こんにちは、カタツムリ系です🐌
またまた、Newtonさんの別冊。別冊って好きなんですよね。「フロク」とか「お楽しみ袋」的な感じあるので💦
タイトルには全く愛嬌ありませんが、中身には愛嬌あります。
現代のスタンダードたる量子論(量子力学)だけでなく、それ以前のニュートンに代表される古典物理学も併せて扱われています。
古典物理学も、ある条件のもとでは、まだまだ有効なのだとか!?
大胆に古典物理学を切り捨てがちです。雑誌Newtonさんは💦レジェンドのニュートンが考えたことは、もう有効でないの?
出典はアマゾンさん。
【目次】
おなか一杯になるほどの、ボリュームたっぷりの、単位やら、法則やら💦
素朴な印象として、単位やら法則やらは、過剰なまでに存在しているような気もします。
メートル、キログラム、秒、アンペア、ケルビン、モル、カンデラ、ジュール、カロリー、ヘルツ。。。。。
人間の生活も複雑でしょうから、一つや二つの単位や法則でなんとかしようと思うのは無茶なリクエストとは思います。
ましてや、月や火星にロケットを飛ばすくらいでしょうから、あれやこれや決めごとや調べごとは多いはず。それに連れて、物理屋さんも、沢山単位や法則を作ってしまうことでしょう。
単位と法則はセット
とは言え、無軌道に単位や法則を作っても、無用なら、いずれ消えることでしょう。
まだ残っているということは、意味や関心があり、それが法則の発見に結びつくそうです。そう、意味合いや関心の度合い次第ということです。先に挙げた単位のメートル、キログラムやカロリーがありますが、健康やフィットネス目的という関心があれば、役立ち感をしっかり実感できます。この場合、主にエネルギー(カロリー)という単位を使うわけですが
- フィットネスという関心があって
- どういうプロセス(=法則)でエネルギーが消費されるかを発見し
- それに適した単位(カロリー)を当てはめる
という流れなのでしょう。
そう考えると、単位や法則の多さは、我々の関心や必要性の度合いに比例しているようです。
P-21
単位の背後には物理法則がある
単位の寄って立つ土台(基準)
P-20
地球というマクロな’時計’から原子というミクロな’時計’へ
ここでは、時間の基準が
以前)地球基準
→ 地球が自転するのに必要な時間
1秒とする
↓
現在)原子基準
→セシウム133原子が91億回ほど振動
するのに必要な時間を1秒とする
という風に変遷していると説明してます。
より厳密化しているのでしょうが、キリないような気もしますが。。。。
どれくらい厳密化?何のため?
P-8
人工物に頼る定義の相対的な安定性は、1億分の5(=0.5 x 10のマイナス7乗)程度が限界
この程度の誤差でもダメなんですね。
予想通りやり過ぎですが、量子力学の扱う原子などで言えば、水素原子の半径は、0.6 x 10のマイナス10乗メートル。
上の引用と比べると、もっともっと小さい💦
物理の専門家的には、決してやり過ぎじゃないという訳ですね。。。
IT系の単位
ちょっとだけ、IT関連のプチ情報を。
P-62
1byteは英語の1文字分の情報量
P-63
日本語は(中略)2byte(中略)で1文字
単位と法則が生まれるための美意識
P-81
美しくなければ真実ではないとまで科学者は考えている
そう言えば、数学なんかの授業で、この数式は美しいなどと、一人で感心されている先生もおられました。
例えば、
E = mc^2
みたいな公式を発見したら、さすがに美しいと感じでしまいます。なぜって、エネルギーと質量と光速という、物理業界でのメイン・プレーヤー達が、仲良く同席し、こんなシンプルな方程式で表現されているのですから!!そんな美しさをリスペクトするのなら、それがきちんと共有されるように、ビシッと単位まで、然るべく配慮しておくのは当然ですよね。。。
単位と法則は、ある種の美意識なんですね😊
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