カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

80年代というアイドルと純愛の時代【バック・トゥー・ザ・フューチャー PART3】過去も未来も、大恋愛は大事件です💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

最近、80年代の歌をよく耳にします。

CDがあまり売れなくなって、目新しい素材を探した結果なのか、それとも、もともと抜群のコンテンツ力があったのか、アイドル系の80年代ソングが目立ちます。

前回の記事↓で取り上げたマイケルジャクソンも80年代を代表するアイドルというかアーティスト。「This Is It」で再び脚光を。同じく日本でも80年代を代表する松田聖子さんとか中森明菜さんの名前もよく耳にします。80年代強し💦

そういえば、同じく80年代の元気アニメ「じゃりン子チエ」↓でも、松田聖子さんの曲が流れたりします。

そんな、なんとはなく浮ついたように見える80年代。しかし、本作品では、80年代が底力を見せ、濃度の高い純愛路線を突っ走ります。そして最高のエンディング!!

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【目次】

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どうして、こんなにリピートに耐える作品なのか

私自身好きなシリーズなので、ついつい、珍しく、分析っぽいことを。

80年代という随分前の公開であるにも関わらず、旬好きな芸人さんからも人気。私自身から見ても、飽きさせない映画、というのがもっぱらのイメージ。そういえば、同じく80年代映画のダイ・ハードも、なにより「飽きさせない」という印象強いです。

逆に言えば、極端になんかのエッジが利いているのではなく、押さえるべきところは押さえた、王道の映画なのでしょうか。これは、80年代だけに当てはまるのではなく、より普遍的なイメージあります。 

具体的には、

  • タイムマシンという童心をくすぐるトピック
  • 彼なりに精一杯もがくのだけれど、ちっとも成長しないだけ、かえって愛嬌のある主人公
  • あくまでファミリーと友人が基本

あたりがポイントでしょうか。もっとも、主人公がちっとも成長しない例はあまり見ないので、ここだけは80年代的?!

こう書き連ねると、あまりにヒネリのないストーリー仕立てですが、

  • 「偉大なるマンネリ」 
  • 「偉大なる普通」

はかえって最強ということでしょうか。

そして、決して仲良しという設定ではないのですが、「ファミリー」ファーストは、80年代だけではなく、現代にも通じるアメリカの黄金の伝統だし、黄金のモラルなのでしょうね。

そう、考えると素晴らしい。80年代の大成果。

 

作品紹介

またまた80年代に安住することなく、過去へ。しかも、1885年。日本だと明治時代だし、アメリカでは南北戦争を終えてます。80年代は遠い先💦

主人公の高校生マーティンも、盟友のマッド・サイエンティストのドクも、もとの80年代に帰るために、段取りを踏むわけですが、なんと、ドクの先祖が1885年に殺されてしまう証拠と遭遇してしまいます。ということは、ドクは間もなく消えてしまうことに。

ドクは1885年に生きる女性クララと真実の恋に落ちます。技術的な問題点からクララを、自分たちの時代、80年代に連れて帰れなくなり、ドクは愛を選び、その時代の人となります。

80年代に戻ったマーティンは二度とドクと会えないこど悲しみますが、なんと、ドクは1885年に蒸気機関型のタイムマシンを発明し、マーティンに生きていることを伝えます。

80年代を軸とした、友情と愛と時空のお話。

出典はアマゾンさん。

 

たまにはマーティンの家族でなく、ドクの家族を救う

まぁ、ドクは、もう、家族同然ですが。

家族の世話ばかりもしていられませんしね。

そして80年代から1885年へ。

ドク、そして、ドクの祖先を救うのが今回の目的ですが、なんでしょう、みんな、立ち振る舞いが、昔の人とは思えないほど、恐ろしく現代的。

もちろん、格好や環境はちゃんと古いですが。。。。。

なんだか、学芸会でも見ているよう。

もっとも、この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ自体が、80年代随一の大掛かりな学芸会と言えそうですが💦

おそらく、多少のゆるさをキープしたいという、制作側の狙いでしょうか。80年代的ゆるさ?!

普段、制作側の意図なんかまったく気にならない私です。

ただ、制作側がよほどアザトすぎるせいか、ついつい話題にしてしまいます💦

 

ドクの恋愛→百年の恋か?!

彼が生きた80年代同様、地道に育むのかと思いきや、1885年には、運命の相手と会った途端、ばちばちと火花が弾けるように、恋に落ちるドク。

奥手だし、恋愛に不感症だったドクが百年の恋に挑みます。

ひねりも飛び道具もなく、ストレートな恋愛。それは80年代でも1885年でも同じというメッセージ?!

でも、見ててウンザリしないのは、演者の純粋さでしょうか。

長続きするかどうかは別としてテクニック云々でなく、純粋な人間同士が純粋な気持ちをぶつけ合うのは、世界最強なんでしょうね。

 

最後に

  • 家族と友人にプライオリティをおき、
  • 等身大で勝負し、
  • タイムマシンのような物語を大事にする

など、ド真ん中のストーリーで勝負し見事に成功させた作品。

そりゃ、売れますね。

また、こんな作品、また見たい😊

そして、いかにも80年代っぽい、主題歌。zz topの「Double back」。よろしいんじゃないでしょうか😊

 

また、次回。

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