カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

海の昔話【海はどうしてできたのか②】海が消滅するストーリー展開もありうる。地球カレンダーを活用した壮大な物語。

こんにちは、カタツムリ系です この本の作者の方、よく聖書との比較をされています。旧約聖書の最初にある「創世記」なんて、まさに、世界がどうやって作られたのかを記述したものだし、この本も地球の成り立ちから説き起こしているので、当然といえば、当然…

山の昔話【山はどうしてできるのか】山と言えばパワースポット。しかし、高さ4.53mの俗っぽい?山も💦

こんにちは、カタツムリ系です かつては山ガール、最近だとパワースポット的なトピックでしか、なかなか登場しない「山」。 山ガール(ヤマガール)とは - コトバンク ムー的には、パワースポットが主たる関心事ですが、本書↓は、サイエンス寄りに「山」にアプ…

期待の新007😊【007/スペクター】宿敵・スペクターとの遭遇。今は亡き旧司令官Mの遺言的指示の逆襲。ボンドのプライベート丸出し💦

こんにちは、カタツムリ系です 宿敵の犯罪組織スペクター登場。 ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドは、かつてのボンド像を見事に変えることに成功しています。 完全無欠の存在ではなく、より人間味を見せることでパワーアップしています。 逆に、…

Brexitも解決⁉︎【ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬】ミスター・ビーンが愛され系お馬鹿スパイに💦不気味な顔面筋肉の動きは抑え気味💦

こんにちは、カタツムリ系です 主役の方、ローワン・アトキンソンさん。ミスター・ビーンの主役の人です。あれだけヒットしたのに、あんまりピンと来なかったんですよね、ミスタービーン。なんと言いますか、コミカルさって身体の面白い動きからも生まれると…

絶対的自虐系ww「縁の下の力持ち」かも💦【電気とはなにか】タモリ倶楽部では大人気カテゴリー💦

こんにちは、カタツムリ系です タモリ倶楽部を見ていると、まだハムと呼ばれるアマチュア無線通信を楽しんでいる方が少なからずいらっしゃるらしい。かつての「おたく」の代表格。 アマチュア無線(アマチュアムセン)とは - コトバンク 一方、ムー的世界の知…

海の昔話【海はどうしてできたのか①】暑い💦季節感たっぷりな?海のトピック。地球カレンダーが楽しい😊

こんにちは、カタツムリ系です なんか、中学高校あたりの国語の教科書にでてくる、詩のような本書↓のタイトルですねしかし、実は、サブ・タイトルに「壮大なスケールの地球進化史」とある通り、地質学とか惑星科学系のトピックです。そして、たしかに地球の…

【シャーロック 死を呼ぶ暗号】血の掟の匂いのする中国系闇組織。暗号とアクロバット的身体能力。ワトソンの癒しオーラ全開😊就活も💦

こんにちは、カタツムリ系です シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチさん。はまり役。なんだか、普段はシェークスピアの舞台なんかをこなしているような役者さんが急に、現代ドラマに登場した感じ。その分、ドラマに変な隙のない、キリッとした展開…

宇宙の不思議さ加速💦【超弦理論入門①】真空にある、目に見えないダークエネルギーが超弦理論を誘い出す。変幻自在な「次元」降臨。

こんにちは、カタツムリ系です だいたい、世の中の新しいスタンダードは、直近の問題を解決するときに生まれるように思います。例を出すと 絵画)「新古典派」が、意味やストーリーを求めすぎて頭デッカチになって停滞感→「印象派」(モネとかルノアールとか…

【ムーチューブの邪馬台国】東大・京大論争の上を行くムーチューブ。超能力者に邪馬台国の在りかを聞いてしまいます💦ムー的飛び道具💦

こんにちは、カタツムリ系です 先のノストラダムスの記事もそうですが↓、結構、ムーチューブについては取り上げてきたつもりでも、まだまだ取りこぼしがあるようです。 そんなこんなで邪馬台国(ヤマタイコク)。知識豊富で、相当な入れ込み方をしているケー…

Brexit直前💦事件は英国首相の死から【エンド・オブ・キングダム】国際的な劇場型テロ。負けられない闘い再び。全身全霊で闘う大統領護衛官@ロンドン

こんにちは、カタツムリ系です 舞台をアメリカから、イギリスに移します。前作に関する記事↓ イギリス首相急逝に伴い、葬儀に参加するアメリカ大統領。 そこでも大規模テロが勃発します。ゲーム的展開で、スピード感が身上!! ———————————————————————— 【…

【ムーチューブのノストラダムス】ヒトラー出現も見据えていた大預言者。世紀末に来る筈だった恐怖の大王の正体。さらに38世紀まで預言💦

こんにちは、カタツムリ系です そうですね。ノストラダムスを忘れてはいけません。彼の預言によれば、1999年7月に滅亡するだった地球は「幸いにも」まだ、命運をつないでいます。 私自身は初めて知りましたが、このノストラダムス「ブーム」の裏側には、ベス…

【量子論がみるみるわかる本】宇宙は虚数の時間で生まれ、生まれた場所は不明。宇宙は聖書的にして魔法の世界さながら。

こんにちは、カタツムリ系です この良心的なシリーズの量子論版です。原著者の佐藤勝彦博士の碩学ぶりはもちろんのこと、ライターの方が、かなり、優秀かつ丁寧な仕事をされる方なのかもしれません。 [図解]量子論がみるみるわかる本(愛蔵版) 作者: 佐藤勝彦…

【ボーン・レガシー】もう一人のボーンの物語。極寒地での究極的身体酷使。国家的なリスク軽減のために組まれる暗殺者のポートフォリオ。

こんにちは、カタツムリ系です 今回は、マット・デイモンはおやすみ。代わって、人気のジェレミー・レイナーがアーロン・クロスという、ジェイソン・ボーンに似た境遇のスパイを演じます。 アーロン・クロスの置かれた過酷な環境はジェイソン・ボーンと似た…

【地球46億年 気候大変動③】温暖化が恐竜を育み、彗星で致命傷を。ダークマターによるゲームメークか。

こんにちは、カタツムリ系です ついに出てきました。恐竜。地球を語るのなら、恐竜という存在は必須ですね。ムー的にも必要です映画「ジュラシックパーク」あたりを見れば、なんとはなく想像はつきますが P-128 「恐竜の時代」は超温暖化時代だった そうです…

【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。

こんにちは、カタツムリ系です もともとは、月刊ムーの三上編集長がメイン・スピーカーとなって、月刊ムーの楽しみ方を解説するユーチューブ投稿「ムーチューブ 」が面白い!と思って始めた物理関係の読書。 特に、マルチ・バース、日本語に直すと「多元的宇…

【ムーチューブが組む?「天気の子」に続く話題作】「アイアン・スカイ」。ナチス第三帝国と地球空洞論。ほぼ作品紹介ですが、ムー的世界観炸裂‼️

こんにちは、カタツムリ系です つい最近、新海誠監督の「天気の子」にいち早く乗っかる月刊ムー↓ しかし、ビジネスセンス溢れる月刊ムーは、それでとどまりません。間髪入れず、次の作品に触手を伸ばします。テーマも、ムーのために制作したかのような、ドン…

【007/スカイフォール】ボンドは二度死ぬ。過去からの逆襲と翻弄。精神的支柱の司令官Mの死。スタイリッシュなモデル風技術担当Q登場。

こんにちは、カタツムリ系です。 かつて、ジェームズ・ボンドは人間離れしたスーパーマン。彼の過去なんて無かったかのような扱い。 ダニエル・クレイグ以前の007シリーズで、まれに結婚したことがあったり、そんな奥さんも既に鬼籍に入っていることが示唆さ…

【眠狂四郎 女妖剣】宿敵・真性サディスト菊姫が始めた狂った伝説。黒ミサが伝える眠狂四郎の黒い宿命は終わらない。時に名刀・無想正宗。

こんにちは、カタツムリ系です。 本シリーズの4作目。オカルト系ディープさを、益々深めていきます。菊姫という将軍の娘ながら、とにかくカオスなセレブと、眠狂四郎という暗い過去をもつ、とにかくカオスな輩(ヤカラ)の争いの始まり。 セレブ 暗い過去 デ…

【不自然な宇宙②】ビッグバン≠宇宙誕生⁉️インフレーション理論がつなぐ宇宙創世直後のロスタイム💦

こんにちは、カタツムリ系です マルチ・バース(多元的宇宙)の案内書としては、秀逸に思える本書↓恐らくは筆者の方の真摯さの裏返しでしょう。議論の充実度も、もちろんですが、そんな真摯にも惹かれて読み続けることになりました。 不自然な宇宙 宇宙はひ…

【シャーロック ピンク色の研究】名探偵は高機能社会不適合者@ロンドン。戦争で病んだワトソンのPTSDのリアリティ。連続自殺という逆説。

こんにちは、カタツムリ系です オリジナルのシャーロック・ホームズは、コナンドイルという作家による小説の主人公。 シャーロック・ホームズの冒険 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫) 作者: アーサー・コナン・ドイル 出版社/メ…

【量子論を楽しむ本】量子論NAVER的まとめ。ニュートン的な美しい世界観の限界と自然の曖昧さがもたらす、アインシュタインの苦痛。

こんにちは、カタツムリ系です またまた、大御所の佐藤勝彦博士の著作。色々読み比べると、よく分かりますが、この方の著作はたしかに手強いです。だけど、同時に、確実に面白い文章力というのもあるでしょうが、発想の柔軟さと、サイエンスに対する真摯さが…

【相対論を楽しむ本】相対論はアインシュタイン無しでもあり得た💦パラドックスの嵐💦特殊相対論ではロケット移動の兄に浦島太郎効果。

こんにちは、カタツムリ系です 先に、同じ佐藤勝彦博士の「量子論を楽しむ本」という本を見つけました。まだ目を通してはいないのですが、関心が先走りして、もう一方の物理学の大黒柱である「相対論」はどうかな、と思ったら、ちゃんと用意されてました な…

【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。

こんにちは、カタツムリ系です 2016年に発見された、重力の「波」である「重力波」。当時は新聞紙上も賑わせ、ネット検索のワードでもトップになったようです。そして、その翌年の2017年のノーベル賞は、重力波を初観測した研究者の方に送られたようです。 …

【ダーティーハリー4】戦士の正義と野獣の掟に生きるモンスター刑事。立ったままハンバーガーを頬張る中年男の背中には都会的哀愁💦

こんにちは、カタツムリ系です 言ってみれば、過剰な正義感と、悪人への憎しみ?で、ガンガン銃をぶっ放す、ある種の「原始的な」刑事像。ストーリーも、特別凝っているわけでもなく、不思議と言えば、不思議。 でも魅力あるのは、当たり前のことばかりです…

【惑星の話②】七夕。全球凍結にも暴走温室効果にも負けない地球外生命=E.T.を見つけることが夢であり使命である惑星科学研究

こんにちは、カタツムリ系です たまたまですが、最近、惑星の英語名を覚えました。 天王星→ウラヌス Uranus 海王星→ネプチューン Neptune 調べれば、すぐ分かることなのですが、この知識、なんか楽しくないですか?しかし、それにしても、本書↓の表紙にある…

【相対性理論と量子論】一粒で二度美味しい本。光速で動くと、鏡の反射が遅れ自分の顔は見られない?!アインシュタイン少年の夢再び。

こんにちは、カタツムリ系です 佐藤勝彦博士という、宇宙物理とか相対性理論では、かなりの大御所がいらして、例えば、雑誌Newtonあたりの監修も手掛けられることもあります。 ただ、いまだに最前線で活躍されているせいか、時間不足気味で、最近は、口述➕推…

【宇宙誕生以前へ③】無から生まれ、再生し続ける宇宙。暗黒で空っぽな、その二兆年後💦宇宙一生のマジカルミステリーツアー😉

こんにちは、カタツムリ系です 大急ぎの宇宙の一生ツアー。そして、ぎゅっと詰まった解説。ベストセラーになるわけですそして、サイエンスに真摯であれば真摯であるほど、熱くなり、炎上も増えたよう。疲れる毎日でしょうが、本書↓の筆者、ローレンス・クラ…

【エンド・オブ・ホワイトハウス】米国本土で北朝鮮テロの嵐。核発射アルゴリズム強奪。大統領護衛官崩れでツンデレ中年男の乏しい勝算💦

こんにちは、カタツムリ系です なんとタイトルが、ホワイトハウスの終わり!! かなり精密に描かれたテロです。おそらくは、アメリカでは、真剣にアメリカ本土でのテロが恐怖され、真剣に精密なシミュレーションが繰り返されているに違いありません そんな緊…

【観測的宇宙論への招待】最寄りの銀河が凄いスピードで遠ざかる。宇宙の膨張が加速していく。ダークエネルギーが導く宇宙のゆくえ。

こんにちは、カタツムリ系です 望遠鏡含め、テクノロジーの発達が可能とした分野「観測的宇宙論」。アインシュタインが、ペンと紙とパイプで、書斎で思考実験したような牧歌的な時代は、ほぼ完全に終わったようです。科学者のみなさんは、書斎でパイプを燻ら…

【惑星の話①】個性しかない💦太陽系惑星群。気候が激烈な金星には時速360キロの暴風「スーパー・ローテーション」。そして逆向きの自転💦

こんにちは、カタツムリ系です 結構前ですが、冥王星が太陽系から外されましたよね。未だにホットな事件↓ 冥王星は自分から太陽系に入れてくれと頼んだわけではないでしょうから、人間のほうで勝手に分類しているにせよ、あまりに突然な話。それにしても太陽…