眠狂四郎
こんにちは、カタツムリ系です 本シリーズの最終作である第12作目。ポップな面は後退し、その代わり、オカルトとおどろおだろしさが、高濃度に凝縮された、眠狂四郎ならではの、濃い内容になっています。 前回の記事↓ 【目次】 おすすめポイント ①オープニ…
こんにちは、カタツムリ系です。 もともと、このシリーズは、オカルト・テイストの強い作品。主人公の眠狂四郎は非情で、手向かう敵にはすぐ刀をふるいます。しかし、いつにも増して、死の匂いの濃い本作。もう、本シリーズ11作目。円熟の演出。 【目次】 お…
こんにちは、カタツムリ系です 「女地獄」。 なんというタイトルでしょう最近はあまり耳にしませんが「犯罪の陰に女あり」とか、後ろに引っ込んでいるように見えて、実は鍵を握っているのは女性という見方。しかし、眠狂四郎はもともと 地獄のような格段の剣…
こんにちは、カタツムリ系です 「魔性」という言葉。本シリーズに、本当に馴染むテイスト。以前にも「魔性剣」という作品ありました↓ 本シリーズの骨太いところは、いつもストーリーに縦糸と横糸を用意している、重層的な作品の作り、という印象が強いです。…
こんにちは、カタツムリ系です 江戸末期を舞台にした本シリーズ。眠狂四郎が狂っているのか、世間がどうかしているのか、勢力争いも、オカルトも、剣術も、非情さも、たまに見え隠れする人情も、まるでカオス 当時のお年寄りも、きっと「昔は良かった」と嘆…
こんにちは、カタツムリ系です 有名な俳優さん達が、再三挑まれてきた、この魅力的なキャラクター、眠狂四郎。Gacktさんも、舞台で挑戦されています。 とは言え、なんだかんだ言って、市川雷蔵版「眠狂四郎」が、個人的には、秀逸度ナンバーワン。作品を経て…
こんにちは、カタツムリ系です 眠狂四郎の生きる時代は、天保の改革で知られる老中・水野忠邦の時代と被ります。 新撰組と眠狂四郎 水野忠邦の没後12年ほどして、新撰組は創設されます。眠狂四郎の破天荒な生き方だと、そこまで長生きできなかったかもしれま…
こんにちは、カタツムリ系です この作品はシリーズ全12作ある内の、第一作目です。 そのせいか、市川雷蔵さん演じる眠狂四郎も若々しく、そして、よく軽口もよく飛び出します。ニヒルでシニカルで、ちょっとホラーな雰囲気が眠狂四郎のはず。ちょっと調子…
こんにちは、カタツムリ系です いつものオカルトテイストが随分緩和されて、なんと、歴史的事件に取材しています。そのせいか、このシリーズにしては、真面目な作りになっています。もっとも、だからつまらなくなった、などということはなく、エッセンスがギ…
こんにちは、カタツムリ系です 「眠狂四郎」ネムリキョウシロウという名前、お聞きになったことありますか?ちなみに「炎情」は、そのままエンジョウと読むそうです。 いわゆる時代劇で、その主人公の剣士。そういえば、2011年にガクトさんが、舞台でやって…