こんにちは、カタツムリ系です🐌
もともとは月刊ムーから始まって、そのユーチューブ上の番組「ムーチューブ 」を楽しんだのかキッカケとして、関わり始めたトピック。いつまでも完全に理解することはなさそうですが、まぁ、奥の深いこと、深いこと💦
今回は「相対性理論の一世紀」という、ちょっと洒落たタイトルが目について、手に取りました。しかし、ちょっとした黒歴史にも触れられています。そう、どんなレジェンドにも光同様、闇はあるようです💦
今までに集めた情報だと、相対性理論はその創造者アインシュタインとともに有名ですが、扱っているのは、主に光と重力。
重力は重要な存在ながら、そのパワー自体はとても小さいので、無視しても良いケースが多いのだとか。そう、現実社会では、あんまり使い途無いんだとか。
一方、量子力学は、理論の構築に貢献した人々は、アインシュタインほど有名ではありません。しかしながら、使い途が多くて、やたらとお声がかかる、現代の花形。
そんな中で、敢えて「相対性理論の一世紀」と言い切ったところに、かえって興味が湧きました。
出典はアマゾンさん。
【目次】
「相対」というが、どれくらい「相対的」なのか
例えば、地球で歩いているだけでも
P-35
(1)地球の自転→地軸を中心とした回転運動
(2)地球の公転→太陽の周りの周回運動
(3)銀河の自転(略)
という風に、少なくとも、四種類の動きが自動的に加わっているとか。
もはや「なにかを基準にして」みたいな考え方は根本的に無理なのは分かりますね。逆に言えば、自分しか、確たる基準は無いようです。
デカルトみたい。著者に「方法序説」などがあり、「我思う、ゆえに我あり」と言った人。
- 作者: デカルト,Ren´e Descartes,谷川多佳子
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出典はアマゾンさん。
「全部が相対的」=「自分以外は基準にならない」というロジックは、やっぱりエッジ効いてます
P-64
やっぱり、それなりに恐れた人々はたくさんいたようです。でも、天動説→地動説なんかよりは、ずっとマイルドだとは思います。
天が動いているのだと思っていたら「自分たちが立っている地球が動いているのだ!」と言い出した人は、やっぱり、クレージーだとして怖がられた存在だったと思います💦
地上でじっとしている人の時間と比べて、動いているモノの時間はゆっくり進むらしい
P-90
電車内では光時計が「カチ、カチ、カチ」というテンポで進んでいるのに対して、地上からみた光時計は「カーチ、カーチ、カーチ」という間延びしたテンポで時を刻みつづける
この時間のズレを、言葉だけで説明されても、私自身は、イメージがなかなか難しかったのは確か。
でも「カチカチ」→「カーチカーチ」と言われると、この現象に、よりダイレクトに理解できたような気がします。
相対性理論=アインシュタインの独壇場という神話は、マユツバ💦
P-195
結構、ギリギリまで競っていた人がいたようですね。でも、なんでも一番が重要らしく、ヒルベルトさんという名前から相対性理論は連想できませんね。
世界一周したのはマゼランさんだけではありませんが、皆が知っているのは、一番手のマゼランさんだけ💦
アインシュタインに気を遣いすぎ?!
P-288
ハッブルの膨張宇宙の発見により、宇宙項は完全に無用(中略)、ところが、その宇宙項が、このところ、息を吹き返しそう
宇宙は永遠不変という信念があったので、具体的な科学的根拠なしに、重力と反対の力を表す「斥力(セキリョク)」を「宇宙項」として持ち込んだアインシュタイン。あとで自ら放棄したとか。
最近、真空に斥力が内包されている可能性あることが分かり、アインシュタインの宇宙項が見直されているとか。
科学的根拠なく導入し、しかも、みずから放棄した「宇宙項」。
「宇宙項」をもってして、アインシュタインを先見性あったというのは、あまりに、アインシュタインに気を遣い過ぎなイメージありますが、どうなんでしょう💦
最後に
いやはや、相対性理論は一流の理論であるだけでなく、ドラマとしても一流のようです💦
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