カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【Newton別冊 量子論】カオス。バカボンのパパばりに、それでいいのだ!

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 今回は、久々、Newtonさん。しかも、その別冊です!!「別冊」というヒビキ好きです。なんか「フロク」とか「お楽しみ袋」みたいな、おトク感があります💦

量子論 増補第4版 (ニュートン別冊)

量子論 増補第4版 (ニュートン別冊)

 

出典はアマゾンさん。

 

月刊ムーから話は始まります

もともと、月刊ムーがお気に入りの私。

そこで、この宇宙は決して一つでなくて、いくつもいくつも存在する。すなわち、マルチ・バース(多元的宇宙)が存在するという話が、専らの関心事。

とは言え、マルチ・バースの話が出るたびに、月刊ムーと言えども、もしくは、月刊ムーだからこそ?!物理的トピックが必ず参照されます。

しかも、アインシュタイン相対性理論とか、ボーアの量子力学とか💦

 

なぜNewton?!

しかし、物理のトピックになると、月刊ムーだけでは、消化不良になります。それも、そのはず。月刊ムーさんは、そもそも、そこまでカバーする編集意図はお待ちでないので。

じゃあ、私が参考書や学術書に手を出して理解を深める?!

いやいや、いやいや。。。

そう言えば、書店でも月刊ムーと同じ棚で並べて置かれていることも少なくないNewtonという雑誌があったな、と思い出します。しかも、このNewtonさん。ムーチューブでも、一方的なライバル心から、しばしば話題にされますし。おそらく、Newtonさんは、なんとも思っていないのでは。プロ野球の、巨人と阪神の関係?

ちなみに、マルチ・バースなどのトピックが、ムーとNewtonで、同じ月に特集されたりする時があります。そうすると「漸く、世の中が、ムーに追いついた💦」みたいな感じで、ムーさんはとても嬉しそう😊

そんなこんなで、少しお堅いイメージも強かったのですが、ビジュアルが綺麗なので、まずは、Newtonさんから手始めに!と考えた次第。

しかも、別冊として、人気のある分野を、個別に特集されているとか!!

 

量子論を特徴づけるポイントの波状攻撃。まずは、古典物理学をチクリ、と。

りんごの木を見て引力を発見したとされるニュートンなどが作り上げた、古典物理学

高校までの教科書で見かけるカテゴリーです。

あんまり完成度が高いので「万能感」あるのですが、それは「思い上がり」?!らしいです。

古典物理学(こてんぶつりがく)とは - コトバンク

P-6

未来は決まっているのか?いないのか?

✔️簡単なところから始めると、速さと時間が

    分かれば、だいたい、どれくらいの位置に

    着いているのか分かる。

   

    時速5キロを2時間で進めば、スタートの

    地点から10キロ先にいる、ということ。

   

    なので、集めるデータが多ければ多いほど

    物理公式も用いれば、すべて先を読めると

    信じられた時が本当にあったようです。

   

    分からなくはないですが、未来は決まって

    いるとまで言い切るのは、言い過ぎ

    じゃないの?!

     ↓

   実際、言い過ぎらしい💦

 

じゃあ、今の物理は何がスタンダードなの!?

P-12

現代の物理学は、一部の例外をのぞいて、全て量子論という土台の上に築かれている

✔️じゃあ、量子論というのが、立派なロジック

     を見せつけてくれるのですね。

 

じゃあ、量子論ってどうなの?!

P-30

光には粒子の性質も

✔️✖︎「波」だけでなく

     ○「波」であり「粒子」。

     え、光って「粒」なの?!

P-21

波と粒子の二面性(中略)を完全に正しい形で絵にすることは不可能

✔️「波」であり「粒」であると言ってるのに、

      絵に出来ないの?

     

      サン=テグジュペリというフランス作家の

      小説『星の王子様』で「大事なことは目に

      見えないんだよ」っていうセリフを聞いた

      ことあります。

     

      でも、こんなこと言い始めたら、なんでも

      ありじゃないですか?

 

不連続な数値?!なにを言い出しているの?

P-29

光を発する粒子の振動のエネルギーは、とびとびの不連続な数値しかとれない

✔️ ✖︎「とらない」ではなく

      ○「とれない」のです

     

      なにが問題?

     

      ニュートンさんほかのイメージでは、世の

      中のモノやコトは、全て連続していて

      1の次は2とか、5の次は10なんていう

      ケースはないと考えてられていたよう。

     

      例えば、1の次は、1.0000〜〜〜1

      という風に無限に小さい数字なのだそう

      です。

     

       正直、まだなに言っているのか分かり

       ませんが、そういう「連続」感が過去

       かなり大事にされてたようです。

       

       まぁ、昔は宇宙が地球の周りを回っている

       ことになっていたので、時代ごとに大事に

       されている価値観があるのでしょう💦先に

       進みます。

       

まとめ

次世代を担う量子論のエッセンスは、私なりにまとめると

○未来は予測できない

○「光」は「波」であり「粒」(光だけでなく

    全てのモノも同じ)

○でも、星の王子様のように、そういった大事

    なことは、絵には描けない。

○次には突然ですが、不連続な数値しか

    とれない

と、いうことらしい。

 

これだけでは、量子論という代物が、本当に、いいものなのかは、良くわかりません💦でも、レーザーや半導体など、IT技術や医療機器に開発にはかなり貢献しているとか聞きます。おそらく、それ以外にも。物理の分野らしからぬ?「終わりよければ、すべて良し」的なものを感じます💦バカボンのパパてばないですが「それで、いいのだ!」と。

 

また、次回

 

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