こんにちは、カタツムリ系です🐌
マーケティングだ、事業戦略だ、AIによる解析だなどと、やたらと効率性と確実性を求められる現在。
この「時効警察」シリーズを見ていると
- 最初からヒットなど、さらさら狙っていないかのように見える、お気楽さと
- 終わりよければ全て良し的な
潔いテイストが、全編を貫かれていることを感じます。
もうすぐ、12年ぶりに、新しい展開があるとか。パート3の開始は間近だそうです。そのタイトルも「時効警察はじめました」。
ここでは、時効警察シリーズの、ユルイ振り返りを。
過去の作品(作風?)概要
総務警察署の窓際的部署である時効課。時効になった事件の遺留品を関係者に返却したりするのがお仕事。
その窓際的部署の中でも、舐められがちの巡査部長の、オダギリ・ジョーさん演じる霧山修一朗(キリヤマシュウイチロウ)。
趣味で、時効になった事件ばかりを捜査する人。この人が毎回、時効案件を解決?!していきます。
出典はアマゾンさん。
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【目次】
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リラックマ的癒し
オツムはお休み
緻密な組み立てをしたストーリーなどありません。また、パワーあふれるのはいいのですが、やたらと大声だったり、もしくはスピードで乗り切ろうとする慌ただしいギャグもありません。「ラフ」アンドピース。
✖︎ラブ(love)
◎ラフ(laugh)
カッコつけもお休み
ちょっと気をぬくと格好いいことがバレてしまう、オダギリ・ジョーさん。しかし、ここでは、野暮ったいメガネと警察官のコスプレで、カッコつけを封印。ほかには、カッコイイ人はいないし、平和です。みんな、ホンワカ漫画の漫画のキャラクターのようです。
癒しといえばリラックマ
最近観た中では、抜群の癒し効果を持つリラックマ。ゆっくりのんびり鑑賞できます↓そして、ちょっと、モノ悲しさがトッピングしてあります。
バカボンのパパ的弛緩
とにかく、それでいいのだ精神
わざわざ時効になった事件ばかり捜査するところが
- なんでもオッケー
- それでいいのだ精神
を感じます。
「西から上ったお日様が東に沈む」ことがあっても気にしなくてもよい、バカボンのパパ的なテイストを随所に感じる私でした。バカボンの作者赤塚不二夫さん公認サイト↓
オダギリ・ジョーさんの無意味な野暮ったさ
いつもカッコいいのも疲れることでしょう。それでいいのではないでしょうか。
オダギリ・ジョーさん演じる霧山修一朗の無意味な主張
- 日曜日にメガネをかけるのはイギリス人ぽい
- 逃避行は東北以外はありえない(山陰は可)
- イノシシはサッカーはしてもバレーはしない
- ソーセージは曇りの日に食べた方が美味しい
- 食パンにジャムを塗ると、食パン本来の味がしなくなる
などなど。それでいいのではないでしょうか。
「冷やし中華始めました」的隅っこテイスト
タイトル「時効警察はじめました」の脱力感
初夏に中華料理屋で見かける「冷やし中華始めました」的なテイスト。この番組同様、冷やし中華も、決してメイン料理でなく、そして、単発的な季節ものであることを、見事に言い表しています。
もちろん、タイトルはどうあれ、この番組も、冷やし中華も、美味しく味わえますよ。
脱力的「冷やし中華始めました」テイストの具現化
「冷やし中華始めました」ソングを歌い上げる、この芸人さん。なんと、無意味に歌の上手いこと。
お疲れ脳の人間には、この番組を
この本気のゆるさは、6000年前から脳が疲れている人間への↓救世主となりましょう。
コメディではなく、ややハードボイルドちっくですが
同じくオダギリ・ジョーさん主演の探偵モノ「リバース・エッジ 大川端探偵社」も同じ深夜枠で好きな番組でした。
出典はアマゾンさん。
エゴラッピンが歌う主題歌「Neon Sign Stomp」も好ましい😊このPV↓、オダギリ・ジョーさんも出演。
また、次回。
#時効警察
#オダギリ・ジョー
#吉岡里帆