カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

アドベンチャーにB級テイスト加えました【インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国】B級ぽい宇宙人の不思議な魅力💦

こんにちは、カタツムリ系です。

その飛び抜けたアドベンチャーぶりで、オーディエンスを引きつけてきた、このシリーズ。

前作の「最後の聖戦」では、そのアドベンチャー度合いは、マックスの昂まりを見せました😊

https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/movie/hollywood/2019/01/05-2

一方、本作品では、如何にアドベンチャーものとはいえ、主役のハリソン・フォードも加齢しているのが、ヒシヒシ伝わります。でも、無類のアドベンチャーシリーズです。見ないではいられません💦

—————————————————————————

【目次】

—————————————————————————

お父さんとしてのインディ・ジョーンズ

前回の「最後の聖戦」では、次のような特徴をもつ、すっとぼけた、インディ・ジョーンズのお父さんが登場。このアドベンチャーシリーズに、軽快なアクセントを加えてくれました。

  • 気持ちいいほど、息子の気持ち無視 
  • まだまだ、お若い!!生々しい!!
  • 好奇心旺盛
  • 謎解き大好き

なんと、今回は、インディ・ジョーンズの息子が登場。インディ・ジョーンズにしてみれば、ちょっとしたアドベンチャーよりは、はるかにハラハラしたかもしれません。しかも、最初は我が子であることは知らない設定です。

しかも、かなりベタな展開が予定されていて

  • 自分の息子だと知らないとき)インディ・ジョーンズ他人だと自由生きろと励ますのですが
  • 自分の子だと分かると)急に学歴がどうのこうの、と言い始めます。

。。。。

キレキレのアドベンチャー物語が、急にお茶の間のホームドラマ感を出してきた感じ。アドベンチャー感失速💦

 

それにしてもベタなやりとり

まぁ、インディ・ジョーンズも大学の先生ですし、仕方のない流れかもしれませんが、あまりにヒネリのない親子間のやりとり。

しかし、思い返せば、このアドベンチャーシリーズも、沢山の工夫が散りばめられているとは言え、王道のヒーローもの。

偉大なるマンネリではありますし、偉大な作品はたいていマンネリな部分を共有しているはず。マンネリというと聞こえが悪いですが、要は、オーディエンスの需要に応える、キラーコンテンツを備えているということ。このアドベンチャー作品もしかり。

そう言えば、アドベンチャーではなく、ラブコメでも、そんな話をした記憶があります↓

ただ、作り手としては、どうしても多少、気取ると言いますか、アーティスティックな部分を試したい みたいなモチベーションが働くのかなと。アドベンチャーなり、ラブコメなりというカテゴリーを問わずです。

でも、そこを、ぐっと堪えると、このアドベンチャー作品のように、ロングランになるんでしょうね。日本で言えば「男はつらいよ」を思い出しますね↓「男はつらいよ」も、戦闘シーンこそないものの、寅さんの渾身のアドベンチャーの連続です顔

 

作品紹介

このアドベンチャーシリーズでは、ヒトラーなど、実際に存在した人物などを登場させたことはあります。

今回は、第二次世界大戦の後。アイゼンハワー大統領の名前が出てきます。

アイゼンハワーとは - コトバンク

そして、ここでは、ナチス・ドイツでなく、旧・ソ連との対決。

ソ連(ソれん)とは - コトバンク

旧・ソ連のスパイに捕まったインディ・ジョーンズは、アメリカ軍施設から、超自然的なパワーをもつとされる保管物を盗むよう指示されます。そして、ソ連との接触から、裏切り者扱いされることになります。

そんな争いの中、インディ・ジョーンズは、我が子と巡り合います。その母親、すなわち、インディ・ジョーンズの恋人が助けを求めていることを知り、ペルーに向かうことに。

そこでは、かつてない超自然現象に出くわすことになります。ここでアドベンチャーの頂点に。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

出典はアマゾンさん。

 

またまたファミリーの話

このアドベンチャーシリーズ前回作での、インディ・ジョーンズのお父さんの話が受けた?

今回は、なんと、インディ・ジョーンズの息子。

んー、前回は、このアドベンチャー作品に、よいアクセントを与えてましたが、今回は、ウエットなイメージがついた感じ。アドベンチャー感、やや失速💦

お父さんとしてのインディ・ジョーンズは、持ち味の少年っぽさが薄まっている感じ。このアドベンチャーの主役も、加齢には勝てないようです💦

 

めちゃくちゃ強い、オンナ殺し屋

強い。そして、冷酷。そして、このオンナ殺し屋自身が、かなりのアドベンチャーぶり。容赦ありません。

インディ・ジョーンズが、息子が登場し、アドベンチャー感失速した分、いつも以上に人間臭いので、その対比はビシビシ。

前作の悪いオンナ同様、光ってます。アドベンチャーには、必須の存在。

 

科学の時代の反映?!

このアドベンチャー作品の舞台となっている1950年代は

等々の開発とか、科学が注目を浴びていた時代。

同時に、ロズウェル事件(*)とか宇宙人といったオカルトにも注目されていた時代。

このアドベンチャーシリーズは、超自然的な要素も多いのですが、インディ・ジョーンズという個性の魅力にかなりを負っている、ある種、人間臭いアドベンチャー作品。しかしながら、いかに、アドベンチャー作品のとはいえ、今回、個人的には、やりすぎな展開が炸裂します。

好き嫌いでしょうが、やりすぎか、と。

でも、躊躇なく、やり切っている、もしくは振り切っているところは、圧倒されます。作品の内容だけでなく、制作陣の気合いもアドベンチャー的ですね💦

 

ロズウェル事件(*)

1947年にアメリカ軍がUFOを回収したとされる事件のこと。

さらには、このアドベンチャー作品では、他にも「エリア51」という、アメリカ軍の秘密基地なども取り上げられていたりと、なかなかサービスに富んでいます↓

次々と明らかになる「ロズウェル事件」と「エリア51」の情報 今後の動きに注目 | ザ・リバティweb

 

インディ演じる名優ハリソン・フォード76歳

まだ、頑張れるか?しかも、この作品は恋愛ものなど動きがあまりないものではなく、体を張るアドベンチャーもの。

しかし、ある報道によれば、次回作あるとか。

実現しますように!!

 

また、次回。

 

#スピルバーグ

#インディ・ジョーンズ

#ハリソン・フォード

#ネットフリックス

#UFO

#ロズウェル事件

#エリア51