カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【シャーロック 大いなるゲーム】サイコパスの化身、天才モリアーティ降臨。USB格納の最高軍事機密。狂ったライバル達の最初のお別れ。

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

ファースト・シーズンの最終話。宿敵・モリアーティの登場。シャーロックの宿敵なのに、随分早い登場ですね💦全然、もったいぶらないのですね💦

でも、コナンドイルによる原作「シャーロック・ホームズの冒険」↓の第2話「赤髪連盟」という、シャーロックホームズのシリーズでは、かなり初期の段階で、既にモリアーティの関与の疑っているホームズ・フリークもいるようなので、ある意味、原作に忠実なのかもしれません。

出典はアマゾンさん。

ちなみに、原作では、モリアーティは大学教授。本作ではプロの犯罪者です。

この最終話の直前のエピソード↓

————————————————————————

【目次】

————————————————————————

 

おすすめポイント

①ペーパーナイフで手紙を開封する、オールド英国風の優雅さ

    →早口で落ち着きがなく、いつも目はキョロキョロ。彼を楽しませる事件がないと、平和なロンドンに噛み付くシャーロック。しかし、手紙を開封するときは、優雅にペーパーナイフで。このギャップ、嫌いじゃないありません💦

PENCO レターオープナー(ペンコ)【ブラック】 DZ022 BK
 

出典はアマゾンさん。

②地動説を知らないシャーロック

    →これだけ実績をあげても、地動説を知らないことで嗤われるシャーロック。彼曰く、必要ないと。わたしも、月刊ムー・ムーチューブ ファンでなければ、ほぼ同じ意見💦

ムー 2019年 08 月号 [雑誌]

ムー 2019年 08 月号 [雑誌]

 

出典はアマゾンさん。

③モリアーティから届く、サディスティックな挑戦状。事件は五つ起こる。

    →女性に爆弾で巻きつけ、モリアーティが用意したシャーロックとの想定問答集を電話を通じて話させ、そして、謎解きの挑戦をけしかける。サディスティックでサイコパスなモリアーティの自己紹介の序章。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介 

平和なロンドンを愚痴るシャーロック。あまり関係のよくない兄マイクロフトは政府関係者だが、彼から仕事の依頼が。 

それはイギリス諜報部MI6が管理するミサイル設計書が奪われた事件。いけすかない兄からの依頼ゆえ一旦断るものの、いつのまにか事件の渦中に。

その機密情報を餌に大犯罪者モリアーティをおびき寄せようと画策するが、モリアーティも知る意外な人物。そしてワトソンが彼の術中にはまり、身体中に巻きつけられた爆弾に、ギリギリの選択を迫られることに。

出典はアマゾンさん。

 

宿敵モリアーティを呼び寄せるのは、なんということもないプール。変にショーアップしない、抑制の効いた演出は個人的に好みです😊

夜の、なんていうこともない。プール。水音や光がなんらかの効果をあげるわけでもなく、ただプール。ただし、

  • サイコパスな職業的犯罪と↓
  • 高機能社会不適合的探偵が↓
  • 国家機密を巡って↓
  • 命のやり取りをする場所

としては、夜のプールは、なんだか「非日常的」な効果は得られているかも。もっとも、シーズンを重ねると、それなりに贅沢な住宅もロケ地になっているので、単に予算不足だったのかもしれません!?

 

複数の事件は有り余る無為な時間を愚痴るシャーロックから、最高軍事機密事件に目を向けさせないため

とにかく、モリアーティとシャーロックの言うことは、いちいち賢い。伏線に次ぐ伏線をいつのまにか喜んでいる二人。サイコパス

 

爆弾を巻きつけられたワトソンの胸には、ライフルの赤いビーム

とはいえ、そんな会話のやり取りをしている間中、ワトソンには身体の自由はありません。設定は劇的ですが、ワトソンを見ていると、あまり切実な感じがしないのは不思議。ワトソン役のマーティン・フリーマンさんはグジグジ悩んだり、あれこれ戸惑ったりする演技は好感持てますが、どこかで、この人は絶対不幸にならないだろうと、わたしが勝手に思い込んでいるだけかも💦

 

モリアーティの、あまりにも童顔なこと。そして、小柄。

口を大きく開けて喋ります。自分を大きく見せるため?いや、単に激情のはけ口に見えます。そして、そんな過程でよく動く、まん丸の、瞳孔の開いた、オメメ。サイコパスという歪んだ内面性と、小柄な優しそうな外見とのギャップを狙った?!よく分かりませんね。

ちなみに、この方、嫌味な官僚役で007シリーズにも出ています↓「C」役で。

 

最後に

ファースト・シーズンの3作とも面白かった。基本、このシリーズは全作記事化したいと考えています😊

 

また、次回。

 

#シャーロック

#モリアーティ

#コナンドイル

#シャーロックホームズの冒険