邦画
こんにちは、カタツムリ系です 本シリーズの最終作である第12作目。ポップな面は後退し、その代わり、オカルトとおどろおだろしさが、高濃度に凝縮された、眠狂四郎ならではの、濃い内容になっています。 前回の記事↓ 【目次】 おすすめポイント ①オープニ…
こんにちは、カタツムリ系です 言わずと知れたジブリ作品。 一方、「くれないのぶた」という、語感的には、そんなにぱっとしない、この作品。 ジブリさんらしくない?!、如何にも狙った感のある、このタイトル。 とはいえ、私の中では、ジブリ作品中ナンバ…
こんにちは、カタツムリ系です。 もともと、このシリーズは、オカルト・テイストの強い作品。主人公の眠狂四郎は非情で、手向かう敵にはすぐ刀をふるいます。しかし、いつにも増して、死の匂いの濃い本作。もう、本シリーズ11作目。円熟の演出。 【目次】 お…
こんにちは、カタツムリ系です 「女地獄」。 なんというタイトルでしょう最近はあまり耳にしませんが「犯罪の陰に女あり」とか、後ろに引っ込んでいるように見えて、実は鍵を握っているのは女性という見方。しかし、眠狂四郎はもともと 地獄のような格段の剣…
こんにちは、カタツムリ系です 「魔性」という言葉。本シリーズに、本当に馴染むテイスト。以前にも「魔性剣」という作品ありました↓ 本シリーズの骨太いところは、いつもストーリーに縦糸と横糸を用意している、重層的な作品の作り、という印象が強いです。…
こんにちは、カタツムリ系です 新海誠監督の前作「君の名は」が、あまりに傑作だったせいか、イマイチ盛り上がりに欠ける感もなくはない「天気の子」。 しかし、忠誠心に富むムーチューブ は飽くまで「天気の子」推しのようです。 しかも、つい最近も天気の…
こんにちは、カタツムリ系です 終戦日。黙祷。 暑い夏に、火器を捨て、負け戦に決着をつけようとする、熱い人たち。信念とか、愛国心とか、たしかに実在するものなのだな、と思い出させてくれる作品ですね。 なお、第二次世界大戦を題材に、良心的な軍人を描…
こんにちは、カタツムリ系です 江戸末期を舞台にした本シリーズ。眠狂四郎が狂っているのか、世間がどうかしているのか、勢力争いも、オカルトも、剣術も、非情さも、たまに見え隠れする人情も、まるでカオス 当時のお年寄りも、きっと「昔は良かった」と嘆…
こんにちは、カタツムリ系です 金田一耕助シリーズは大好物です。特に、古谷一行さんもの‼️古谷一行さんがベテランになられてからも同シリーズは面白いのですが、やはり、原液の果汁100%ジュースのような味わいは初期のものに限ります。それで、「八つ墓村」…
こんにちは、カタツムリ系です。 本シリーズの4作目。オカルト系ディープさを、益々深めていきます。菊姫という将軍の娘ながら、とにかくカオスなセレブと、眠狂四郎という暗い過去をもつ、とにかくカオスな輩(ヤカラ)の争いの始まり。 セレブ 暗い過去 デ…
こんにちは、カタツムリ系です 有名な俳優さん達が、再三挑まれてきた、この魅力的なキャラクター、眠狂四郎。Gacktさんも、舞台で挑戦されています。 とは言え、なんだかんだ言って、市川雷蔵版「眠狂四郎」が、個人的には、秀逸度ナンバーワン。作品を経て…
こんにちは、カタツムリ系です そんなにゲームは得意ではありません。しかし、たまにゲームのカタログなんかをつらつら見る機会もあります。その都度、バトルロワイヤル系の、ゲームとしてと言いますか、エンターテイメントとしての洗練度と言いますか、凄い…
こんにちは、カタツムリ系です 今回は、月刊ムーさんの、リアル社会におけるビジネスセンスにも触れつつ、「地磁気の逆転」というテーマの壮大さも加えた上、三上編集長のサイエンス・モンスターぶりも味わえます。一粒で何度も美味しい、お利口さんな回とな…
こんにちは、カタツムリ系です 伝説の映画監督「小津安二郎ワールド」が、また、広く受け入れられるようになればなぁ、とほのかに願っていますそれで、今回は作品ではなく、どちらかと言えば、監督さんにフォーカスしています。 【目次】 小津安二郎監督とは…
こんにちは、カタツムリ系です 眠狂四郎の生きる時代は、天保の改革で知られる老中・水野忠邦の時代と被ります。 新撰組と眠狂四郎 水野忠邦の没後12年ほどして、新撰組は創設されます。眠狂四郎の破天荒な生き方だと、そこまで長生きできなかったかもしれま…
こんにちは、カタツムリ系です 祖国日本は、益々、戦争に飲み込まれていきます。まさに開戦前夜 至る所で緊張感が充満し、スパイ・椎名次郎の任務も厳しさを増します。 前作では、体当たりの諜報活動から、情報戦への変化がありました。この作品では、個人戦…
こんにちは、カタツムリ系です この作品はシリーズ全12作ある内の、第一作目です。 そのせいか、市川雷蔵さん演じる眠狂四郎も若々しく、そして、よく軽口もよく飛び出します。ニヒルでシニカルで、ちょっとホラーな雰囲気が眠狂四郎のはず。ちょっと調子…
こんにちは、カタツムリ系です 日本スパイ、椎名次郎の獅子奮迅の活躍にもかかわらず、戦局は一層、悪化の途を辿ります。 しかも、敵国も、より大物を日本との情報戦のために、ぶつけてきます。 前作まで、体当たり的な立ち回りも多かった、このシリーズ。し…
こんにちは、カタツムリ系です いつものオカルトテイストが随分緩和されて、なんと、歴史的事件に取材しています。そのせいか、このシリーズにしては、真面目な作りになっています。もっとも、だからつまらなくなった、などということはなく、エッセンスがギ…
こんにちは、カタツムリ系です いよいよ、第二次世界大戦前の、もっとも危険な国際政治のまっただ中に、否応無しに、放り込まれるスパイ・椎名次郎。 そう、舞台は日本を出ます。 まさに、国際スパイ活動に突入します!! しかも、泥沼の戦争と言われた日中…
こんにちは、カタツムリ系です 前回投稿の本シリーズの第1作は、若干、暗いムードが支配がちでした。。。 katatsumurikei.hatenablog.com しかし、この第2作目から、製作陣がエンターテイメント性に突然目覚めたかのような出来栄え!! この作品からは、昔…
こんにちは、カタツムリ系です タイトルの、陸軍中野学校。耳慣れないし、なんだか、暗い雰囲気が伝わります。 陸軍中野学校とは、戦前の、日本のスパイ養成学校のことです。実在したとか。 陸軍中野学校(リクグンナカノガッコウ)とは - コトバンク 暗さゆえ…
こんにちは、カタツムリ系です 最初は、やたらと古臭い、過剰な義理と人情を強調した、冴えない映画の印象が強かったものでした。 しかし、なんとも言えない哀愁(ペーソスという言葉もあるそうです)と、抑えがよくきいたコミカルなテイストが、いいんですね…
こんにちは、カタツムリ系です 「眠狂四郎」ネムリキョウシロウという名前、お聞きになったことありますか?ちなみに「炎情」は、そのままエンジョウと読むそうです。 いわゆる時代劇で、その主人公の剣士。そういえば、2011年にガクトさんが、舞台でやって…
こんにちは、カタツムリ系です 昭和、そして、大人アニメの大傑作。みなさん、よくご存知のはず。今さら、私がどうのこうの言っても始まらない気もしますが、かのモンキー・パンチ先生がご逝去されたとのニュースに接し、なんだか、改めてルパン三世作品に触…
こんにちは、カタツムリ系です これも原作ありき。しかも作者は森村誠一さんという推理小説界の大御所。 人間の証明 (角川文庫) 作者: 森村誠一 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2015/02/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る …
こんにちは、カタツムリ系です なかなか、濃い映画です。。。。 【目次】 おすすめポイント 作品紹介 静かで上品で懐かしい東京の再現 静かな東京とは打って変わって、強烈な嶋田久作さんの顔面 嶋田さんの顔面を、さらに盛り上げる和製オカルト 静かだった…
こんにちは、カタツムリ系です 「じゃりン子」というのは「ガキンチョ」 くらいのニュアンスです。 念のため。 【目次】 由緒正しい大阪女! 作品紹介 汚そうな店構えが食欲をそそる 女は愛嬌、男は度胸 ちゃんと泣けるところも用意してあります 由緒正しい…