カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

ラブコメ満喫【ノッティングヒルの恋人】ヒュー・グラントの草食系知的ユーモア砲の威力炸裂

こんにちは、カタツムリ系です🐌

ブコメと言えば「フォー・ウェディング」ですが💦

最初に断っておきますが、ブコメの最高峰は、本作品同様、ヒュー・グラントが主演した「フォー・ウェディング」です↓この作品に次ぐ、ラブコメの傑作。

本作品は、気弱だが誠実な青年と、ハリウッドスターの女優が結ばれるという、逆シンデレラストーリーです。このユルめの設定は、ラブコメにぴったり。ユルさが、いい頃合い。

しかも、ラブコメの申し子、ヒュー・グラントが主演しています。

さらには、イギリス映画ですが、アメリカからジュリア・ロバーツプリティ・ウーマンなど主演)を呼んだという完璧な布陣。

それでも、やっぱり、「フォー・ウェディング」に軍配を上げたい。

それにしても、私はどうして、そんなに「フォー・ウェディング」を推してしまうのか?!

単に、この「ノッティングヒルの恋人」は面白い!という説明だけでよい気もします💦恐らくは、「フォー・ウェディング」への愛着と「ノッティングヒルの恋人」という作品のクオリティの高さに確信があるからでしょう。

ただ、「逆シンデレラストーリー」という(嫌いではないですが)微笑ましいというよりは、ユル過ぎる設定に、少し、苦笑いはしてしまいます💦

—————————————————————————

【目次】

—————————————————————————

 

作品紹介

ヒュー・グラント演じるウイリアムは、冴えない書店店主。しかも旅行本専門で売れ行きも散々。

いつしか映画の撮影でイギリスに来ていたハリウッド女優アナ(ジュリア・ロバーツ)と出会います。

以前から誠実なパートナーを望むウイリアムと、ウイリアムに会って誠実なパートナーの魅力を知ったアナ。そんな二人のラブコメ

出典はアマゾンさん。

 

ブコメ界の王族としての、ヒューさま

お笑い芸人の、チュートリアルの徳井さんの例にもある通り、あまりに二枚目は、ルックスに与える、加齢のダメージがデフォルメして見えてしまいます。

ヒュー・グラントもしかり。もちろん、本作品の時点でも、容色が衰えたとはいえ、ラブコメを盛り上がるだけの、相当美しいルックスは確保されています。

かつては「ヒューさま」と呼ばれていた時期もあったとか(ここからは、ヒュー・グラントは「ヒューさま」)。

とは言え、顔面偏差値全盛期の彼は、野性味はないものの、透明感のある貴族的なハンサム・ガイ。初期の「モーリス」の頃なら納得頂けるかも。ちなみに、この作品はラブコメではなく、文芸より💦

モーリス HDニューマスター版 [DVD]

出典はアマゾンさん。

 

ヒューさまが放つ、女心をくすぐる?草食系青年像

彼の役どころは次のようなもの。

  • 独身
  • 草食系
  • ユーモアのセンスはほどほど
  • 旅行本専門の書店を経営
  • 誠実なパートナーを望む、誠実な性格

。。。。

本作品を見ると、ヒューさま演じるウィリアムは、男子ながらに弱々しいものの、ラブコメの質を底上げする、なんと魅力的なキャラクターだろうか、と感じたものです。

しかし、こうして彼の資質をリストアップすると、ラブコメのヒーローには程遠い、殺風景な印象さえ残ります。ウィリアムの魅力は、内面かと思っていましたが、ある意味、ラブコメになくてならないルックスの勝利のようです。

このラブコメも顔面偏差値勝負です💦

 

ブコメを彩る、素敵過ぎるラブ・ソング。エルビス・コステロ

冒頭に流れる、セレブ感溢れる映像。

個人的には、バックの音楽に惹かれます。

「she」。

She

正直、舌足らずの英語ですが、愛全開の熱唱。

愛、愛、愛。

誰が、この愛をとめられようか!という

愛こそすべて😊

 

ヒューさま特有の一言多いコミュニケーション

二人の出会いは、ヒューさま演じるウイリアムの本屋。

売れてません💦

実際、経営難を嘆くシーンもしばしば。

無駄に知的な言葉を費やしながら接客するヒューさま。

フォー・ウェディング」の時は、まだ、若さ全開の美男子だったから許されたが、そろそろ自粛いただく時期だったか!?

ブコメの試練。ノーと言えない草食男子

気性の激しさは矯正できないまま、ケンカしたあとだけに気まずいながらも、ジュリア・ロバーツ演じるアナは、ウイリアムのもとへ。

マスコミのバッシングに遭ったのです。

ここでも草食男子は、ほいほいと受け入れてしまう。

彼は徹底的な平和主義なのかも💦

 

恒例のアメリカ・ コンプレックス。どうせ僕らなんて。。。

また、アメリカ人から見たら、我々イギリスなんて、と愚痴る、イギリスあるあるのシーンも、ちゃんと用意されてます。

 

このラブコメで初めての骨太シーン(骨太でもないか💦)

なんと、アナから、ガチの告白をされます。

草食男子から、お断り。

理由も、アナの激しい気性に、また傷ついてしまったら、立ち直れないから、と。

ヒューさまの真摯な演技に見とれてしまいますが、これは、理由として成立しているのか、ふと、不安に。

もう傷付くのが嫌だからという理由。

もったいないと思う人もいそうですが、私も和やかな間柄を望むタイプ。ウイリアムの気持ちはよく分かります。

草食男子、よく言った!

 

アナを追いかけるかどうか、友人に相談。ラブコメの分かれ道

アナを振った自分の選択は正しかったのか、ウイリアムは友人たちに相談します。

ウィリアムとしては、ひたすら慰めて欲しかったようですが、「お前は間違ってる」という、ズバリ切り込んだ答えをくれる友人もいます。愛の鞭というやつです。

アナを追いかけるため、その指摘をしてくれた友人に「お前の車は早いか?」と聞きます。 先述の通り、無駄にユーモアのある言葉がここでも💦

あんまり、意味わかりません💦

いずれにせよ、アナとは決別するという、先ほどのウィリアムの決意はすぐ揺らいだよう。

 

幸せ100パーセントの公園でのシーン。ラブコメの成就😊

そしてウィリアムとアナは結ばれます。

私が見たことのある映画の中でももっとも幸福なラストシーン。

目にしただけで、ハッピー。

しかも、公園のベンチで、ふたりくつろいでいるだけ。

 

結論

またまた、ヒューさまの賛美者度合い高まります。

永遠に、ヒューさまのラブ・コメディが続くことを信じて疑っていませんでしたがそれも、また、夢の夢。

 

また、次回

 

#ネットフリックス

#ラブコメ

#ジュリア・ロバーツ

#ヒュー・グラント

#ノッティングヒルの恋人