カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【波のしくみ①】LINE MUSICもAmazon Musicもここから。波=「コト」で、粒子=「モノ」。

こんにちは、カタツムリ系🐌です。

量子力学において、全てのモノは、ツブ(粒)であり、同時にナミ(波)🌊だと何度も言われると、現実とのあまりのギャップに心穏やかではありません💦

ただし、逆に、ここまで、しつこく、ナミ🌊がプッシュされるようなら、ナミ🌊のことも少し知っておいた方がよいようです。ナミの性質を利用したと言えば、真っ先に思いつくのが、音楽。特に、見た目が波動そのまんまの弦楽器🎻は好きですし、さらには、筆者が、またまたレジェンドで、面白い本を世に問われる、佐藤文隆博士。以前にもこんな投稿を↓

楽しみ😊↓

波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス)

波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス)

 

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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ポピュラーサイエンスとはいえ、ブルーバックスさんとはいえ、今回は、容赦ない感じ

ポピュラーサイエンスとは - コトバンク

P-6

本書ではこういう本では禁じ手となっていることだが、理解を助けるのに必要な数式をある程度は書くことにした(中略)数学と物理の自由な行き来を味わうには是非

たしかに数式は、モノゴトをシンプルに説明するには、よいツールでしょう。例えば、

    「 X(距離) =  v(速度) ✖︎ T(時間)」

という公式あります。これだと、一行にも満たないボリュームですが、言葉だけでトライすると

「到達距離は、一秒毎に進むことのできる平均的な距離に、所要時間を乗じたもの」

という風に、やや冗長にはなります。毎回こんな長い説明は、時短したいもの。

もっとレベル上がると、方程式に頼らない説明はウンザリするほど長々しい表現するとなることでしょう。しかし、しかしです。「数学と物理の自由な行き来」かぁ💦なかなか、一筋なわではいかない高嶺の花です💦

     

波は、✖︎モノ ○コト

典型例は海の波🌊です。波は海水を通じて伝わりますが、海水自体は「波」ではないそうです。海水は「波」を伝える「媒質」、すなわち「モノ」だそうです。「海水」という「モノ」に乗って「波」という「コト」が、移動していくんだとか。

他には、楽器なんかで音を出すときは、「空気」という「モノ」に乗って、音(波)」という「コト」が、移動しているのだそう。海水といい、音といい、あまりに馴染みが深いので、「✖︎モノ ○コト」と言われても、なかなか慣れません💦

理解のサポートになるかどうか自信ありませんが、こんなサマリーもあります。

P-3

波の第一のイメージは「周期的なかたち」と「かたちの移動」

P-6

波とは自然現象から目ざとく見出した「こと」の秩序、規則性である

 

突然の三角関数

P-27

複雑な現実の波動現象が、完全な正弦波や余弦波で表すことができる

例のサイン(sinθ)とコサイン(cosθ)というアレです。サイン=正弦(波)、コサイン=余弦(波)です。とにかく、図にするとクネクネした線になりますが、これらを重ね合わせることで、どんな波でも描けるとか(厳密には、完全では無いそうですが、概ねカバーできるよう💦)。これを「フーリエ級数と」というらしいです。あんまり分かってはいないのですが

  •      なんとはなしに「フーリエ」という語感の良さ
  •      その数式の、万華鏡(カレイドスコープ)のような、複雑だけど、規則性をもった美しさ

に、ちょっと関心あります💦

フーリエ級数(フーリエきゅうすう)とは - コトバンク

 

フーリエ級数から一歩進んだテイラー展開の例

例えば、正弦sinθは、次のように分解というか、展開できるようです。

sinθ = θ - x^3 / 3! +  x^5 / 5! - x^7 / 7! ・・・

たしかに、如何にも数学っぽい、規則性が感じられますよね。この左右対称な感じ、フランスの建築、例えば、ベルサイユ宮殿なんかを連想させる華麗さが頭に浮かぶと言っても、そんなにおおげさではないような💦

テーラー展開(てーらーてんかい)とは - コトバンク

 

とりあえずの、まとめ

  •      波は、✖︎モノ ○コト
  •      規則的な対称性が万華鏡のように美しい
  •      規則的な対称性が著しいので数学的にも表現可

という感じでしょうか。引き続き、この本、見ていきます。

 

また、次回。

 

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