こんにちは、カタツムリ系です🐌
世は新元号のことで持ちきり?!それはそれとして、こちらでは、ムー的宇宙を極めていきます💦
正直、あんまり分かっていないくせに、どんどん読み進めてしまう経験はあまり、ありません。
でも、マルチ・バースというトピックは別ですね。
なんだかんだ言って、エンターテイメント性があるのだと思います。あと、素朴に宇宙に憧れた、元・男の子の記憶が、そうさせるのかも。
インフレーション宇宙論―ビッグバンの前に何が起こったのか (ブルーバックス)
- 作者: 佐藤勝彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 新書
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出典はアマゾンさん。
【目次】
筆者は宇宙物理学者
かなりの大御所。
一方で、最先端の理論の追求だけでなく、ポピュラー・サイエンスに貢献されているよう。
ポピュラー・サイエンスとは、一般の方に、難しい科学の話を易しく解説して関心を惹起させることを目的としたもの。科学界のスポークスパーソンの役割を果たされているようです。
ビッグバンに少し触れます
サブ・タイトルが「ビッグバンの前に何が起こったのか」。
ビッグバンはご存知ですよね。
私もこの本で初めて知りましたが、ビッグバンが、この宇宙の最初ではないらしい。え、ホント?!
以前、原子が一番小さいと言いながら、ニュートリノとかレプトンとか、どんどん、もっと小さい単位の粒子が発見されているのを知った時、物理学業界が、勝手に内輪受けしている印象受けました。
今回も、なんとなく、同じイメージ。💦またですか?!、と。
でも、本のタイトルにもなっている、インフレーション宇宙論とは、ビッグバンと、密接な関係にあるよう。
インフレーション理論
ビッグバンが宇宙の最初と教えられてきました。
ところが!
ビッグバンの前に、インフレーションという現象が起こったとか!
インフレーションというと、主な経済のことを話す時に使われ、急激な物価の状況という意味でとらえています。
ここでは、宇宙の最初に、エネルギーが急速に膨張して(これがインフレーション)して、一定のレベルに達すると爆発して、それがビッグバンにつながるよう。
分かったような、分からないような。
しかし、ビッグバンから宇宙が始まったというより、インフレーションというプロセスを踏むと解釈することで、いろんな可能性がみえてきたとか。
分かったような、分からないような。
もちろん、科学者の方も、この説明だけで納得されているはずはありません。
アインシュタインの方程式からの算出など、
骨太の理屈➕個々の論点との整合性
あることを確認して初めて、結論付けされているようです。
そこから無数の宇宙へはどうつながる?!
そう、ここが問題です。
宇宙が生まれる時のプロセスを細かく分解することで、一層、真実の姿に迫っていくのは、如何にもサイエンス然としています。
従って、かつて、ビッグバンから急に宇宙の生成に話を持っていくのは、あまりに理屈の厚みに欠けると言えば、欠けるような💦
それよりは、ビッグバン以前に、インフレーションというイベントによって、膨張する準備が出来たことを理屈つける方が、より動的に宇宙生成のドラマを説明つけできるような気はします。飽くまで、なんとなくですが💦
しかし、それが、なぜ突然、複数の宇宙の話に?!
どうやらインフレーションは、一つのところだけから生まれる必要はなく、複数の場所で確認されてもおかしくないとか。
さらに、一つのインフレーションが、また次のインフレーションを生むといった、親宇宙・子宇宙・孫宇宙といった展開を考えたほうが、ほかの理論との相性がよいようです。
正直、ビッグバンというよく分からない事象が、ビッグバン➕インフレーションという風に、よく分からない事象に、言い換えられただけ!という印象もあります💦
ただし、今は単なる言い換えにしか認識できなくても、将来のよりよい理解のためには「単なる言い換え」として否定するのではなく、なんとなく、流れが分かっているだけでも有益かなぁ、と前向きに考えてます。
なーとなく頭の片隅にのこしておいて、ある日、あっ!と気付きがあることは、誰しも経験のあることでしょうから。そんな機会を期待しています。
ブルー・バックスは結構好きです
かつて、そして今も、
○岩波文庫
のファンですが、この「ブルー・バックス」も好きなんですよね。
要は理解の知識を分かりやすく解説する、まさにポピュラー・サイエンスの権化ですが、全体的に、楽しもう!というスピリッツが満遍なく行き届いていて、気分よいです。
程よく、素朴な宇宙への憧れに付き添ってくれたり、モノゴトの素朴な疑問にヒントをくれる親切なオトナの人、といったイメージ。
ジブリさんの手で、映画化されようとしている「君たちはどう生きるか」に出てくる、大学生のオジさんのようです。
出典はアマゾンさん。
頭はヒイヒイ言ってますが、まだ、やめません。このシリーズ。
まだ、次回。
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