こんにちは、カタツムリ系です🐌
こうやってムー的宇宙の本を探していくと、いっぱい本が出ているものなのですね。月刊ムーの三上編集長も量子力学あたりのご専門らしいです。「ムー的物理」みたいな本を出して頂けないものでしょうか。あとは「封神ヒーローズ」のようなゲームとか💦
日本のみならず中国の神話で登場するキャラクターも多々投入されていて、ムーさんのマニアックさに耐えうるレベルだと思うのですが。。。。
それにしても、今回も盛りだくさんな内容です。ジョークあり、神話あり、カオスあり💦
出典はアマゾンさん。
【目次】
物理ジョーク?!難しい💦
P-i
自己紹介したら、彼(風変わりな理論物理学者)は「私も宇宙論をやっている。私の宇宙論は量子論理です」といってニヤッと笑った。わたしはその時”一本とられたな”と思った
❓❓❓❓❓
きっと適当だったり、デタラメだったりする言葉ではないはずなので、どなたか意味分かったら教えてください💦先にご紹介したホーキング博士のジョーク↓より、一層分かりにくい💦
それでも、分からないなりに推測するに、「量子論理」という言葉に
の二重の意味をもたせ、さらに
をかけたのかもしれません。本書の初版は1988年。お笑い芸人さんのギャグだって、三十年前に大人気でも、いま再現したら、何が面白かったのか分からないでしょう。この物理ジョーク?も、よく分かりません💦
なんだかんだ言って、必ずニュートンが引き合いに出されます。しかも「神」として💦
P-27
19世紀後半となると、プリンピキア力学の持つ思いがけない側面(中略)ある瞬間でのアトム(原子)の位置と速度をすべて知れば、未来も過去もすべて予言可能であり、決定されているとする信仰が普及した
プリンピキアとは、ニュートンの著書。
未来も過去も分かるなんて、神でしょう。アインシュタインは、ニュートンの理論に修正を加える結果となった時、随分心を痛めたと聞きますが、それも納得😅
賢くても、必ずしも科学に結びつかないこともあるそう
P-31
高度な技術は必ずしも近代科学を生まなかった(中略)アラブ文明は近代科学の前駆となる成果を生み出したが、ヨーロッパの近代におけるような展開を示さなかった
高度な技術が近代科学に結びつかないなんて、素朴に不思議です。技術をリスペクトし過ぎて、現実に役立てることには頑張らなかったということでしょうか。でも、アラブ文明同様、イスラムの影響の強いインドも、得意の数学を駆使してIT分野で大躍進されています。長い目(長過ぎる?!)で見れば、高い知性はそれなりにキャッチアップしている感じはします。
物理にしては、珍しくキャッチー?な命名
P-155
意味のあらゆる進化が停止する「熱死」に近づきつつあるという予言
「エントロピー」というコンセプトがあって、ざっくり言うと、混沌とか不規則性をもつ特殊な?エネルギーのようなもの。
P-155
宇宙の前後にエネルギーは、いかに形態を変えようと一定であるが、エントロピーは必ず増大する
と言う考え方があったようで、そんな「カオス」が増えに増えて最大限になった時、宇宙も終わりを告げるのだとか。その状態を「熱死」と呼んでいるようです。
宇宙の話をされると、どこか深遠な印象を受けます。そんな真摯さのせいでしょうか、いつもは、もっと地味で、長ったらしい命名が多いイメージあります。宇宙背景放射とか。
宇宙背景放射(うちゅうはいけいほうしゃ)とは - コトバンク
しかし、急に「熱死」というワードが出現するのは、意外です。命名時、テンション高かったのでしょうか💦
段々、神話のような語り口に
P-160
膨張宇宙創成における「神の一撃」(中略)が多様でありえたように(宇宙も)無限に多様でありうる
宇宙は一つでなく、無数に存在するという多元的宇宙の話。理論的な根拠はあるでしょうが「神の一撃」なんて、もはや神話。
神話っぽいけど、あまりに賢いトーンに、なんとなく説得されてしまう
P-203
時間は、絶対的な存在どころか(中略)表現の一つの手段であるとして、任意に(中略)整理する側が持ち込んだもの
いろんなところで、いろんな人が、昔から「時間とはなんぞや?」という議論を積み重ねてきたのに「時間なんて、つくりもの!」と言い出したように聞こえます。
あー、言っちゃった💦という感じですが、ズバリと言い当てた爽快感もあります。
これだけ神話っぽい、魔法使いっぽい🧙♀️説得を続けておきながら
P-212
日頃、物理学の論文を書いている気分からすると、われながら、このような考察は単なる「言葉遊び」のような気もする
言うだけ言って「なーてね。テヘペロ」と舌を出された感👅もなくはありません💦
でも、この本のキリリとした内容の充実度と高い意識は魅力です。また、佐藤文隆博士という大御所の作品にはお会いしたいものです😊
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