カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【相対性理論の一世紀】レジェンドの黒歴史と栄光

こんにちは、カタツムリ系です🐌

もともとは月刊ムーから始まって、そのユーチューブ上の番組「ムーチューブ 」を楽しんだのかキッカケとして、関わり始めたトピック。いつまでも完全に理解することはなさそうですが、まぁ、奥の深いこと、深いこと💦

今回は「相対性理論の一世紀」という、ちょっと洒落たタイトルが目について、手に取りました。しかし、ちょっとした黒歴史にも触れられています。そう、どんなレジェンドにも光同様、闇はあるようです💦

今までに集めた情報だと、相対性理論はその創造者アインシュタインとともに有名ですが、扱っているのは、主に光と重力。

重力は重要な存在ながら、そのパワー自体はとても小さいので、無視しても良いケースが多いのだとか。そう、現実社会では、あんまり使い途無いんだとか。

一方、量子力学は、理論の構築に貢献した人々は、アインシュタインほど有名ではありません。しかしながら、使い途が多くて、やたらとお声がかかる、現代の花形。

そんな中で、敢えて「相対性理論の一世紀」と言い切ったところに、かえって興味が湧きました。

相対性理論の一世紀 (講談社学術文庫)

相対性理論の一世紀 (講談社学術文庫)

 

出典はアマゾンさん。

 

【目次】

  • 「相対」というが、どれくらい「相対的」なのか
  • 「全部が相対的」=「自分以外は基準にならない」というロジックは、やっぱりエッジ効いてます
  • 地上でじっとしている人の時間と比べて、動いているモノの時間はゆっくり進むらしい
  • 相対性理論アインシュタインの独壇場という神話は、マユツバ💦
  • アインシュタインに気を遣いすぎ?!
  • 最後に

 

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【眠狂四郎 殺法帖】地獄的レジェンドのルーキー時代😊

こんにちは、カタツムリ系です🐌

この作品はシリーズ全12作ある内の、第一作目です。

そのせいか、市川雷蔵さん演じる眠狂四郎も若々しく、そして、よく軽口もよく飛び出します。ニヒルでシニカルで、ちょっとホラーな雰囲気が眠狂四郎のはず。ちょっと調子狂います💦レジェンドといえども、若き日はあるようです💦そう、ルーキー時代。

ニヒルとは - コトバンク

とはいえ、このルーキー、既に大物です💦立ち振る舞いは勿論、セリフに大物感💦そして、地獄的。悪魔的。サタン的。

【目次】

  • おすすめポイント
  • 作品紹介  
  • 巾着切りの男子
  • この映画は「大映映画会社」製作
  • 眠狂四郎の英語表記
  • 名セリフ。と言うか、名調子。名リズム。
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【陸軍中野学校 密命】課長島耕作的な恋愛と仕事

こんにちは、カタツムリ系です🐌

日本スパイ、椎名次郎の獅子奮迅の活躍にもかかわらず、戦局は一層、悪化の途を辿ります。

しかも、敵国も、より大物を日本との情報戦のために、ぶつけてきます。

前作まで、体当たり的な立ち回りも多かった、このシリーズ。しかし、この作品では、知恵比べでの勝負が目立ってきます。情報戦。頭脳戦です。今の漫画家さんの高い技術なら、本作は劇画化・漫画化も十分ありです。テイストとしては、島耕作的です😊「最後の昭和的サラリーマン」の島耕作。恋愛も仕事もガツガツです💦七三分けなところも共通点💦

【目次】

  • おすすめポイント
    • ①静かで優雅な日本
    • 島耕作っぽく、なんだかんだで、色恋の力を使って、女性の力を入れて借りることに
    • ③若き、故・野際陽子さんが醸し出す、気だるいオーラが印象的
  • 作品紹介  
  • 敵を欺く時は、まず味方から
  • 英国諜報機関の極東キャップ「キャッツアイ」
  • 第二次世界大戦に突入するプロセスのリアルさ
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【ムー的巨人伝説】○進撃の巨人 ✖︎読売ジャイアンツ

こんにちは、カタツムリ系です🐌

そうそう。巨人とか小人とか、大事な大事なトピックを忘れてました。

2015年9月号ということですから、その頃は「進撃の巨人」というアニメが大ヒットしていた頃らしく、メイン・スピーカーの三上編集長によれば、確信犯的に、ムーもそんなトレンドにちゃっかり乗っかったそうです。

進撃の巨人(しんげきのきょじん)とは - コトバンク

 

失われた巨人族アトランティス文明の謎

2015年9月号#1

失われた巨人族とアトランティス文明の謎 MUTube(ムー チューブ) 2015年9月号 #1 - YouTube

巨人の謎を解明する反・進化論「創造科学」の世界

2015年10月号#2

巨人の謎を解明する反・進化論「創造科学」の世界 MUTube(ムー チューブ) 2015年10月号 #2 - YouTube

 

【目次】

  • 念のための月刊ムーとムーチューブの紹介
    • ムーチューブ 自己紹介
    • 月刊ムー
  • どれくらいの大きさの人のことを「巨人」と呼んでいる?
  • 科学的な法則は一旦認めつつ、そこから独自過ぎる解釈をするのがムー的。しかし、今回は最初からアンチ「進化論」を主張
  • 「進化論」をライバル視する「創造科学」
  • みんなみんな「ノアの洪水」のせいだと
  • 前月号では、アトランティス人自体が巨人で、ノアの方舟とは関係なく大陸沈没で絶滅した、という話でしたが。。。
  • ムーさんの愛すべき「小物(コモノ)感」・「プロレス感」のゆくえ
  • 急な方向修正

 

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【E=mc^2のからくり】北斗の拳✖︎ドラゴンボール✖︎アインシュタイン

こんにちは、カタツムリ系です🐌

我ながら、あんまり分かっていないのに、こんなに読み進むことができるのは、不思議です。最近、雑誌ムーだけでなく、雑誌Newtonも読んでいて、微妙に理解度が上がっている点は、有難い副産物。 「雰囲気で」宇宙論量子論を楽しむという、かなりユルめの楽しみ方を貫いています💦 おかげで、一方的にアインシュタインに親しみを持てるようになりました💦

なお、量子論では、よく世界観が提示され、下手すると宗教的・哲学的な色合いを帯びることもあります。その点、相対論は、あまり、そんな調子になることはありませんでした。しかし、相対論のコア中のコアの数式「E=mc^2」が登場したからでしょうか、割に濃い世界観を確認できます。でも、どこか愛嬌があって、なんだか、北斗の拳とか、ドラゴンボールの世界が思い浮かびました💦

出典はアマゾンさん。

 

【目次】

  • E=mc^2という公式のおさらい
    • <注>
    • <各項目の意味>
    • <エピソード>
  • 四つの力
  • 最後に

 

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金田一耕助【女王蜂】RPG的女王蜂争奪ゲーム。恋する男のバトルロワイヤル💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

事件を呼ぶ男、金田一耕助がまたもや、殺人事件に遭遇します。

今回は、女王蜂と呼ばれる女性を巡る物語。しかも、女王蜂という、どこか凄みのある呼び名とは裏腹に、可憐な若い女性が登場します。シリーズの回数を追うごとに、テイストが段々とポップになってます💦とは言え、「女王蜂」という、ちょっとサイコなネーミングは👍。

【目次】

  • おススメポイント
    • ①女王蜂というタイトル
    • ②昼メロ系!?のストーリー
    • 金田一耕助の魅力控えめ。
  • 作品紹介
  • ちょっとエグいし、ちょっと救われない殺人動機
  • ちょっと物悲しいハッピー?エンド
  • ドロドロした人間関係は減って、しかし、CGの技術は未発達の時代
  • 寅さん豆知識

 

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【カジノ・ロワイヤル】腕時計はオメガΩ😊。ボーイミーツガール物語😊

こんにちは、カタツムリ系です。🐌

イアン・フレミングが創造した、永遠のヒーロー、ジェームズ・ボンド。彼が、華麗な変身を遂げた、記念碑的作品。

ジェームズ・ボンドとは - コトバンク

どんな風に変わったかというと。。。

変身前)神がかっていて、喜怒哀楽を超越する

            スーパーマンの旧ボンド

変身後)愛に苦しみ、眠れない夜もある人間味

            溢れた、新ボンド

さらには、エバ・グリーン演じるヴェスパー・リンドと、ボンドの上司M(エム)など、自立性の高い女性の存在がより高まっています。そんな、キリリとした、気持ちのいい作品。

ちなみに、どうしてもボンドの左手首の腕時計には注目しています。歴代ボンドは、ロレックスなど、ダニエル・クレイグの着用するオメガ以外が多いよう。

【目次】

  • おすすめポイント
  • 作品紹介
  • マダガスカルでの、派手な、でも本格的アクション
  • ヴェスパーとボンドの、手の内の探り合いの華麗さ
  • ヴェスパーの切ない裏切り

 

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