こんにちは、カタツムリ系です🐌
先に、同じ佐藤勝彦博士の「量子論を楽しむ本」という本を見つけました。まだ目を通してはいないのですが、関心が先走りして、もう一方の物理学の大黒柱である「相対論」はどうかな、と思ったら、ちゃんと用意されてました😊
なお、有名な「双子のパラドックス」というトピックあります。タイトルでは、浦島太郎効果と呼んでます。ちゃんと理解すれば、気の利いた小話になりそうなのですが、なかなか理解できません。ですので、ここでも、しつこく触れます💦しかし、相対論はパラダイスだらけ💦
「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: Kindle版
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出典はアマゾンさん。
ちなみに、この記事↓で扱った「相対性理論と量子論」と同じ作者。
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【目次】
- 相対論の世界構築は、アインシュタインの独走かと思ってましたが、そんなことはない?!
- アインシュタイン以外は誰も分からないようなイメージさえあったのに、結構、みんな理解してた?!
- 双子のパラドックス
- アインシュタインは量子論の曖昧さを嫌っていたのに、アインシュタインの敬愛するニュートンの世界でも、宇宙はそんなに崇高ではなさそう💦
- 佐藤勝彦博士への感謝
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🕵️♂️「No.〜」に続く数字は、kindleでのページ数です。
相対論の世界構築は、アインシュタインの独走かと思ってましたが、そんなことはない?!
No.11
相対性理論はアインシュタインという偉大な天才が 、ほとんど一人でその大系を作り上げました 。しかし 、彼がいなかったら 、相対性理論は生まれなかったというわけでもありません 。相対性理論には 、特殊相対性理論と一般相対性理論の二種類がありますが 、特殊相対性理論の誕生はアインシュタインがいなくても 、一 ・二年も遅れる事はなかったでしょう 。
え、そんなに競っていたのですか!なんか、特許を巡るバトルのようですね。実際、アインシュタインが相対論の最初の構築者として認められるためには、そこそこ、人間臭いやりとりがあったそうです。
アインシュタイン以外は誰も分からないようなイメージさえあったのに、結構、みんな理解してた?!
No.11
実際 、その発表と同時に世界の大学者が 「ああ 、そうだったのか ! 」と 、直ちにそれを理解したのです 。また一般相対性理論にしても 、これに迫っていた数学者もいましたので 、数年も遅れることはなかったのではないでしょうか 。
たしかに、数学者のヒルベルトという人と、相対論の「特許」をどちらが先にとるか争ったようです。最初に世界一周した人はマゼランですが、たしかに二番手は知りません。二番手も、それなりに大変だとは思うのですが。相対論構築でも、また、同じであるようです。
双子のパラドックス
<時間の進み方がどう見えるか、のおさらい>
No.1516
特殊相対性理論では 、時間の遅れは 「お互いさま 」のものでした 。自分から見ると、動いている相手の時間は進み方が遅く見えますが 、相手からはこちらの時間の方が遅れて見えます 。非常に不思議に思える現象ですが 、そうなるのです 。
とにかく、移動している対象はエネルギーを動くことに割いているので
- 時間方面と空間方面には、エネルギーが配分されない。すなわち
- 時間は遅くなるし
- 身体は縮む
と理解しています。これは、止まっている人から見ても、動いている人から見ても、おアイコらしい。ここまでは、なんとなく分かります😊
No.1516
それに対して 、一般相対性理論で言う時間の遅れは 「一方的 」なものです 。つまり 、止まっているものは 、加速度運動をするものの時間の進み方を「自分より遅い 」と思い 、逆に 、加速度運動をするものが止まっているものを見ると 、むこうは時間の進み方が 「自分より早い 」と思うのです 。
ここで、急に、おアイコで無くなるようです💦ここですね、分からなくなるポイントは。今まででは、どこで躓いたかさえ分からなかったので、一応の前進💦
<双子のパラドックス>
光速に近い宇宙船で宇宙を旅する兄は、地球で待っている弟より、かなり、ゆっくり歳をとり、いずれは兄と弟で、年齢が逆転してしまうのではないか?というパラドックス。
普通に考えると、地球の弟から見た兄はすごいスピードで離れていくけど、宇宙船の兄から見ても弟はすごいスピードで兄から遠ざかっているように見えるはず。ここでおアイコと思うですが、ここが浅はからしいです💦
No.1600
双子のパラドックスの話は 、特殊相対性理論での 「時間の遅れ 」と 、一般相対性理論での 「時間の遅れ 」を、ごっちゃにしたために起こった混乱なのです 。宇宙船が加速度運動をしていること 、そして加速度運動をしている宇宙船が 「自分は止まっている 」と考えて時間や空間の基準を持つことはできないことを押さえておけば 、加速度運動をする兄 (宇宙船 )の方が 、弟 (地球 )より時間の進み方が遅い 、と正しい結論が導けるのです
細かくはよく分かりませんが
ようです💦
アインシュタインは量子論の曖昧さを嫌っていたのに、アインシュタインの敬愛するニュートンの世界でも、宇宙はそんなに崇高ではなさそう💦
No.1664
こんなイメ ージを持ってください 。宇宙のあらゆるものは 、基本的に 「怠け者 」なのです 。できるだけ 、新しいことはしたくない 、今のままが良いという傾向を持っています 。 「慣性 」という性質は 、まさにその典型です 。止まったものは止まったまま 、動いているものは同じ速度で動いたままでいたい 。慣性はかつて 「惰性 」とも呼ばれていましたが 、まさに物体は惰性的なのです
いつからなんでしょうね。自然界が優等生のような振る舞いをするものだという理解がヨーロッパで一般化されたのは。これを、自然界を神の創造物として見る聖書に帰する見方も多いようですが、聖書には、自然界が優等生とは、書いてないと思いますよ。多分💦
佐藤勝彦博士への感謝
いやぁー、面白いコンテンツを、これだけ、次から次へと提示頂ける佐藤博士には感謝です😊
また、次回。
#相対論を楽しむ本
#ムーチューブ
#三上編集長