こんにちは、カタツムリ系です🐌
宿敵の犯罪組織スペクター登場。
ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドは、かつてのボンド像を見事に変えることに成功しています。
完全無欠の存在ではなく、より人間味を見せることでパワーアップしています。
逆に、人間味の方向で加速。
彼の家庭事情が、今の彼の境遇、さらには、世界情勢にバンバン、影響を与えていきます。
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【目次】
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おすすめポイント
①生活感のないボンドの家庭事情
→みなしごが、温かい家庭に迎えられるが
その家庭の一人から静かな敵視。
そして、その一人と何十年ぶりかに任務で
再会。
一般的生活の匂いがせず、特殊で、
生活感のないボンドの家庭事情。
だからでしょうか、前作で故郷の家を
戦場にしたのは。
②因縁の仇、ミスターホワイトの家庭事情
→犯罪組織スペクターに所属し、ボンド最愛
の女性ヴェスパーの死に深く関連して以来
ボンドとの因縁深い彼。
そんな彼は、ボンドとは正反対に、仕事で
家庭を犠牲にし、家族から見放されるが
家族に執着。
ミスターホワイトは、その浮世離れした
淡々とした姿が印象的。
ギャップと言いますか、急なイメチェン。
みなさん、なかなか、最初のイメージを
貫き通してくれません💦
③ヴェスパー亡き後の、ボンドの恋愛事情
→簡単に言えば、普通のシチュエーション
で会った、普通の女性には惹かれない
でしょう。
今回のような事件で出会った、アクの強い
女性に恋を。
かつての先輩ボンドと違って、女性を
リスペクトするボンド。
遊び好きな先輩ボンド達については
「オンナ事情」とでも言うべきですが
現ボンドでは「恋愛事情」とも呼ぶべき
微笑ましい仕上がりになってます💦
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦
作品紹介
前作で「私は1つだけ正しかった」とつぶやいて、息を引き取る旧M。
そんな旧Mが残した遺言に従って、メキシコ・シティで単独行動を起こすボンド。そこでは、本作品にも深い影をおとすことになる、故郷のスコットランドでのボンドの家族写真が見つかります。
旧Mの遺言に従い、さらにローマへ。
そこで、世界的犯罪組織スペクターの存在が明らかになり、その主催者は、先の家族写真になっていた人物。
ボンドは、新M、マネーペニー、Qを巻き込み、スペクターとの全面戦争に突入する。
出典はアマゾンさん。
新「C」まで登場
またまた、アルファベット系キャラクター登場!!
ボンドが所属するのはMI6。新「C」が責任者を務めるのは、MI5で、防諜機関。
見るからにセレブ気取りの嫌味なタイプで、ボンドなどの殺しのライセンスをもたせるグループ「00」部門の廃止を働きかける。
この新「C」は、カンバーバッチ演じる「シャーロック」の宿敵モリアーティ役。
彼は、敵サイドのセレブがはまり役。
出典はアマゾンさん。
新「マ二ーペニー」の始動
前作で就任。
以前の上品系の女性ではなく、現場経験もある、くだけたタイプの新「マニーペニー」。
従来のマニーペニーは完全なお飾り系でしたが、彼女は、ガンガン前に出るタイプ。
作品を膨らませてくれそう!!
旧「M」の影
時折命令を無視し、時折皮肉を言いつつも、生前は旧Mをリスペクトしていたボンド。今回、彼女の遺言を忠実に実行します。
もちろん、彼女の遺言の内容次第ではありますが、その忠実さ、いわゆるツンデレ系。
ツンデレ系も一つの生き方ですが、こんなに敵の多いボンド。仕事上の付き合いとは言え、旧Mくらいとは、仲良くしてても良かったかも💦
また、次回。
#スペクター