こんにちは、カタツムリ系です🐌
なんか、中学高校あたりの国語の教科書にでてくる、詩のような本書↓のタイトルですね💦しかし、実は、サブ・タイトルに「壮大なスケールの地球進化史」とある通り、地質学とか惑星科学系のトピックです。そして、たしかに地球の代表はなにかと聞かれれば、空でも、地面でも、動物でも、植物でもなく、「海」🐳を挙げてしまいそうなくらい、存在感の大きなもの。
出典はアマゾンさん。
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【目次】
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地球カレンダー
はい。耳にしたことあります。まず、46億年という気の遠くなるような地球史を、一年に置き換えます。そんなふうに、長い長い海の進化史を感覚的に捉えるのが目的です。
地球の始まりは「一月一日」、現在は「十二月三十一日」です。
どんな感じかと言いますと
P-16
地球カレンダーでいまから「一秒前」は、日本では江戸時代の末期、徳川幕府十五代将軍慶喜が政権を朝廷に奉還した「大政奉還」の頃に当たります。
んー。慣れが必要なのかもしれません💦
年代を調べる方法のおさらい
P-27
放射年代測定法
だそうです。
放射年代測定(ホウシャネンダイソクテイ)とは - コトバンク
よく耳にする「半減期」とは別物かと思いましたが、どうも同じもののようです。とはいえ、半減期のことも、そんなには、よく分かっていません💦
「半減期」という性質は利用しつつ
- 動植物の遺体や考古学試料などなケース→炭素
- 岩石・鉱物のケース→ウラン
を使うようです。
地球に関する話なので、ウランを使う機会があれ多いようですが、その流れをちょっとおさらい。半減期というくらいなので、どの数値が半分くらいになるかがポイント。
P-27
「238」→「206」?あれ、半分になっていませんが💦
P-27
そこに至るまでの変化は、周辺の温度や圧力などとは関係なく、常に一定の速度で進行していきます。つまり、絶対的な時間の癪だとして使えるのです。1グラムのウランの半分の0.5グラムが鉛になるには、45億年かかります。
なるほど。ウランの質量の「半分」が、どのくらいの時間で、最終形に変化するかということなのですね。これが「半減期」という時間の定義のようです。ちなみに、ウランがよく使われるのは、半減期が地球の年齢と同じくらいだからでしょうね。
やっとできた、海も大気も陸も崩壊の危機@1月12日
P-39
月の成因を説明する新説として「ジャイアント・インパクト説」(中略)地球が出来て間もない頃に、火星くらいの大きさの星(火星の直系は地球のほぼ半分)が、地球に衝突(中略)衝突のスピードは時速10万km
なかなか凄い話。月は、地球にぶつかってきた彗星が、地球の一部をもぎ取り、自らもバラバラになった名残なのですね。しかも、時速10万km。アインシュタインのE=mc2という式で計算すると、恐ろしいくらいのエネルギー💦
さらに、このジャイアント・インパクト絶滅はもろもろ副産物あり、地球の自転軸が約23.4度傾いていることも説明できるのだとか。
しかし、
P-39
地球滅亡の危機
ではあったらしく、さらには、誕生したばかりの月は地球から約2万km(今は38万km)なので、かなりおおきな潮汐作用あり、
P-41
おそらくは大津波のような波が、毎日2回、海岸へ押し寄せていたはずです。
しかし、そんな荒々しいイベントだけでなく
P-41
この潮汐には、海水をよくかき混ぜて、海水の成分を均質にする役割があったものと思われます。それはのちの生命の誕生にも、大きな影響を与えていたかもしれません
海は地球史に大きく影響するとはいえ
なかなか、海の話になりません💦
また、次回。
#海はどうしてできたのか