カタツムリ系@エンタメ・レビュー

映画・動画・本の印象を友人に語りかけるように書きためてます。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。

【シャーロック ピンク色の研究】名探偵は高機能社会不適合者@ロンドン。戦争で病んだワトソンのPTSDのリアリティ。連続自殺という逆説。

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

オリジナルのシャーロック・ホームズは、コナンドイルという作家による小説の主人公。

出典はアマゾンさん。

19世紀から20世紀にかけての、大都市ロンドンで活躍する、山高帽を被り、大きなマントをまとう紳士。顧客にはヨーロッパの伝統的な国の王様まで登場します。

同じロンドンが活躍の舞台としても、そんな時代がかった服装や物言いはできないでしょう。どんな風に現代風にアレンジされているか関心ありました。さらに、英国のNHKであるBBC制作なので、キリッとしたドラマを期待していました。結論から言えば、大当たり。全部観ました😊

ちなみに、この作品のオリジナルタイトルは、ピンクでなく「緋色(ヒイロ)の研究」。

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【目次】

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おすすめポイント

①ワトソンの帰還兵ゆえの哀愁とPTSD

    →ドラマのオープニングが戦場のシーン。そして、セラピストとの空虚なやりとりや、一人部屋でうずくまるワトソンの演技が光ります。見応えあります。

②シャーロックと真犯人との心理戦。やや狂ってしまったのではと疑うほど迫真

    →賢い真犯人。謎解きをエサに、シャーロックにロシアンルーレット的自殺ゲームを強いる交渉を。死をギャンブルのように迫る真犯人もクレイジーであり、そんな交渉にもうすぐでのってしまいそうなシャーロックもクレイジー

③ロンドン警察の常識人、サリー・ドノヴァン巡査部長のいい感じのウザさ

    → しっかりしているが、やや皮肉っぽい女性。シャーロックを変人と呼び、報酬も出ないのに殺人事件を手伝うシャーロックはやがて彼自身が犯罪者になるだろうと、ワトソンに予言。言ってることは全て正論だし、みんなシャーロックにタジタジなので、いいアクセントに。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

ロンドンで起こる「連続」自殺。事件が起こるシチュエーションにはかなりの関連性がある一方、被害者間には、まるで関連性がない。

警察で手に負えない難事件に発展し、シャーロックに依頼が。シャーロックは、新しい同居人であり、仕事のパートナーたるワトソン医師を得て、事件解決にあたる。真犯人に迫るシャーロックだが、シャーロックにも命の危険が。

出典はアマゾンさん。

 

戦場を再び求めるワトソン

戦争の後遺症で、主に精神的な理由で足に不自由さを余儀なくされるワトソン。しかし、どうやら、彼は戦場を恐れているのではなく、戦場を求めているよう。真犯人と相対するシャーロックを救うべく、戦士然とした行動を貫きます。

ちなみに、このワトソン役のマーティン・フリーマンさん。ここでは神経質そうな振る舞いに終始していますが、よく見ると優しい顔立ち。ヒュー・グラント主演の(ラブ・アクチュアリー」では、とっても、とっても優しい役柄でした。合ってました。

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出典はアマゾンさん。

 

連続する自殺というパラドックス

「連続殺人」なら、犯人に共通性があります。しかし、「自殺」が「連続」するなんて、不可解な事件。こんな逆説的なオープニングを演出する本作。ウィットが効いています😊

 

シャーロックの推理は近似値

人の指先や皮膚などの細かい観察を通して、高度な推理を実現するシャーロック。しかし、ワトソンに対して行った推理では、兄と姉とを取り違えました。悔しそうでしたが、自分に厳しいはずの彼も、近似値なら許せそうな勢い。このアバウトさは、微笑ましいですが、ちょっと気が抜けます💦

 

家族ながら、権力の中枢にいる宿敵たる、兄貴マイクロフト・ホームズの登場

ワトソンの前に、もったいぶったやり方で登場するマイクロフト。如何にもな「権力臭」。権力が人間の形をとると、彼になるかと思われるほどのハマりよう。シャーロックは無関心だが、マイクロフトはシャーロックにご執心。そんなシャーロックはマイクロフトのことを「宿敵」のように思っているらしい。

マイクロフト役のマーク・ゲイティスも、ヒュー・グラント主演の「ノッティングヒルの恋人」で、愛妻家を好演。

出典はアマゾンさん。

 

最後に

満足です。面白い作品に仕上がってましたね😊

 

また、次回。

 

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