カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【じゃリン子チエ】大阪女バズーカ砲 女は愛嬌!

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

「じゃりン子」というのは「ガキンチョ」

くらいのニュアンスです。

 

念のため。

 

【目次】

 

 

由緒正しい大阪女!

 

主人公のチエちゃんは小学校五年生 

くらい。

 

言ってしまえば、ガラも悪いし

口も汚い。その代わり、愛嬌と

正義感は満載。

 

由緒正しい、大阪女!

 

私があまりパワフルでないせいか

こういうチエちゃんのような生活力

溢れる女の子に会うと、どうも

圧倒されます。

 

もし、小学校あたりで、同じクラスに

いたら、

 

ちゃんとしぃーや!

 

とか

 

しっかりせんかいな!

 

と、お尻を叩かれていたことでしょう。

 

ストックホルム症候群とは、また、

違うでしょうが、怒られれば怒られるほど

そんな彼女をかなりリスペクトして

いたことでしょう。 

 

ストックホルム症候群(ストックホルムショウコウグン)とは - コトバンク

 

あ、たんなるエムなのかも💦

 

作品紹介

 

そんなストーリーらしいストーリーは

ありません。

 

チエちゃんと、無職でバクチとケンカ

好きな父親テツと正反対に物静かな

母親よし子の一家が中心。

 

そんな一家をとりまく、でも

ちょいとガラの悪い方のエリアで

すったもんだする話。

 

じゃりン子チエ 劇場版

じゃりン子チエ 劇場版

 

 

汚そうな店構えが食欲をそそる

 

チエちゃんの家は、ホルモン屋さん。

 

チエちゃんがこまめに掃除している

とはいえ、あんまり清潔感を感じさせない

店構え。

 

客層もなかなか悪いし。。。

 

昨今、店舗の清潔感は、そのまま、味の

美味しさにつながること多いと思います。

 

要は、仕事に対する真摯さとか、お客様 

への配慮とかの観点で。

 

でもでも。

 

大阪は、今でも、ちょいと小汚いほうが

そして、狭っ苦しいほうが、美味しかったり

するのです。

 

もちろん、そういうお店は、店舗設計

なんかは適当です。

 

たとえば、ただでさえ狭いのに、鉄板

プレートの大きさにスペースをとられたり

します。そんな店では、壁にへばりつく

ように移動しないとトイレに行けなかったり

(お笑い芸人ケンコバさんが、かなり昔に

言ってました)。

 

ちなみに、ホルモンは、ほおるもん

(放るもの=捨てるもの)というのが語源

ではなく、きっちり、学問的にも

「ホルモン」というカテゴリーがある

ようです。

 

ホルモン - 語源由来辞典

 

女は愛嬌、男は度胸

 

なかなかガラの悪いエリアなので、

そこでの生活はある種、サバイバル。

 

理屈の通用しない人も多々。

 

そんな中、女は愛嬌で、その場を乗り切り

男は度胸でぶつかっていきます。

 

女は愛嬌、男は度胸という言葉は、

男女それぞれの長所を指したものだと

思ってました。

 

それは誤解で、もっと緊張感の

高い環境での、世間の渡り方の

セオリーのようですね。

 

 

ちゃんと泣けるところも用意してあります

 

なんと作文コンクールで、チエちゃんが

金賞を。みんなの前で、作文を朗読

することに。

 

えらいこっちゃ。

 

テーマは父親。

 

なんとチエちゃんはフィクションを

書いてしまいます

 

ホルモン屋は、チエちゃんが切り盛り

していて、父親のテツはふらふら

遊んでいるだけ。

 

でも作文の内容は、いつか父親にホルモン

の焼き方を教えてもらって、父親と

一緒に働きたい。いつも、煙がモクモク、

音がジュージューなっている

ホルモン屋は大好きだというもの。

 

これには、テツもしんみり。

 

ちゃんと泣かせます。代金分はきちんと

楽しませます、的な。(あれっ、これは

テレビシリーズか?!)

 

 

また、次回。

 

#じゃりン子チエ

#大阪

#ドヤ街

#ホルモン屋