こんにちは、カタツムリ系です🐌
最初に。「マジカル・ミステリー・ツアー」とは、ビートルズのアルバム名😊
「次元が違う」とか、割に身近なワードの【次元」。しかし、次元とは何かと言われれば、さっぱり説明する出来ません。しかも、ここでは「四次元」の解説。「四次元」が分かれば、「超ひも理論」あたりが提唱する「10次元」あたりも、少しはイメージできるかも?!と期待しています。
ブラックホールと同じくらい、四次元も関心をそそります💦
新装版 四次元の世界 : 超空間から相対性理論へ (ブルーバックス)
- 作者: 都筑卓司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: Kindle版
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【目次】
- <前提>
- <1次元>
- <2次元>
- <3次元>
- 急に正気?に戻ります
- 相対性理論によれば、動く物体のなかでは、時間はゆっくり進むというが
- 3次元までは分かった気がしますが、もしくはイメージできた気がしますが💦
- 一筋縄ではいかないことは、当然分かってますよね!と
- 最後に
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1次元から3次元までのイメージ醸成
この作品、ここらあたりのイメージを懇切丁寧に、むしろ丁寧過ぎるくらい解説頂いています。私なりに、次のように解釈しています。P-26あたりから。
<前提>
極端に細い一本道か走っていて、その一本道をお互いに反対方向から近づき、正面衝突するようなケースを想定。
<1次元>
1次元の世界は「線」。上下にも左右にも逃げられないので、なすすべもなく、正面衝突。
<2次元>
2次元の世界は「面」。左右に動けば、正面衝突は避けられますが、バリケードで塞ぐと、上下には動けないので、正面衝突。
<3次元>
3次元の世界は「立体」。左右に動けば、正面衝突は避けられますし、バリケードで塞いでも、上下に動いて正面衝突回避。
どうですが。なかなか、いい線行っている説明かと。まぁ、簡単に想像できるところですが、筆者の方の脳のキレが感じられます。この箇所、秀逸!!
急に正気?に戻ります
P-120
これらの話はどれもが、もし4次元空間があったらとか、もし空間が曲がって言ったらという前提に立った議論である
たしかに、「if」を前提にしたストーリーに、完全にもっていかれてました。しかし、そこはムーチューブの視聴者たる私。すべては「if」から始まるという、意外にも科学者的なスタンスを持っているので、まったく気になりません💦
相対性理論によれば、動く物体のなかでは、時間はゆっくり進むというが
P-239
ロケット内の人が見た地球の時計がどうなるかぎ矛盾のみなもとになる(中略)この話ではUターンというものがくせものであり、この操作の間に、ロケットから見た地球上の人間だけが非常に年をとるのである。これは、ロケット🚀が往路から復路にうつるとき、激しく基準系をかえたために生じた現象
ロケットで宇宙に向かっている時は、そのロケットの中では、時間がゆっくり進むらしい。それなら、そのロケットか地球に戻ってきたとき、どうなるの?という思考実験。結論は、一旦、地球に戻ってしまえば、ロケットで宇宙に行ったことは、時間的に、ご破算になるらしい。理由としては、ロケットが向きをかえた時に(物理的には、こんな場合、スピードは同じでも方向が異なるので、加速度も変わると解釈されるよう)、一挙に、ゆっくり進んだ時間が、取り戻されるらしい。
分かったような💦分からないような💦
3次元までは分かった気がしますが、もしくはイメージできた気がしますが💦
P-196
たんに三次元空間だけにたよる思考から(言いかえると、単なる幾何学的な概念とだけから)第四次元を見つけようとしても無理である。あるいは、読者諸賢の中には、せっかくの四次元に対する期待が肩透かしをくらって、なにかペテンにかけられたように思う人があるかもしれない
はい。ペテンにかけられたというか、急に迷子になった気がします💦
一筋縄ではいかないことは、当然分かってますよね!と
P-197
われわれが自然界を認識する場合にほ、空間の概念とだけでは不完全である。少し極端な言い方をすれば、われわれの見ているものは、空間と時間の両方なのである。われわれを知覚させる客体というものは、空間と時間とを織り交ぜたもの
また、虚数の話。空間と時間をいっぺんに理解するには、虚数の世界にどっぷり浸かる必要あるようです。
最後に
マルチ・バースという、宇宙がひとつだけではなく、たくさんあるという理屈の刺激的なことにばかりに囚われてました。しかし、そもそもマルチ・バースも「次元」というトピックとは切っても切れない話。おまけに虚数まで登場。まだまだ奥が深いと言いますか、この底なし沼は、なかなか魅力が衰えません💦
また、次回。
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