こんにちは、カタツムリ系です。
かつて、ジェームズ・ボンドは人間離れしたスーパーマン。彼の過去なんて無かったかのような扱い。
ダニエル・クレイグ以前の007シリーズで、まれに結婚したことがあったり、そんな奥さんも既に鬼籍に入っていることが示唆されたりくらいでしょうか。
「鬼籍に入る」の意味とは?「鬼籍」の使い方と語源を解説!|語彙力.com
ところが、今回は、彼の過去に、大胆に切り込みます。
おすすめポイント
①ダウンするボンド
→ターゲットを追い詰め、列車の屋根で格闘
するボンド。
そのターゲットを流すわけにはいかない
ことから、ボンドに当たることを覚悟の上
射撃命令を。
案の定、外れてボンドに命中。
ボンドはダウン。
こんなに露骨にダウンするボンドは初見💦
②生き延びるボンド
→人間臭さで売る、新生ボンド!
しかし、やっぱり、運と体力は超人並み。
生き延びて、見知らぬところで、隠遁生活
を。
なんだかんだ言ってワーカホリックな彼。
MI6が襲撃されたとなると、使命感に背中を
押され、すぐさま、ロンドンに現れます。
ボンドには、生きるとは、ただ、生きると
いうことではないらしい。哲学者のよう。
③ガタがきているボンド
→MI6復帰のテストでヒィヒィ言いわずとは
いられないボンド。
体力的にも衰えが明らかで、作品中の会話
でも、はっきり言及されます。
いくら人間臭いことで人気を挙げた
新ボンド。
しかし、寄る年波に負けるボンドなんて、
さすがにファンも減るのでは?と作り手側
もヒヤヒヤだったのでは?!
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦
作品紹介
作戦遂行中に撃たれて死亡扱いされるボンド。情報漏洩の責めからリタイアを要求される、ボンドの上司M。
さらには、MI6自体が襲撃される。
敵は元・MI6の優秀な工作員で、任務遂行中のMのむごい仕打ちに、復讐を企んでいるもの。
そんな敵はMI6まで襲撃する手強さ。ボンドは一計をめぐらし、自身の故郷に敵を誘い込み、最後の戦いに挑む。
出典はアマゾンさん。
自分の過去を探られることへの過剰な反応
MI6復帰テスト中のポリグラフテストで、スカイフォールという言葉に激しく反応し、席を立ちます。
ボンド・シリーズの中で、亡くなった奥さんのことに触れられた時(先輩ボンド)以上に、感情的に反応。
他人のことを信じていない人間が、隠し事を探られたら慌てるのは当然ですが、そこをマインドコントロールしてのスパイ。
ボンドは、スパイとしての、崖っぷちにいるのかも。
新「Q」のモデル感
MI6の、若くスリムな兵器開発責任者が現れます。かつては、やや、ヨボヨボのおじいさんだっとのと比べると、かなりのイメチェン。
しかもモデルさんのよう。
頑固なジジイ感を一人で引き受けていたQの、華麗な変身。作品の、オシャレ度はうなぎのぼり💦
新「M」の豪華な執務部屋
スカイフォールの戦いで傷ついたM(ジュディ・デンチ)に代わり、新しいM登場。
はじめての女性Mはデジタルにも強く、会議もガラス張りの部屋で、スタンディングで行うシーンも再三。新しい管理職像が見られました。
新しいMは、男性で、しかも革張りの、荘厳な内装の執務室。
ザ・権力、という感じ。
Mはお友達というより、多少なりとも権力の手先感あったほうが、ボンドとの緊張感がでて、作品がギュッと引き締まるのでは!と期待しています。
#スカイ・ファール