カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【ダーティーハリー4】戦士の正義と野獣の掟に生きるモンスター刑事。立ったままハンバーガーを頬張る中年男の背中には都会的哀愁💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

言ってみれば、過剰な正義感と、悪人への憎しみ?で、ガンガン銃をぶっ放す、ある種の「原始的な」刑事像。ストーリーも、特別凝っているわけでもなく、不思議と言えば、不思議。

でも魅力あるのは、当たり前のことばかりですが

が、ハマったんでしょうね。もちろん、脚本やコンピューターグラフィックなどの効果は、否定できません。ただ、

✔️その時代、時代の雰囲気を自然に呼吸出来ること

✔️キャストの抜群の魅力

というヒットの法則は、いつまで経っても、健在のようです。

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【目次】

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おすすめポイント

①ダーティーハリー演じるクリント・  イーストウッドの相手役、ソンドラ・ロックはガール・フレンドらしい

    →年齢のせいか?とも思いましたが、

       いつになく、柔らかいダーティーハリー。

       慣れない?笑顔も、それはそれで、そこは

       かとない哀愁もあって、よいアクセントに

      😊

 

②ちょっと社会派的なアプローチ

    →いままで、銃と体当たりで、社会の矛盾に

        立ち向かってきたダーティーハリー。

        本作品の最後で、またまた法には反する  

        行為をします。しかし、銃は使わず、

        密かに社会矛盾を訴える、しみじみした

        シーン。

        ネタバレになるので細かくは言いませんが

        クリント・イーストウッド円熟の演出💦

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

強引な捜査を続け、止めるか気もさらさら無いダーティーハリー。またもや上層部の癇に障り、勤務地のサンフランシスコから遠ざけられる。

その左遷先でも事件が。

犯罪の被害者の女性の復讐と、その犯人からの反撃の、せめぎ合い。

クリント・イーストウッド自身が本作品の監督を。よりヒューマンなドラマになってます。

ダーティハリー4(字幕版)

ダーティハリー4(字幕版)

 

出典はアマゾンさん。

 

アメリカ大統領も「Go ahead, make my day」

前進しようぜ、楽しませてくれよな、くらいの意味でしょうか。当時ロナルド・レーガン大統領が引用して話題になったとか。

安倍晋三首相が「レインボーブリッジ、封鎖できません」というようなものでしょうか。ちなみに、織田裕二さん主演の映画「踊る大捜査線」の話題になったセリフです。

#Me tooムーブメントの予兆かも

事件の発端も事件の終結も、レイプ行為が登場します。

それが原因で精神を病むケースも。

当時は特にこうした犯罪が多発していたのか、描き方にもリアル感が。

こんな犠牲になるなら、#Me tooも、当然でしょうね。

 

犯罪現場としての遊園地のシュールさ

犯人が更なる犯罪の場所として、遊園地選びます。

現在、遊園地も高度化してますが、その頃はメリーゴーランドなどのシンプルな作り。

その素朴なシンプルさと、犯罪者のサイコ具合のコントラストが、なんか、後味悪いまでのネガティブなインパクトをもつシーンを作り出してます。

シーンとしての完成度に感動。 

ホラー映画なんかに、遊園地のシーンがかつて、チラホラ見かけるのも、納得。

 

また、次回。

 

#クリント・イーストウッド

#スミスアンドウェッソン

#S&W

#make my day

#Me Too

#ロナルド・レーガン大統領

#踊る大捜査線

#織田裕二

#レインボーブリッジ