こんにちは、カタツムリ系です🐌
子供相談室向けレベルの難問に真っ向勝負で取り組むホーキング博士。しかも、読み物として面白いというのも、驚きです。
出典はアマゾンさん。
前回の記事↓
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【目次】
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未来を予言することはできるのか?
100%無理、という回答があるかと思えば、少し修正されています。まずは教科書的な回答から。
未来予言の難しさ
P-114を編集
しかし、ちょっとだけ深みを持たせる表現も。宇宙を支配する法則は、未来に起こることを正確に予測させてくれますか?という問いに対し
P-115
ひとことで言うなら、その答えは「ノー」でおり「イエス」でもあります。宇宙を支配する法則は、原理的には未来を予測させてくれますが、実際にはそのための解散はあまりにも難しいことが多いのです。
えっ?原理的には未来予測はできるの?ここらあたりは、なんだかホーキング博士に振り回されているようです💦
ブラックホールの内部には何があるのか?
強烈な重力で全てを吸い込み、中のものは覗くこともできないとされていたブラックホール。しかし、そんな暗黒の墓場のような場所ではないようです。
P-131
ブラックホールが熱的放射を出すという数学的な証拠は、何人もの人たちによってさまざまなアプローチで確かめられている
そして、映画「インターステラ」がよく引き合いに出されます。きっとホーキング博士のお気に入り。
P-134
私たちが経験する宇宙は、十次元または十一次元空間のなかの四次元表面に過ぎない。映画「インターステラ」を見れば、いくらかはそのイメージがつかめるだろう。
出典はアマゾンさん。
P-139
とりあえず、この、質量・電荷・角運動量という情報がブラックホールの「事象地平」という、ブラックホールを取り囲む境界面に保存されているようですが、これも深掘りが期待されているらしく
P-139
続報をお見逃しなく
ということです😊
タイムトラベルは可能なのか?
まずどうやってらタイムトラベルができるかと言うと
P-150
タイムトラベルができるかどうかは、過去に行けるぐらい時空を大きく歪めることができるかどうかにかかっている
きっと、時空の「歪め方」にも、色々、制約あるのでしょう💦じゃあ、どのくらい歪めるかというと
P-151
妥当な時間内に銀河系の端から端まで移動するためには、小さなトンネルすなわちワームホールを作ることができるくらいに時空を歪めるしかなさそうだ(中略)ワームホールを作るためには、通常の物質とは逆向きに時空を曲げる必要がある
このためには、
P-152
負の質量と、負のエネルギー密度を持つ物質が必要になる
多分ですが、こんなもの、まだ見つかってないですよね💦じゃあ、無理ということ?!
P-159
大きな速度での宇宙旅行と、過去への旅行ができる可能性を除外することはできない。だが、そういう旅行をすれば論理的に大きな問題が生じるため、人が過去に戻って両親を殺したりしないよう、なんらかな時間順序保護法則があることを期待しようではないか。
タイムトラベルの実現性にはかなり肯定的な感じ。しかも、タイムトラベルのパラドックスがでないよう「時間順序保護法則」という、随分親切な法則、言ってみれば、横断歩道を渡るときの幼児向けの旗のようなものを期待しているとか。微妙にかわいい💦
人間は地球で生きていくべきなのか?
私が読む限り、人間が地球で生きていくべきかの、直接的なコメントは無さそう💦とにかく
P-171
現在の指数関数的成長が、いつまでも続かないのは明らかだ。では、なにが起こるのだろうか?ひとつの可能性は、核戦争のような壊滅的なことが起こって人間が自滅することだ
という風に「指数関数的成長」という表現と併せ、比較的否定的なニュアンスが感じられます。宇宙で住め!とも勧められないが、かと言って、このままでは地獄ですよ、というサジェスチョンでしょうか?
また、次回。
#ビッグ・クエスチョン