カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【三銃士】RPG系「愛こそすべて的」ラブ・ストーリー

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

公式のタイトルは、三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船です。

このタイトルからもお分かりの通り 

  •     三銃士の果たし合いやチャンバラ  
  •     王妃という高貴な登場人物 
  •     首飾りといった、お宝騒動  
  •     ダ・ヴィンチというビッグ・ネーム
  •     飛行船という、空のアドベンチャー  

          (そういえば、ダ・ヴィンチ・コードとい

            う本も映画もヒットしましたね)

といった、盛りだくさんな内容。面白くないわけがないでしょう😊

ダ・ヴィンチ・コード(吹替版)
 
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

 

出典はアマゾンさん。

 

 

 

おすすめポイント

①言わずもがな、エンタテインメント要素の     

    盛りだくさんさ

    →冒頭で触れた通り。サービス精神旺盛

       です。

②フランスの優雅さを伝える宮廷

     →今更感はありますが、ベルサイユ宮殿の

         優雅さ。堪能できます。

③やっと三銃士の名前覚えられます   

    →アレクサンドル・デュマの原作を読んだ

       ことはあるものの、この映画同様、  

       サービス精神旺盛なので、ディーテールは

       こぼれがち。

       でも、やっと覚えられました。

  •        主人公                   → ダルタニアン
  •        三銃士のリーダー → アトス
  •        元・神父で理論派 → アラミス
  •        豪快な太っちょ    → ポルト
三銃士〈上〉 (岩波文庫)

三銃士〈上〉 (岩波文庫)

 

出典はアマゾンさん。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

17世紀のフランス。フランス革命より、ずっと前💦

ガスコーニュの田舎者の、青年ダルタニアンは、パリにやってきたが、成り行きで三銃士の仲間となります。

ひょんなことから、命と恋をかけて、王妃の首飾りを取り戻すためイギリスへ向かうことに。

そんな彼らをバッキンガム公爵と正体不明の美女ミレディが阻む。ミレディは、バッキンガムたアトスを天秤にかける、悪い女。

フランスの国運をかけた、恋と王妃の首飾りの行方はどうなることやら。

出典はアマゾンさん。

 

ダルタニアンと三銃士は「決闘」という形で出会います

パリ到着直後から、ダルタニアンはやる気マンマン。

たまたまですが、アトス、アラミス、ポルトスの順番に、決闘を申し込みます。 

そんな決闘の最中に、近衛兵(王の親衛隊)が、押しかけます。そこで、ダルタニアン➕三銃士で、近衛兵を蹴散らします。

近衛兵(コノエヘイ)とは - コトバンク

王の圧政に苦しむ庶民は、そんな四人を喝采。三銃士の名前を呼びます。そこで、活躍の場がないまま、なすこともなく過ごしてきた、三銃士も、かつての誇りを思い出します。

シンプルなシーンですが、本気の男たちが、誇りを取り戻す姿は美しい。

 

謎の美女ミレディは、嘘をつかないではいられない

美女ミレディは、才色兼備。そして、セレブ層男子にも食い込むやり手。現代の総理大臣に相当する枢機卿リシュリューにも。

枢機卿(すうきけい)とは - コトバンク

そんなミレディは、アトスやバッキンガム伯爵などを一旦は手玉にとりつつも、付き合う相手も優秀ゆえに、時に、ドキッとすることを指摘されます。

枢機卿リシュリューには「お前は、嘘をつかないではいられない」と。この言葉、権謀術数(ケンボウジュッスウ)をものともしない「悪女」への「文春砲」のよう。なんだか、爽快感。

 

権謀術数(けんぼうじゅっすう)とは - コトバンク

 

格好良ささえ感じます。

 

飛行船上での、アトスとダルタニアンのやりとり。愛こそすべて!

フランスの国運を左右する王妃の首飾りと、ダルタニアンが愛する女性を天秤にかけざるを得ない状況に。

しかも、故障中の、危なっかしい飛行船の上。

苦しむダルタニアン。

そこでアトスが諭すように、絞り出すように、ダルタニアンに語りかけます。名誉など何でもない。愛こそすべてだ、と。

今まで何度なく繰り返された言葉。

でも、アトスの経験と人柄のせいか、安っぽさや、嘘臭さはまるでありません。

そう、この映画のメッセージも、やっぱり、愛こそすべて。

 

また、次回

 

#オーランド・ブルーム

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#フランス王家

#バッキンガム