こんにちは、カタツムリ系です🐌
今回もダークマターやダークエネルギーが登場。ダークマターは、なんだかやたらと重力の影響を受けていて、ダークエネルギーは、重力と反対の方向、すなわち、宇宙を膨張に導くチカラ。こう次から次へと良い?タイミングでミステリーを提供してくれる宇宙。この気の利き具合やはり、宇宙に人格を認めても、許されるような気がします。
出典はアマゾンさん。
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【目次】
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重力レンズ
宇宙論を見ていて感じるのは、あまり、キャッチーな表現が少ないこと。変に派手にするより、学問的に正確なことが重視されているよでしょう。もちろん、異論はありません。その中でも、派手さはないものの、ちょっとキャッチーな表現に漸く会いました。重力レンズ。なんか、カメラ会社の抑制気味のコマーシャルのよう💦
P-114
ダークマターの集まっている方向を見てもダークマター自体は見えないが、その奥にある銀河からの光はダークマターを通過して私たちまでやってくる。
そうでした。ダークマターは見えないだけではなく、通り過ぎてもいく、幽霊のようなものでした。ということは、幽霊もダークマター候補の可能性?!
P-115
その光はダークマターの作り出す重力の影響を受けて、進路がわずかに曲げられる。ダークマターがレンズのような役割を果たすのだ。これを重力レンズという。
類書ではダークマターの発見契機として、ある銀河団が、その質量ではありえないスピードを出していて、その「ありえないスピードに対応する質量」をだすモノをダークマターと言っていた記憶あります。とにかく、なんか、地味ですね💦
ダークエネルギーの影響謎なところ
P-118
ダークエネルギーはとんでもなく奇妙なもので、そこに私たちが知っている物質やエネルギーの常識は通用しない。ひと言で言えばダークエネルギーとは空間に広がったエネルギーなのだが、宇宙が膨張してもその密度が薄まらないという際立った特徴をもつ
多分、宇宙が収縮してもダークエネルギーの密度は変わらないのでしょうね。そんな不思議といえば不思議、普遍的といえば普遍的なダークエネルギーには関心高まります。唯一絶対と思われている「光速」と並んで、絶対的な密度をもつ「ダークエネルギー」。
ちなみに、ダークエネルギーが宇宙膨張の理由でない場合もあるとか
P-122
ダークエネルギーなしで宇宙の加速的な膨張を説明しようとする立場も考えずられないわけではない
もっと面白い展開もありそうではありますが、重力には引き寄せるチカラしかなく、反発するチカラはありません。重力の唯一の対抗馬としてのダークエネルギーという観点は個人的に面白そうだと思っています。
巨大隕石
P-161
いまから約6550万年前、直径10kmもの巨大な隕石がメキシコのユカタン半島に衝突した。そのときにできたクレーターの痕跡は直径160kmにもおよぶ。
例の恐竜絶滅の引き金となったと目されている事件。しかし、アメリカ大陸はなかなか世界史に登場しなかったような印象ありますが、こと「大陸」トピックでは結構古来から活躍しているのですよね。例えば、地球最初の超大陸もアメリカ付近💦↓「コロンビア超大陸」。
銀河衝突
我々の地球とか太陽系は「天の川銀河」。お隣さんが「アンドロメダ銀河」。宇宙は加速的に膨張しているので、それぞれ、お互いが遠くになるだけかと思ってましたが、その膨張過程でと、ぶつかる時はぶつかるらしい。
P-179
アンドロメダ銀河で、約250万光年離れたところにある。アンドロメダ銀河は私たちの方向へ向かって近づいていて、いまから約40億年後には天の川銀河とほぼ確実に衝突するだろう
銀河同士の衝突はさして珍しい事柄でもないらしい。しかし、拍子抜けというか
P-179
天の川銀河がアンドロメダ銀河と衝突しても、その中の星が衝突することはまずない。星の間には広大な空間が広がっていて、星同士はめったなことでは衝突しないのだ
納得。そして、合体して出来る楕円銀河が「ミルコメダ銀河」と予め命名されているとか。しかし、そんな銀河も
P-181
宇宙の加速膨張により、いまから約1500億年後にはほかの銀河がすべて宇宙の地平面の外にでていく(中略)ミルコメダ銀河からはほかの銀河を見ることはできなくなり、宇宙の中で孤立した状態になる
宇宙の終焉
P-183
銀河からは欲しがって消え去り、超巨大ブラックホールだけが残されることになるだろう。ただしらそこまでに要する時間は(中略)1兆年のさらに1億倍(1垓年)ほどの時間がかかる。事実上の銀河の終焉
しかし、この「1垓年」。計算の結果でてくるんですよね。まぁ、人でなく、コンピュータでしょうが💦
また、次回。
#宇宙の誕生と終焉
#コロンビア超大陸
#ミルコメダ銀河