カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【波のしくみ②】進捗!!懐かしのドップラー効果が、ちょっと分かった?!

こんにちは、カタツムリ系🐌です。

もともとは

  •      モノはすべて「ツブ(粒)」であり「ナミ(波)」とする量子論の理解の助けになるかな、と思ったことと
  •      ナミそのものである?!「音楽」好き

なので、この本に手をつけた経緯あります。

しかし、前回の投稿では、

  •      波は、✖︎モノ ○コト
  •      規則的な対称性が万華鏡のように美しい
  •      規則的な対称性が著しいので数学的にも表現可

なんていう、思わぬ印象を受けることになり、手強い内容ながら、なかなかやめられず、先に読み進めています💦

なんだかんだで、楽しみ😊

そんな前回の投稿は↓

波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス)

波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス)

 

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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音速という言葉ありますが、環境毎にかなり変わるらしい

P-57

       媒質              音速(秒速  m/s)

       空気                       340

        水                      1,482

       ダイヤモンド    18,500

我々が知っている音速は、常温の空気を通るときだけで、ダイヤモンドを通すと、なんと秒速18,500メートル、時速で言えば、66,000キロメートルだとか。空気の時に比べて、50倍以上。環境によって、これほど柔軟なのは、やはり、✖︎モノ ○コト、だからでしょうか。

 

本題。ドップラー効果って覚えてますか

やっぱり、今、聞いても、インパクトのあるネーミングですね。ドップラー!!

とにかく、音や光は、聞いたり見たりしている人の位置

  •     ()近づいてくる場合  →  大きく、明るくなり
  •     (から)遠のいていく場合  →  小さく、暗くなる

というヤツです。

そう言えば、どうしてでしょうね。割に丁寧に解説してあったので、さらに私という、なかなか心もとないフィルターを通して、次のように理解してます。とりあえず、遠のいていくパターンを。

 

とりあえずの印象としては、

  •      「音」の「オリジナルの振動数」からスタートして
  •      変化した(ように聞こえる)波長を計算して
  •      それから「音」の「変化した振動数」を出し直す

という「三段階のステップ」が、変に分かりにくくしていたようです。しかし、カラクリ自体は、割に素直。

 

ドップラー効果のカラク

○音階「ド」は262Hz(ヘルツ)。一秒間に262回振動します。すなわち、一秒間に262回の空気の粗密を人間の耳に送り込むという仕組みなのだとか。この「粗密」(とりあえず「塊」くらいに理解してます)を

      たくさん送り込む  → 高い音

      すくなく送り込む  →  低い音

となるようです。もちろん、「音」のスピードは秒速340m。

○「ド」の音(サイレン)を出しながら、時速60km(秒速16.7m)の救急車🚑が、遠ざかるとします。

○「波」が相手だと、一度「波長」を出して、それから「振動数」を出すようです。そういう意味でいえば、先の「262Hz」が、どんな風に変化するのかが問題らしい。

○262Hzということは、一秒間に262個の空気の塊が入っていると考えると良いようです。

○音階「ド」単体だと、波長、すなわち、262個ある、音という波の一個あたりの長さは

=   340m➗ 262個 = 1.30m/個

○これが遠ざかるとなると、波長、すなわち、262個ある、音という波の一個一個の長さは

=  (16.7m + 340m) ➗ 262個 = 1.36m/個という風に、0.06m、6センチメートル長くなります。なるほど、こう考えるのですね💦

○こんな風に、波長、すなわち、262個ある、音という波の一個一個の長さが、6センチメートル長くなった音の振動数は

= 340m ➗ 1.36m= 250個となります。すなわち、一秒あたりの空気の塊の数が、262 - 250 = 12個減ります。塊の少ない方=振動数が低い方がエネルギーは低いので、その分、音も低く聞こえるようです。

 

ドップラー効果のまとめ

①一秒あたりに、空気の塊の数を、どのくらい人間の耳に送り込むかで、音の高低が決まります。

      たくさん送り込む  → 高い音

      すくなく送り込む  →  低い音

②遠のいていく場合、音のスピードが、遠のいていくスピードの分だけ割り増しされるように見えます(聞こえます)。ここが分かりにくいのですが、じっとしている場合に比べて、一秒あたりの、一個一個の空気の塊が延びるように見えます(聞こえます)

③音速自体は毎秒340メートルで変わりません。でも、空気の塊の図体が大きくなれば、一秒に出せる空気の塊の数は減ります。

④音の高低は、空気の塊の大小ではなく、そんな塊の単位時間あたりの数。しかるべくして、音も低く聞こえるようです。

 

ヘトヘト😩😩😩😩

 

また、次回。

 

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