カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【ボーン・レガシー】もう一人のボーンの物語。極寒地での究極的身体酷使。国家的なリスク軽減のために組まれる暗殺者のポートフォリオ。

こんにちは、カタツムリ系です🐌

今回は、マット・デイモンはおやすみ。代わって、人気のジェレミー・レイナーがアーロン・クロスという、ジェイソン・ボーンに似た境遇のスパイを演じます。

アーロン・クロスの置かれた過酷な環境はジェイソン・ボーンと似たり寄ったりです。しかし、アーロン・クロス演じるジェレミー・レナーのどこかニヤケタ、優しい表情に、どこか救われた感じがします。

————————————————————————

【目次】

————————————————————————

おすすめポイント

①先にも触れましたが、主役のアーロン・クロスを演じる、ジェレミー・レナードのニヤケタ顔面

     →面白いけれど救いのない、このシリーズ。

         滅多にない救い。慈悲。

②国家の一層の無慈悲さ

     →マット・デイモン演じるジェイソン・

         ボーンの時も、やたらと、ボーンを

         襲ってました。

         ここでは毒殺や無人機攻撃など、無慈悲

         さがエスカレートしています。

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

作品紹介

ジェレミー・レナー演じるアーロン・クロスは、国家が進める「アウトカム計画」の参加者。

しかし、恐らくはジェイソン・ボーンの影響で、アウトカム計画を含む一連の秘密計画が暴かれそうになる事態に。

証拠隠滅をはかる上層部は、参加者の抹殺をあらゆる手を使うことに。

アーロン・クロスは降ってくる火の粉を払うべく、決死の対抗を続けるのでした。

ボーン・レガシー (字幕版)

ボーン・レガシー (字幕版)

 

出典はアマゾンさん。

 

もう一つの暗殺者養成計画「アウトカム」計画

たしかに株式投資でも、一つの銘柄だけに集中させるのではなく、いくつかの銘柄に分散させるべし、というのが黄金律らしい。

いわゆるポートフォリオという考え方。

ポートフォリオ(ぽーとふぉりお)とは - コトバンク

暗殺者養成計画もしかり。

ひとつの計画だけに固執し、それとプロジェクト全体を心中させるのではなく、複数の計画を同時進行させ、リスクヘッジしているのです。国家的なリスク軽減のための、殺し屋達のポートフォリオ正論ですが、その発想には、背筋凍るものがあります💦

 

過酷なトレイニング@アラスカ、が圧巻

厳寒の地で、しかも激流の水の流れに裸で身を浸し、食料の魚をとることから始まり、見てて、こちらが圧倒されそうな景色の連続。

今までのシリーズでも格闘シーンは多々ありましたが、こんな肉体を強調したケースはありませんでした💦

トム・クルーズもミッション・インポッシブルのシリーズの冒頭で、あっと驚くアドベンチャーを披露しています。

その中でも、パート2のロッククライミングを想起させます。かなりの高い場所で、山を背にして、両手だけで、身体を支えるシーンあります。クレイジーさにおいて、通じるものあります💦

M:I-2(吹替版)

M:I-2(吹替版)

 

出典はアマゾンさん。

 

遺伝子レベルまでコントロールするという発想

ドーピングなんかと同じ発想なのでしょうが、習慣的な錠剤の摂取で、工作員の、卓越した頭脳および身体能力を開発しています。

ドーピングとは - コトバンク

問題は副作用として、時折起こる心的異常状態。しかも、遺伝子まで入り込み、それが定着させてしまうという設定。

そんな行為は神の領域を侵すことだ、という議論も耳にしたことがあります。神の領域は、すでに侵食されているよう。テクノロジーには人間は何度も助けられてきたのでしょうが、引きずられるのは、怖いですね。かつての、第二次世界大戦前後の、原爆とか水爆のように。

水爆(すいばく)とは - コトバンク

 

また、次回。

 

#ボーン・レガシー

#ジェイソン・ボーン

#ジェレミー・レナー

#CIA

#スパイ