こんにちは、カタツムリ系です🐌
海外のシャーロック・ホームズほど有名ではないものの、日本でも、明智小五郎や金田一耕助といった名探偵は、かつて人気ありました。
しかし、日本のローカルな、オカルトにも近いエピソードが毎回つきまとうストーリー。そんな、低いテンションの番組を誰が見るのか?という感じですが、これが、面白い!!
そういえば、スティーブン・スピルバーグ監督のスターウォーズも、リリース前は、今更、宇宙で、宇宙船がビームを打ち合うなんて、子供じみたものが受けるのか!?と批判あったよう。
批判自体は、とってもマトモ。でも、集客って、そういうことじゃないらしいですね💦
【目次】
おすすめポイント
①八つ墓村、という言葉の迫力
→もちろん、日本でも、スマートな推理や
立ち回りをフィーチャーした作品があっ
ても、おかしくありません!
でも、どうせ、濃い邦画もしくは、国内
テレビドラマ撮るなら、怨念や情念ドロ
ドロのストーリーはかなりの差別化要素
になるように感じています。
その最右翼の作品!
②二枚目半の古谷一行さんの若々しい魅力
→金田一耕助役。
おそらく、この時代は、ストレートな
男前で、おまけに無口な男性像が格好
いいとされていたイメージあります。
今見ると、古谷さんは単に快活な
イケメンですが、当時は、三枚目、
ちょっとオトボケなポジションだった
のかも。
その意味では、健全な社会に
なっている?!
③とは言いながら、あっと驚くエンディングが
→例えば、有名なミステリー作家
エラリー・クイーンのように、全ての
カードを晒して、読者に勝負をしている
ようなフェアさはありません。
手がかりは小出し小出しですが、そんな
セコさは全く気にならないほど、華麗な
ドンデン返しが待ってます!!
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と
いうところを、スナップ・ショット的に
ピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅
しないことも💦
作品紹介
「八つ墓村」という、おどろおどろしい名前をもつ、岡山県山中の村で起こる殺人事件。
それは、戦国時代の悲劇にも、数十年前の悲劇にも、複雑に絡まり、忌まわしさはひときわ。
金田一耕助は一歩一歩、推理を進めていきます。
出典はアマゾンさん。
戦後すぐの、すさんだ社会を気にせず進んでいく若者は、なんだか格好いい
八つ墓村の名家の血を分けた若者、寺田辰弥(テラダタツヤ)。戦後の厳しい環境を生きているせいもあってか、26歳という設定にしては、随分老けてます💦現代が幼すぎるのか?!
でも、物資の少なさや、警察の取り締まりの厳しさなど、まるで気にしないで、反骨心を失わない彼。
かつての若者の、理想像なのかも。そんな、迫力は感じます。
古谷一行さんの許せる親父ギャグ
地元の酒を味わって、その銘柄を尋ねます。返事がないので「八つ墓村たたりの酒、なんていうんじゃないんでしょうね」なんて。
文面にすると、さらに寒いですが、古谷一行さんの口から出ると、許せる感じが。この人、さぞモテたでしょうね。
担当刑事のオトボケぶりが、微妙にホンワカ。
岡山県警の日和(ヒヨリ)警部。
いわゆるフトッチョ。おっちょこちょい。
単なるオッサンですが、マイルドな岡山弁のニュアンスも手伝って、全体的に、ホンワカ・ムード。
もちろん、今の時代だと、色々やらかしそうではありますし、そばにいると、威張りがちではあるので、暑苦しいかも💦
また、次回。
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