カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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【ムーチューブの聖徳太子】寺院vs神社💦イスラエル王国の王族の末裔としての聖徳太子💦シルクロードまで取り込んだ壮大なムー的叙事詩💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

今回は珍しく日本ものを😊そして「ムーチューブ」の「聖徳太子」。我ながら、なかなか斬新なタイトルです💦

なお、この頃は

✖︎「ムーチューブ 」

◎「ムーの基礎知識」

という名称だったようです。ムーチューブ にも歴史あり。五年くらい前のものを掘り出してきました。しかも、聖徳太子ネタ。一時期、教科書から、その名前が消え、しばらくすると、過去からの連続性という意味で、聖徳太子の名前も復活してきていると聞きます。 

次期指導要領で「聖徳太子」復活へ 文科省改定案、「厩戸王」表記で生徒が混乱 「鎖国」も復活 - 産経ニュース

今回の記事は、この投稿について↓

2014年10月号 聖徳太子と失われたイスラエル10支族の謎

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【目次】

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念のための月刊ムーとムーチューブの紹介  

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ムー 2019年 09 月号 [雑誌]

出典はアマゾンさん。なお、引用した画像の号は、今回のYouTube投稿内容とは一致していません💦

 

そもそも聖徳太子はいたのか

聖徳太子の別名として習った記憶のある厩戸皇子(うまやどのおうじ)は、用明天皇の子供として実在したとか。

しかし、十人の人の言うことを一度に聞き、若干14歳で、仏教を受け容れるかどうかの国家の方針を決める大戦争を率い聖徳太子は「伝説」であり、日本書紀が作り出したフィクションだと結論付けられているのが、現在の学界の通説だとか。

しかし、

なんて、初めて知りました。

 

歴史を軽くおさらい

日本は、飛鳥時代と呼ばれる6世紀に仏教を取り入れたとか。しかし、従来の神道を守るために仏教反対派の物部氏と、仏教受容派の蘇我氏の間で大きな争いが起きたという歴史があります。

物部氏蘇我氏大和王権の重要な地位を占めており、ほぼ勢力争いの決着をつける形になったようです。

聖徳太子蘇我氏派。

 

仏教推進派としてはおかしな話

聖徳太子は、勝利の暁には四天王寺(してんのうじ)を建立すると誓い、これを実行したと伝えられます。

しかし、

四天王寺の不思議

  • 四天王寺には「鳥居⛩」があり、鳥居はそもそも、神社に設けられるもの
  • 近くには「元(もと)四天王寺」という建物があり、これは(「寺」という言葉が名称に入って入るのですが)「神社」だそうで、

聖徳太子の振る舞いの不思議

聖徳太子より時代がもっと下ると、日本人の習慣で、神様に拝むのと、仏様に拝むのとでは、大差なくなることも多かったとか。

しかし、大和王権の行く末を決める戦いの争点が「仏教 vs 神道」となっている時に、仏教派の聖徳太子が、呑気に?!神社にお参りするのはおかしな話。

 

四天王寺の謎を解く鍵

ここでムーは「聖徳太子はもともと神道派なのではないか。しかも、それは自然崇拝系ではなく、一神教ではないか」という仮説を出します。

この仮説に基づけば

というふうに、色々、解決するのだとか。しかしYouTubeの投稿を見ている分には、スムーズに聞けたのですが、文字に起こすとダメですね。三上編集長のプレゼンのうまさで、うまく乗せられたのかもしれませんが、文字に起こすと、矛盾や疑問点はもろもろ浮かび上がります。だいたい、神道派の聖徳太子は、なぜに仏教に鞍替え?など💦

 

ここから急に日ユ同祖論

ムーでは、以前から、日本人とユダヤ人の祖先は同じという主張を展開されています。

今回もDNAなんかもトピックとして取り上げ、日本人とユダヤ人の近しさを科学的に強調されてます。

そして、そんなこんなで、紀元前10世紀に建国されたイスラエル王国の話に飛びます。

その王国を構成する12支族、そして南北分裂後のイスラエル王国ユダ王国は、それぞれ10支族と2支族に分かれます。10支族から成る、北のイスラエル王国で、支配者を輩出していた「エフライム族」末裔はシルクロードを通って日本にたどり着いたとか。そして、聖徳太子は、その血を引くそうです。 

イスラエル王国(イスラエルおうこく)とは - コトバンク

ちなみに、このことから、一神教神道シルクロードを通ってやってきた理由付けになっています💦

 

話の展開が急過ぎること

この「スピード感」は、ムーのブランド感を支える重要な要素として、個人的には、前向きに評価しております💦😊

 

また、次回。

 

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