カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【地球はなぜ水の惑星なのか】「地球は青かった」は素敵な言葉😊水は地球にも身体にも優しい。

こんにちは、カタツムリ系です🐌

「水の惑星」という言葉は、どこか吸引力を感じます。かつて、ソ連の宇宙飛行士ガガーリンさんが、宇宙船から地球を見て「地球は青かった」と言ったと伝えられていますが、それが、なんかロマンチックな雰囲気も含めて、よい印象を醸成し続けているのでしょうか。

ガガーリンとは - コトバンク

あと、私は風水などには、かなり疎いですが、それはそれとして、なるだけ川の近くに住みたいという傾向があります。そんなこんなで、水への関心はひとしきりです💦

出典はアマゾンさん。

 

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【目次】

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「水の惑星」というくらいなので、やっぱり水は豊富?

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海水の質量は地球全体の約0.023%にすぎません

面積的には六割か七割だと聞いてますが、したり的には、無いにも等しいレベルに見えます💦しかし、

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地球内部は質量にして海水の5000倍近くもあります

「海水」の5000倍だそうです。地球自体が大きいので、地球の質量との比較だと小さい単位ですが、それでも水のボリュームはなかなか無視できないレベルまで蓄積されているようです。

 

「水」が、地球レベルで与えるインパク

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この水が地球をユニークな惑星にしていると考えられています

たとえば、物理学者は理論的に「水」は、沢山ある物質のうちの一つに過ぎませんが、生物学者にとっては「水」とは無関係の生命は想像つかないのだとか。しかも、水素と酸素という、とってもシンプルな原子からできた物質たる「水」。でも、それが地球を特別にしているのだとか💦

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堅い岩盤(プレート)が海嶺(カイレイ)で生成され、海溝で地球深部に戻っていくというプレートテクトニクスという様式の地質活動が長いあいだ起きている惑星も小さいだけです。このどちらも水のおかげである可能性が高いのです

水は水で、大きな岩盤を動かす、潤滑油みたいな役割を果たしそうですが、他にも、同じような役割を果たせそうなものはありそうですけど。要は、液体状態だと、なんとかなりそうですが💦

 

「水」ではなく、今度は「氷」の話

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太陽からある程度離れると温度は下がり、香りが凝縮するようになります。氷が凝縮する領域と凝縮しない領域の境界を、林忠四郎は「スノーライン(雪戦)」とよびました。

そもそも「水」が特別なのか、人間にとって「水」が大事だからでしょうか、惑星の形成にも「水」が、もろもろの基準点にもなっているようです。なんと

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太陽からずっと離れた場所でも同じように香りを主とした惑星ができますが、物質の量が少ないので、周りの気体を取り込むほどの大きさにはなりません。木星土星の衛星も、同じように氷を主な成分としています。

地球や火星は岩石が主成分らしいのです。実感としても分かりますし、それでこそ、宇宙船が着陸できるような気がします。一方、木星土星はガスが主成分とも聞いています。ここでは、氷を主成分と。ガスが主成分だと着陸もなにも、惑星の実体自体が無さそうですが、そうか、氷として「固体」になっているのですね。なんか、納得💦

 

あれあれ、「水」は意外と一般的💦

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地球、月以外の惑星(衛星)の水についての知識は限られていますが、岩石を主体にする天体にも、ほとんどの場合、水のあることがわかってきました。

じゃあ、地球外生物はかなりの確率で存在しそうですね。なんだかんだ言って、科学者の方のお話でも、水の存在がコアのような説明も多かったので。でも、それだけではおさまりません。

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中でも小惑星帯スノーラインの内側と外側にまたがった領域に存在しており、その地質活動は太陽系か生まれてすぐに停止したので、昔の事件をよく保存しています。そこで、小惑星太陽系の天体の研究から、太陽系形成の初期での惑星への水の取り込み方について多くを学ぶことがことができます。

宇宙物理学では「ヒッグス粒子」とか「重力波」とか、宇宙誕生の秘話探索に忙しそうです。そんな派手さはないものの、「水」を軸とした研究は、如何にも「水の惑星」たる「地球」発の科学っぼく、なんか親近感もてますね😊

 

地球惑星科学

そんか親近感の湧くフィールドですが、名称は「地球惑星科学」だそうです。随分、マウント気味💦

 

また、次回。

 

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