カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【ムー的巨人伝説】○進撃の巨人 ✖︎読売ジャイアンツ

こんにちは、カタツムリ系です🐌

そうそう。巨人とか小人とか、大事な大事なトピックを忘れてました。

2015年9月号ということですから、その頃は「進撃の巨人」というアニメが大ヒットしていた頃らしく、メイン・スピーカーの三上編集長によれば、確信犯的に、ムーもそんなトレンドにちゃっかり乗っかったそうです。

進撃の巨人(しんげきのきょじん)とは - コトバンク

 

失われた巨人族アトランティス文明の謎

2015年9月号#1

失われた巨人族とアトランティス文明の謎 MUTube(ムー チューブ) 2015年9月号 #1 - YouTube

巨人の謎を解明する反・進化論「創造科学」の世界

2015年10月号#2

巨人の謎を解明する反・進化論「創造科学」の世界 MUTube(ムー チューブ) 2015年10月号 #2 - YouTube

 

 

 

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出典はアマゾンさん。なお、本記事のテーマを扱っている号ではありません💦 

 

どれくらいの大きさの人のことを「巨人」と呼んでいる?

世界中の発掘結果から推測するに、7.5メートルくらいだとか。たしかに大きい💦ちなみに、ギネスブックにも載っている人間の最大身長は2.7メートルだそうです。

 

科学的な法則は一旦認めつつ、そこから独自過ぎる解釈をするのがムー的。しかし、今回は最初からアンチ「進化論」を主張

例えばニュートン万有引力の法則ってありますよね。そう、重力。とりあえず、万有引力は認めて、それに乗っかった上で「6,600万年前まであんな大きな図体の恐竜が動き回れたのは、重力がもっと小さかったからだ!」とオリジナリティあふれる見方を提供するのが、ムーの真骨頂のはず💦

ここでは、最初から「進化論」なんかおかしいとぶち上げています。たしかに、いろんな理屈がある中で、「進化論」は素朴過ぎる理屈だなとは思ってました。宇宙が出来た頃のことなんて誰もわからないわけですが、数学や物理を駆使して、実験も活用して、いろんな角度で証明を試みています。それに比べると進化論は、割とさらっと、猿が人間になったと主張することが専らで、二重三重の証明は提出されていないようです。ちなみに、巨人の話は、どこにも出なくなりました💦露骨です💦

 

「進化論」をライバル視する「創造科学」

進化論の対抗馬として挙げられるのは「創造科学」。すべては神が創造したのである!という「真実」を科学的態度で説明する、新しい分野だそうです。

 

みんなみんな「ノアの洪水」のせいだと

恐竜などは隕石のために絶滅したと説明されることが多いですが、創造科学では、それは「ノアの大洪水」のせいだと説明しています。要は、ノアの洪水前は、すべての創造物は存在した、と。もちろん、巨人もいれば小人もいたのだ!と。これはこれで強引ですが。。。

ノアとは - コトバンク

 

前月号では、アトランティス人自体が巨人で、ノアの方舟とは関係なく大陸沈没で絶滅した、という話でしたが。。。

いいんです。いいんです。この節操のなさがいいんです。「お遊び感」があって、可愛いです。

 

ムーさんの愛すべき「小物(コモノ)感」・「プロレス感」のゆくえ

ムーさん、ハチャメチャさが信条だとしても、従来通り、現存する科学法則には一応のリスペクトはしておいてほしいです。そういう安心できる土台に乗っかった上で、ギャーギャー言う、ムーさんの絶妙な「小物感」、そして「プロレス感」がキープできるような気がします。僭越ながら、雑誌の運営上も無難かと💦リングの中では暴れに暴れるものの、リングの外では行儀がいいという「プロレス感」。真っ向から反対してしまうと、本気過ぎて「お遊び感」が薄れるのは寂しいです。

 

急な方向修正

最後の方になると「創造科学に関して、正解とは言えないまでも、こういう解釈もあるくらいは、みなさんに分かっていてほしい。でも、学校のテストで書くのはおススメできないけど」と三上編集長。あれだけ強弁しておいて、急に引っ込める「プロレス感」が悪くないですね😊ちなみに、別の回で三上編集長が言っておられましたが、ムーの読者とプロレス雑誌の読者は、結構カブるのだとか💦これはこれで、ムーの価値を再認識できるエピソードです!!

 

また、次回

 

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