カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【アインシュタインの宇宙】マルチ・バース熱が下がりません

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

自分の力量はさておき、マルチ・バースもしくは、その基盤である量子力学の知識を貪欲に得ようとしている私。

出典はアマゾンさん。

 

 

 

アインシュタイン量子力学

皆さんご存知の通り、アインシュタイン相対性理論で有名ですね。そんな確固たる地位を築いた彼ですが、量子力学については、いい加減、もしくは中途半端といった理由で、かなり攻撃していたようです。

でも、アインシュタイン自身が量子力学の生みの親の一人でもあるとか。

なので、量子力学と言えば、しょっちゅう、アインシュタインの名前が出てきます。ついては、ここで触れてみることにしました。

そもそも相対性理論も名前だけ知ってますが、中身全然知らないので、ついでに、入り口の知識だけでもリーチしておこう、と。

アインシュタインとは - コトバンク

 

一般相対性理論特殊相対性理論

例のE=mc^2という公式で代表される理論。

とにかく、モノはエネルギーに変換できるといのが骨子。もっとも、言葉にするとそんなに違和感ありませんが、例えば、すぐそばにあるマグカップが、突然、エネルギーに変換されるというのも、物騒な?話💦

どれくらい莫大なパワーを産むかと言えば

P-81

一枚1グラムの一円玉が6個あれば、東京ドームを満タンにした水を沸騰させる

のだとか。

分かったような、分からないような。

あとは、光が宇宙で一番速く、こちらがどんな動きをしていても、同じスピードに見えるという大前提が特徴的です。

「こちらがどんな動きをしていても、同じスピードに見える」というのは、たとえば、

  •    同じ方向に動いている電車は、
  •    歩いている時と
  •    自転車に乗っている時では
  •    違うスピード(相対速度というヤツですね)に見えるはずですが

光には、当てはまらず、常に一定のスピードに感じられるとか。

分かったような、分からないような。

 

アインシュタインがとっても気にしていたこと

自ら創造した相対性理論で示された「アインシュタイン方程式」というものを、宇宙に当てはめたとか。

そうすると、お互いに引き合って、最終的には、宇宙は潰れてしまうとこになるらしい!!

もちろん、宇宙が潰れてしまうなんて、物騒な話ですが、遠い先なら、そんなに深刻に悩まなくても良さそうなもの。

しかし、宇宙は永遠不変という、強い信念があったとか。物理学の創始者?!ニュートンキリスト教の影響でしょうか。現代、少なくとも、私には、あまりピンとこないですね。

でも、アインシュタインには大問題だったらしい。

そこで、重力と反対方向の力を表す「宇宙項」というのを、アインシュタイン方程式に入れ込んだとか。

天下のアインシュタイン博士とは言え、強引過ぎません?!

実際、あとでハッブルさんという方の発見で、宇宙項は誤りであることが判明したとか。

科学者の中の科学者というイメージのアインシュタイン。しかし、積み上げた事実を重視するはずの「科学者」らしからぬマイナス・エピソードでした。

 

大統一理論」という迫力あるコンセプト

もう一つのアインシュタインの関心は、宇宙に関する力を、統一的に説明することだったとか。

いやー、壮大。アインシュタイン博士ならでは。

力としては

  •     強い力
  •     弱い力
  •     電磁気力 
  •     重力

の四つあるそうで、従来、バラバラに把握されていたそう。

これを全部まとめて面倒みる!と。

結局、その野望は叶わず、現時点においても、実現した人はいないらしい。

この見果てぬ夢を「アインシュタインの夢」と呼ぶこともあるそう。

なんてロマンチックな。。。。

 

最後に

単にマルチ・バースとか量子力学系の入り口の知識の仕込みを狙って、手に取った本。

科学としての知識はもちろんですが、人間ドラマの宝庫でした。アインシュタイン博士は。

アインシュタイン博士は科学の世界だけでなく、アメリカ・ポップアートの、アンディ・ウォーホールあたりの絵画でも有名です。

ただし、そこでは、その名の通り、ポップさだけ強調されています。

アンディ ウォーホルとは - コトバンク

そんなポップさとは裏腹に、人間アインシュタインも、マルチ・バースに劣らず、刺激的な存在であることを再確認させられました。。。

 

また、次回

 

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