カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【地球動画の美①】原始の海は地獄。80億年後の地球消滅。大スペクタクル。それでも地球は美しい😊

こんにちは、カタツムリ系です🐌

いいのを見つけました‼️美しい動画😊丸山茂徳先生という方と冥王代生命学研究グループの方が平成26年文部科学省科学研究費補助金・新学術研究事業として制作されたもの。

丸山 茂徳|ELSI

冥王代生命学の創成 - YouTube

科学研究費助成事業-科研費-:文部科学省

地球誕生の物語というかドキュメンタリーと言いますか、とにかく、美しい。なんと、YouTubeで閲覧できます。ありがとうございます😊

 

 

 

45億6700万年前の太陽誕生→45億6000万年前の地球誕生から始まり、80億年後の地球消滅までの大スペクタクル 

まさに一代叙事詩ギリシャ神話も思い出させる静謐で、内なるパワーを感じさせる迫力の映像。私は、この動画全盛の時代でも、どちらかと言えば文章愛好派ですが、それにしても、この映像のパワーはすごい。スペクタクル。しかも、40以上のステージに分けて制作されています。力作であり、労作💦

 

太陽誕生🌞と地球誕生🌏火の世界。

我々の太陽系が存在する「天の川銀河」が、近くの小さめの銀河と衝突を繰り返し、小さなカケラが、たくさん生まれます。そして、重力でお互いが引き寄せられ、小さな惑星群が形を整えてきます。まさに、天地の創造チックな映像。太陽はもちろん、生まれたての地球も火の星。そして、大きな隕石が地球に衝突する「ジャイアンインパクト」。月も誕生。

 

海の誕生。猛毒。

「生命の源」たる海。しかし、原始の海は、超酸性高塩分で重金属元素を含むもので、生命にとっては「猛毒」。地獄。

 

初めてダイナミクスさを感じたプレートテクトニクスの映像

プレートテクトニクスという仕組みは、地球内部の岩盤が地球規模で動くというものです。どう考えても、ダイナミック過ぎる動きのはず。しかし、地質学の地味さが災いしてか、そんな動的な感じを受けたことが一度もありませんでした。しかし、海の猛毒を中和し、熱とともに地球内部に滑り込んでいくプロセスは、圧巻。

 

地球規模の「磁場」

42億年前くらいに、地球内部に外核ができ、そこではなんと電流が生まれたとか。そして、例の電磁誘導という現象から磁場が生まれたそうです。それまでは宇宙線という激しい放射線が降り注いでいたのですが、この磁場が宇宙線を防ぎ、生命誕生の環境を準備したとか。ドラマ。

https://kotobank.jp/word/%25E5%25AE%2587%25E5%25AE%2599%25E7%25B7%259A-34827

今でも隕石は宇宙で頻繁に降り注いでいるのですが、この磁場のお陰で、かなり地球は守られているそうです。

 

原始生命の誕生

やはり生命には、水と熱が必須のよう。間欠泉

の地下で生命が生まれたと考えられています。火山🌋の近くでしょうから、なかなか厳しいところでのスタートだったよう。

https://kotobank.jp/word/%25E9%2596%2593%25E6%25AC%25A0%25E6%25B3%2589-48661

そうすると、火山の近くに生息している生物はきっと原始の形を保存しているものが少なくなさそうですね。

 

ライブビューイングなどは、いかがでしょうか😊

アーティストのライブを映画館で見るライブビューイングというものがありますよね。そんな風に映画館が使えるなら、この映像は、ライブビューイングみたいな形に耐えうるクオリティを持ってると思うのですが。。。。プラネタリウムより迫力あると信じます。

 

また、次回

 

#宇宙線

#磁場

#プラネタリウム