う訳ですが、ロビン・フッドの地元イングランドでも、争いは止みません。

 

なんとか自分の権力を拡大しようとする王との諍いが絶えません。

 

この時の王は、ジョン王。最近は少しずつ名誉回復しているとも耳にしますが、従来は「悪代官」さながらの評判。

 

ジョンとは - コトバンク

 

悪役としては最適な人ですが、悪役として相応しいだけに、色々歴史的な逸話も多いです。例のマクダ・カルナの人です。

 

覚えてますか?

 

王サイドがあんまり無茶するので、貴族サイドが、王の権力の制限を約束させたものです。

 

マグナカルタとは - コトバンク

 

ちょっと豆知識を挟んでしまいましま💦

 

また、次回。

 

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