こんにちは、カタツムリ系です🐌
最近(以前から?)海外ドラマのリメイクが盛んですが、ついに、シャーロックも😊
ディーン・フジオカさんだとカッコ良すぎる気もしますが、どうなんでしょう。
今回取り上げるのは、イギリス本家のテレビシリーズで、そのセカンド・シーズンの最初の作品。これこそ、シャーロックホームズの短編の第1作「ボヘミアの醜聞」という原作のドラマ化。
- 作者: コナンドイル,Arthur Conan Doyle,延原謙
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1953/04/02
- メディア: 文庫
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出典はアマゾンさん。
その格調の高さとストーリー展開のうまさに、シャーロックホームズものの中でも、赤い髪連盟とともに大好きです。
前回の記事↓
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【目次】
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おすすめポイント
①英国でもっとも強大な一族とのパワーゲームをする女性
→手強い女。アイリーン・アドラーという女
性の出現。英国王室にとって不名誉な写真
をつかんだ彼女は、その写真の存在を知ら
せるだけで、お金も要求しなければ、無理
も言わない。シャーロックのオキニなのも
頷ける😊
②シャーロックの兄マイクロフトは、英国王室にも顔がきく
→英国政府のお偉方だから当たり前ですが
当然のようにバッキンガム宮殿に登場する
彼は、まさに歩く権力。
③パキスタンのシャーロック
→最強の女性アイリーンはパキスタンでテロ
リストに捕らえられ、処刑寸前。しかし、
シャーロックがテロリストグループの中に
入り込み、彼女を助けることに。 緻密で
丁寧なストーリー展開が魅力のシリーズ。
急に、なんでもありになってます💦
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦
作品紹介
ロンドン警察のレストレイド警部からの依頼で、デュッセルドルフ行きのフライトの搭乗手続きを終えたはずの男の死体がロンドンで発見されたもの。なお、その、彼が乗るはずだったフライトは爆弾テロで墜落していた。
同時に英国王室に関わるスキャンダルを解決するため、ワトソンとともに、バッキンガム宮殿にヘリで招待されるシャーロック。スキャンダルのネタとなる写真を保有するのは、アイリーン・アドラーという政治スキャンダルにも名を連ねる女性であることを知る。
アイリーンから写真を奪い返すべく立ち回るシャーロックは、彼女の聡明さを理解する。そして、政府による対テロ作戦が、アイリーンがモリアーティにもたらした情報で、失敗に終わる。爆弾テロを受けたフライトに搭乗予定だった男性の死、アイリーンのもつ写真、モリアーティの企み、政府の対テロ作戦は、だんだんと一つに収斂していきます。
出典はアマゾンさん。
アイリーンは二度死ぬ
賢く美しい。そして強い。シャーロックとも、互角に向き合える。頭脳的にも身体的にも。バッキンガム宮殿にも、警察にも、仲間がいるビジネスパーソン。そんな彼女が死んだとの通報を受け、シャーロックは遺体を確認。しかし、すぐ復活する彼女。彼女は二度死ぬ運命。
名が明かされない高名な依頼人
バッキンガム宮殿で事件の依頼があった際、シャーロックが依頼人の名前を聞いても、決して名前は明かされない。なんとはなく、場所もバッキンガム宮殿で、政府高官の登場。誰が依頼人かは、そこそこ類推できそうですが、口は堅い。バレバレでも口にしないというのは、高貴な方の作法なのでしょうか。
政府の陰謀?!間に合わなかった遺体💦未完の対テロ作戦「死者のフライト」
英国王室からの依頼と並行的に手掛けていた事件から明るみにでた、マイクロフトを含む英国政府の秘密裏の作戦。航空機テロ攻撃の予定を知ったものの、政府としては意図的に、テロリストにそのまま攻撃させることに。そして、人命の被害が出ないよう、そのフライトに遺体を乗せるという、エグい作戦。
そして、その作戦のほころびは、予定通りに届かない遺体が存在したこと。
モリアーティ再び
死者のフライトの情報は、きちんとアイリーンからモリアーティに伝えられます。アイリーンもまたモリアーティの指示を受ける存在でした。
最後に
強烈で魅力的なモリアーティとアイリーン。今後、なんだとなくお目にかからそう。しかし、今回の政府の対テロ作戦は、フィクションだと分かっていても、後味が悪い💦
また、次回。
#シャーロック
#ベルグラービアの醜聞
#バッキンガム宮殿
#英国王室