カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【ダーティーハリー2】アンチ・社畜を貫くレジェンド刑事

こんにちは、カタツムリ系です🐌

やっぱり面白い、ダーティーハリー。

カサカサした時代の、カサカサした人と街。1970年代のサンフランシスコ。さらに、かなりサイコなグループをダーティーハリーは相手することになります。そんなサイコなメンツに対してさえ、ダーティーハリーな容赦の無さは、本当に無慈悲なくらい徹底してます💦

 

 

 

おすすめポイント

①ダーティーハリー演じるクリント・イース

   ウッドの、パンチのある容姿

    →いわゆる二枚目という訳ではないでしょう

        が、パンチがあり、目を引く外見。

        マカロニ・ウェスタンで鳴らした

        クリント・イーストウッド。そんな荒々    

        しいカウボーイが、そのまま、    

        サンフランシスコに現れたかのよう。

        細く鋭い眼力、こけた頰、張り出した肩。

        カウボーイの帽子がない代わりに、

        ガッチリ、パーマで固めたヘアスタイル。

         パンチある〜。

 マカロニウエスタンとは - コトバンク

 

②益々加速する、問答無用さ

    →良くも悪くも、正義=犯人逮捕に突き進む

        ダーティーハリー。

        車もすぐ何かにぶつけがち、銃も軽い感じ

        でぶっ放しがち、パンチも気軽に人に

        お見舞いしがち。

        問答無用とは、ダーティーハリーのこと。

③サイコ・テイストの強化

   →前作の犯人もストレートにサイコちっくな

      人物像。それが加速してます。それでこそ

      ダーティーハリーの問答無用さが   

      光ります。

      毒をもって毒を制す、感じです。

毒を以て毒を制す(ドクヲモッテドクヲセイス)とは - コトバンク

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

ヤンチャが過ぎて、すぐ現場、すなわち、殺人課から外されがちなダーティーハリー。

法の網をかいくぐって、マフィアやギャングの大物が殺される時間が再三発生。

警察内部の犯行である線が強く、ダーティーハリーは探りを入れるが、彼自身が犯人にしたられかねない状況に。

ダーティハリー2(字幕版)

ダーティハリー2(字幕版)

 

出典はアマゾンさん。

 

むちゃくちゃなタイミングでのMake my day

Make my dayというのは、ざっくり言えば、「(相手のおかげで)良い一日だった」「楽しませてくれ」という意味のスラングです。

Make my day - Wikipedia

とはいえ、相手にとどめを刺す時に「良い一日だった」というフレーズを使いがちなダーティーハリー。とても、シニカルで、彼もまた、サイコちっく。 

 

法の網をかいくぐる悪人と、法を無視して、そんな悪人を罰するダーティーハリー。イタチごっこ

今回は警察内部のメンバーが、マフィアやギャングの大物を、法の外で、制裁しているのが事件の発端。

しかし、きちんと証拠でなくても、突っ走るダーティーハリーも、どっこいどっこいか、と。

彼は、今のコンプライアンス時代に、現役でなくて良かった。。。。彼のためにも、社会のためにも💦

 

このカサカサ感。邦画「人間の証明」でも、味わえます

前作同様、カサカサした、荒れた時代の雰囲気を、本当に丁寧に伝える本作品。

日本は、よりウェットな土壌なので、なかなか、こういう空気感は出せなさそうですが、概ね同じ時代に作られた、こうしたカサカサ感に肉薄する作品ありました。

もちろん、こんなカサカサした時代に生きるのはシンドそうですが、オーディエンスとしては、楽しめます。

人間の証明

人間の証明

 

出典はアマゾンさん。

 

また、次回

 

#ダーティーハリー

#クリント・イーストウッド

#make my day

#スミスアンドウェッソン

#S&W