こんにちは、カタツムリ系です。🐌
イアン・フレミングが創造した、永遠のヒーロー、ジェームズ・ボンド。彼が、華麗な変身を遂げた、記念碑的作品。
どんな風に変わったかというと。。。
変身前)神がかっていて、喜怒哀楽を超越する
スーパーマンの旧ボンド
↓
変身後)愛に苦しみ、眠れない夜もある人間味
溢れた、新ボンド
さらには、エバ・グリーン演じるヴェスパー・リンドと、ボンドの上司M(エム)など、自立性の高い女性の存在がより高まっています。そんな、キリリとした、気持ちのいい作品。
ちなみに、どうしてもボンドの左手首の腕時計には注目しています。歴代ボンドは、ロレックスなど、ダニエル・クレイグの着用するオメガ以外が多いよう。
【目次】
おすすめポイント
①ダニエル・クレイグ演じる「人間的」ジェームズ・ボンド
→例えば、初代ボンド役のショーン・コネリ
ーが演じたような、弱みを一切みせない、
ある種のロボット的ボンドはもはや存在
しません。
愛に苦しみもすれば、アクションも労せず
勝利するのではなく、汗をかいた戦い
ぶり。
大袈裟な強調ではなく、まさに、「新」
ボンドの誕生。
おまけに、シリーズ初の金髪のボンド。
②ボンドのお目付役。財務省官僚たる、エバ・グリーン演じるヴェスパー・リンドの麗人ぶり
→とにかく、お美しい。そして、気品を感じ
ます。「麗人」という言葉がふさわしい。
③ボンドの敵、ギャンブルの天才
→数学、そしてギャンブルの天才。
ただでさえ、不気味で、ふてぶてしい風貌
なのに加え、名前そのものが、神に
逆らってて天を追われた堕天使。
英語の呼び名は、ルシファー。
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ！」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦
作品紹介
組織内部の問題を解決して、殺しのライセンス00(ダブルオー)を獲得したボンド。
マイアミ国際空港で披露される超大型旅客機の爆破計画を阻止するが、背後に、テロ組織から資金調達し、マネーロンダリングを行うル・シッフルの存在を知ります。
爆破計画を阻止され巨額のお金を失ったル・シッフルは、テロ組織への返済に窮し、資金獲得のためモンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」に参加します。
そこで行われるポーカーゲームで、ボンドがル・シッフルを迎え撃つことに。
出典はアマゾンさん。
マダガスカルでの、派手な、でも本格的アクション
かつてのボンドは、多少の格闘のあと、ちょちょっとネクタイを直すなんていうシーンをよく見かけました。
ただし、いろんな作品でアクションシーンのクオリティが向上し、ボンド作品の制作側も反省したのでしょうか？！
そうして、突如、肉体の躍動と汗を感じるアクションが誕生。
ヴェスパーとボンドの、手の内の探り合いの華麗さ
ル・シッフルとの対決の場「カジノ・ロワイヤル」のあるモンテネグロに向かう列車の中で、ヴェスパーとボンドが出会います。
お互いに頭のキレを自負する二人。
お互いの隠れた弱点を指摘し、丁々発止のやりとり。火花バチバチ。
離席するヴェスパーを、ジェントルマンの礼儀に則り席を立って、見送るボンド。そして、ヴェスパーの人間的魅力にニンマリ。普段はクールで無表情なボンドとのギャップが印象的。
久々？！自分と対等に渡り合える相手に巡り合って、ご満悦そう。もちろん、麗人なことも大事でしょう💦
ヴェスパーの切ない裏切り
ネタバレになるので、軽くだけ触れます。
実は、心優しいヴェスパー。
心ならずも、ボンドを裏切り、その決着をつけるシーンは、
✔️彼女の美しさ
✔️彼女の聡明さ
✔️彼女の凛々しさ
✔️そんな彼女の、とても気弱で切ない表情
が、大きなギャップを生み出します。記憶の中でも、一、二を争う悲哀を帯びたシーン。
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