こんにちは、カタツムリ系です🐌
ちょっと古い表現ですが「一世を風靡した、世紀の2枚目」の映画スター。アラン・ドロン。イケメンという言葉では表しきれない存在と言えましょう。
一応画像↑はありましたが、アラン・ドロンが若い頃=顔面的全盛期のものは、あまりないようです。ギリシャ彫刻のようなアラン・ドロンの艶姿(アデスガタ)をどこかで確認してもらえると嬉しいです。
しかし、そんなギリシャ彫刻時代も長くは続きません。アラン・ドロン自身が意図的に放棄したのか?と思えるくらいの変身っぷり。
もしかしたら、アラン・ドロンも、長く続く、終わらないモテ期に嫌気がさしたのでしょうか。五十代になっても、シャープな体型を維持していたのに、この作品では、アラン・ドロンも、随分、ぷっくりしてきました💦 この作品の頃は、アラン・ドロンも七十代くらい。しかし、格好いいのですよ。
この時間の流れを無視した、アラン・ドロンのエレガンスさは、ある種の伝説でもあるし、ホラーでもあります。
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【目次】
- 主演アラン・ドロンのエレガントな過去の作品など
- 作品の紹介
- なんだ!アラン・ドロンのこの格好良さ。頭痛くなりそう。
- 警察に拘束されても悪態は忘れない!!少年の心を忘れないアラン・ドロン
- アラン・ドロン@銃撃戦のシーン
- 猫と戯れるアラン・ドロン
- あれ?恋愛のシーンは?アラン・ドロンは得意なはずなのに💦
- 主題歌そして挿入歌
- こんなキザなキャッチコピー(日本サイド)も、アラン・ドロンならでは
- 結論
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主演アラン・ドロンのエレガントな過去の作品など
かつて、「太陽がいっぱい」とか、「サムライ」などの映画で一世を風靡した、超・2枚目
アラン・ドロン主演の映画作品群。 印象的なものはどれかと言えば。。。。
例えば、名もない、しかし野心に溢れた青年を描いたアラン・ドロンの出世作「太陽がいっぱい」↓
例えば、孤独で寡黙な殺し屋を演じるアラン・ドロン。はまり役「サムライ」↓
出典はいずれもアマゾンさん。
一つの特徴はアラン・ドロンがビジュアルだけて勝負できるせいか、セリフが極端に少ない時があります。
例えば、「サムライ」という作品では、セリフはかなり少ないです。
アラン・ドロン自身は何もしゃべらず、あたりを見回すわけでもなく、淡々と橋を歩くだけのシーンにカメラの長回し。しかし、恐ろしく絵になるアラン・ドロン。
イケメンというだけではない、オーラも持ち合わせているフランス俳優の雄たるアラン・ドロンの面目躍如。レジェンド。
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作品の紹介
問答無用の格好よさ。
アラン・ドロン演じるフランク・リーヴァは、かつてパリで大活躍した敏腕刑事。ただし、犯罪組織を追い詰めたのは良いが、彼のクビに賞金がかけられ、南の島に人知れず逃げる羽目に。
因縁の犯罪組織に動きがあり、二十五年ののち、かつての同僚からパリに呼び戻されるフランク。
代替わりしながらも本質は変わっていない犯罪組織、そして、警察内の汚職も根深く、フランクは全面戦争に巻き込まれることに。
出典はアマゾンさん。
なんだ!アラン・ドロンのこの格好良さ。頭痛くなりそう。
もう七十歳過ぎですよ。アラン・ドロンも。
過去の彼女に再会し、道路から二階の彼女に投げキッス。
違和感なし。
格好良さしかなし。
普通なら、それなりに枯れてても仕方ない年齢に達したアラン・ドロンの、時間の流れを無視したスター性。時間が止まる、とはこのことか💦
警察に拘束されても悪態は忘れない!!少年の心を忘れないアラン・ドロン
ある容疑で、警察に拘束。
もちろん、大事な人を救うためのなくてはならないステップ。
アラン・ドロンより、ずっと年下の刑事が厳しく尋問します。
アランドロン演じるフランク・リーヴァは言い返します。
「お前らが、オムツをしている時から俺は刑事だったのだ!」と。
「もしかして、おまえら、まだ、オムツしてるのか?」とも。
フランスの映画やテレビは、オムツネタ好きですが、アランドロンは、その最高峰。
もちろん、日本でやると浮きまくります。
アラン・ドロン@銃撃戦のシーン
アメリカのどぎつくてシャープな戦闘シーンに見慣れたせいか、アラン・ドロンによる銃さばきは、ちょっと間が抜けた感じさえありました。アラン・ドロンも七十歳。仕方ないと言えましょう。
アラン・ドロンの年齢のことばかり言うようですが、本当に奇跡のようなので、ついつい💦ただし、そんな超人アラン・ドロンも戦闘シーンには、衰えあり💦
猫と戯れるアラン・ドロン
ここ。そう、ここなんです。
警察官専用の出張者用の簡素な部屋で、くつろぐアラン・ドロン。そこに、猫が舞い込んできます。アラン・ドロンは猫好きだと聞いたことがありますが、猫もアラン・ドロンの愛情に答えます。
別に、その猫がメスというわけでもないのでしょうが、なんと、アラン・ドロンに、すぐお腹を見せるのです。
ご存知の方はご存知でしょうが、猫がお腹を見せるなんて、余程安心していないとやりません。ここでは、猫とアラン・ドロンに、相当、ホンワカさせられるシーン。
名シーン。
あれ?恋愛のシーンは?アラン・ドロンは得意なはずなのに💦
あるにはあったのですが、アラン・ドロン復活の陰に隠れて、あまり印象にないので割愛💦
主題歌そして挿入歌
ジャズ。若きアラン・ドロンはフイルム・ノワールと呼ばれる暗黒街を描いた作品によく出ていましたが(先述の「サムライ」もその一つ)、そんなアウトローなアラン・ドロンを彷彿とさせる、魅力満載のメロディ群。
音楽はJulien ChirolとPierre Luc Jamainの作品。聴かせる💦↓
出典はアマゾンさん。
こんなキザなキャッチコピー(日本サイド)も、アラン・ドロンならでは
青き瞳の刑事(刑事をサムライ、と読ませる)、暗黒街(暗黒街をパリと読ませる)に戻る
- 「真剣」と書いて「マジ」と呼ばせたり
- 「夜露死苦」を「ヨロシク」と呼ばせたり
する世代の方の作品かもしれませんが、アラン・ドロンには、バッチリハマっています。
結論
もう一回、アラン・ドロンの作品を一通り見返しそう。アラン・ドロン最高。
また、次回。
#フランク・リーヴァ
#刑事もの