カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

ホーキング 博士

【ホーキング 宇宙の始まりと終わり③】宇宙論を包括的に救うはずの重力量子論。

こんにちは、カタツムリ系です 宇宙の始まりと終わり、なんて、エキサイティングなトピックである一方、即効的になにかの役に立ったりする内容でもないことも確か。しかし、意外な?ところで高い関心を寄せる人たちもいるようです。なんと、ヴァチカンのカト…

【ホーキング 宇宙の始まりと終わり②】「裸の特異点」「宇宙検閲官仮説」。真面目なんでしょうが、どうにも盛りすぎな匂いのするネーミング💦

こんにちは、カタツムリ系です 宇宙の一生を語る名手、ホーキング博士。前回の記事では、宇宙の始まりどころか、個々の星のライフサイクルを見ただけで、割に感動してしまいました この本焼きを読み終えるのは、大変そう 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ —…

【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン④】人類の未来に貢献するのは住める惑星の発見と人工知能の建設的な利用と断言するのホーキング博士。

こんにちは、カタツムリ系です 先の記事でホーキング博士が、宇宙進出への積極てき推進論者でもなく、はたまた、地球にいても八方塞がりなイメージを持っておられるようでした。ここでは、その宇宙進出について、もう一歩踏み込みます。 出典はアマゾンさん…

【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン②】タイムトラベルと地球で生活し続けるへきかの考察

こんにちは、カタツムリ系です 子供相談室向けレベルの難問に真っ向勝負で取り組むホーキング博士。しかも、読み物として面白いというのも、驚きです。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 未来を予言することはできるのか…

【ホーキング 、ブラックホールを語る⑤】ブラックホールはインプットだけでなく実はアウトプットも!!これがホーキング 放射!!

こんにちは、カタツムリ系です 本件に関する前回の記事の文末で、次のようにおさらいしています。ちなみに、「事象の地平面」とは、ブラックホールを取り囲む境界線のこと。 事象の地平面(の表面積)とエントロピーに関係性ありそう。もし、そうなら、ブラ…

【ホーキング 、ブラックホールを語る④】ブラックホールに内在するミステリー。あらゆるものを呑み込むが、それらのゆくえは?

こんにちは、カタツムリ系です 先の記事でブラックホールに関する関心が再び高まったのは、クェーサーというブラックホールのまわりをグルグル回っている円盤状の物質と知りました。そういうエポックメイキングな時期はあるものですが、ブラックホールに関す…

【ホーキング 、ブラックホールを語る③】ブラックホールは目に見えず、音も出てこない。そして、吸い込まれた存在は「消失」してしまったことさえわからない💦

こんにちは、カタツムリ系です 本件に関する前回の記事では、一旦忘れ去られたかのような重力というトピックに、再び光を当てたクェーサーから、始める旨確認しています。 それにしても、この本↓、薄くて、百ページもないのですが、内容が濃すぎて、なかなか…

【ホーキング、ブラックホールを語る②】外向きの核融合パワーと内向きの重力パワーでバランス。そのバランスが崩れると、時間と空間の終わりが。

こんにちは、カタツムリ系です ブラックホールというと以前は「宇宙の墓場」のような扱いでしたが、最近はやたらと前向きな表現が目に付きます。ちょっと極端な例ですが、日本の歴史の有名な人だと ①明智光秀 【以前】主君に反乱を起こした裏切り者→【現在】…

【ホーキング 、最後に語る】ブラックホールを生き物のように、下手すると友達のように再生させてみせるホーキング博士。

こんにちは、カタツムリ系です 本書↓は、ホーキング 博士のオリジナルの書き下ろしではなく、過去のインタビューや日本の研究者の方の解説から成る本。ホーキング 博士死去後に編集されています。 前回の記事↓ 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————…

【ホーキング、宇宙を語る③】宇宙は虚時間の中で存在し、始まりも終わりもない。ひたすら存在する💦

こんにちは、カタツムリ系です ハイゼンベルグの不確定性原理について、分かりやすい説明を提供してくれた、この本にかなり気分が良くなっています。ありがとうございます 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/po…

【ホーキング、宇宙を語る②】創造主の出番のない宇宙。秩序どころか、不確定性原理が行き渡る宇宙。

こんにちは、カタツムリ系です 300ページに満たない、比較的薄めの文庫本。しかし、中身の濃いことと言ったら一粒で何度も美味しいとは、このこと。しかも、ハードカバーでなく、リーゾナブルな価格の文庫本なんですよねでも、電子書籍版はないんです。ま…

童話を書くホーキング博士【宇宙への秘密の鍵】ドラえもん的要素とバック・トゥー・ザ・フューチャー的設定が楽しい

こんにちは、カタツムリ系です。 なんと、車椅子の理論物理学者のホーキング博士は、ジャーナリストの娘さんと共著で、児童書まで書いているとか。なんと、たくさんのチャレンジをされる方でしょう。 そのタイトルは「宇宙への秘密の鍵」。 出典はアマゾンさ…

ニャンちゅう声優さんの病名ALSはホーキング博士の病名でもあります【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン②】宇宙知的生命体。

こんにちは、カタツムリ系です つい昨日、津久井さんという、ニャンちゅうの声優の方がALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたとのニュースに接しました。 出典はアマゾンさん。 そんな深刻な事態にも関わらず、とても前向きなご発言に驚かされましたが、私…

【ホーキング 宇宙の始まりと終わり①】星が自らを支えられない、重力崩壊の果て=特異点。星の一生を描くドラマの永久的再現😊

こんにちは、カタツムリ系です ホーキング博士の著作を読み続けて思います。そう、彼の著作の多くは「宇宙の始まりと終わり」についての内容です。 そして、沢山の考慮すべき要素はありつつも「特異点」と呼ばれる不思議な一点を巡って、恐ろしく多彩な考察…

【ホーキング、ブラックホールを語る①】イメージ向上気味のブラックホール💦ここでは、荒々しいまでの実態を活写。BBC放送の書籍化。

こんにちは、カタツムリ系です 昨年亡くなられた、車椅子のホーキング博士。アインシュタイン同様、やたら有名ではあるものの、誰も、彼らが何をしているか、何をしてきたかについては、あんまり知らないでしょう。そういう私も最近、ちょっとずつ、知り始め…

【ホーキング、未来を語る】いまだにアインシュタインの相対論は嘘くさいと言う方がいるらしい💦洋梨の形をしている「時間モデル」登場。男前のホーキング博士😊

こんにちは、カタツムリ系です🐌 なんと世界で一千万部売れたという前著「ホーキング、宇宙を語る」。そして P-7 ロンドン・サンディ・タイムズのベストセラーリストに四年以上のりつづけました。 ホーキング博士は天才なのでしょうし、彼が操る議論が私に理解…

【ホーキング、宇宙と人間を語る】世界的ベストセラー「ホーキング、宇宙を語る」の丁寧なアップデート版😊無重力状態の博士が可愛い😊

こんにちは、カタツムリ系です ホーキング博士の出世作「ホーキング、宇宙を語る」のある種、挑戦的でありながら丁寧な作風とは変わって、随分、落ち着いた「オトナ」風になっていました。古代中国とか古代ギリシャの例がよく出てくるので、いかにも学校での…

【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン①】子供相談室レベルの人類の難問に真っ向から答えるホーキング博士。感動😊印税の一部は慈善団体に寄付されます😊

こんにちは、カタツムリ系です ビッグクエスチョンとは、文字通り、大きな問題のこと。ホーキング博士が携わる対象が、宇宙の誕生から終焉までだとすると、そのスケールもその意義も相当ビッグなものになるに違いありません。そして、同時に私が懸念するのは…

【ホーキング、宇宙を語る①】車椅子の科学者。科学者の楽屋話とも言えるエピソードも。世界で一千万部売れた大ベストセラー😊

こんにちは、カタツムリ系です ホーキング博士の本は、とにかく容赦がないイメージありました。要は、議論のレベルの高さ、数式の使用頻度に容赦がないという意味です同じく理論物理学者のペンローズ卿↓と組んで研究したこともあるそうですが、この方も、や…

【ホーキング博士の物理ジョーク】ちょっと、ちょっとだけ、アメリカン💦

こんにちは、カタツムリ系です 最近亡くなられたホーキング博士。 ホーキングとは - コトバンク 聞きかじりですが、彼には有名?なジョークがあるとか。人に話すと、決して誰も笑いませんが、へぇーと感心してくれます。 その共有を。なお、繰り返しますが、…